静と動の趣味日記

以前習った押し花作品やエコクラフトバックなどを掲載。運動不足解消に始めた卓球の事や旅先の事を気ままに書いています。

トルコ旅行(2)

2011年07月12日 | 旅行

3日目
アイワルクのホテルから、バスで3時間30分かかる、エフェソス遺跡を目指して出発しました。
途中、イズミールという街があり、山裾から山の上の方まで、家また家で埋め尽くされていて、びっくりしました。

山の上まで家がびっしり!

また、トルコは大理石の産地で移動中、切り出している所が何ヵ所もありました。

ある山の上に見張り台の城壁があり、何故、こんな所にと思っていましたら、昔、山と山の間はエーゲ海だったので、敵の船などが入って来るのを防ぐ為だったという事でした。(納得、納得)

エフェソス遺跡の近くに、アルテミス神殿の跡がありました。
とても大きな遺跡かと思っていましたら(かつては大規模なものだったそう)残念な事に、大理石などは昔、他のモスクや教会などを立てる為に持って行かれてしまったそうで、今はいくつかの柱の台座や割れた大理石を積んで復元した柱が1本あるだけでした。

アルテミス神殿跡
遠くに聖ヨハネ教会イサベイジャミィ(モスク)が見える

昼食はシシケバブ(串にさした物という意味)牛肉を串に刺し、ヒツジの脂肉で焼いたもので、ヒツジ肉の独特の香りがありました。


シシケバブ

レストランから数分で、エフェソス遺跡に到着


エフェソス遺跡は、今から約3000年前という事で、トロイ遺跡よりは新しいので、トロイ遺跡やアルテミス神殿跡とは比べものにならないくらい多くの遺跡が残っていました。

とても広大な面積の中に、音楽堂、図書館、大劇場、公衆トイレ、浴場などが大理石で出来ていました。


音楽堂
約1400人収容できる小劇場で代表者会議やコンサートをしたそう


勝利の女神・ニケ
ヘラクレスの門のアーチとして飾られて、スポーツメーカー「ナイキ(NIKE)」の名前の由来にもなっているそうです。
よく見るとナイキのマークがどこかに!


ハドリアヌス神殿

手前のアーチには運命の女神ティケ、奥の門には手を広げたメドゥーサ(髪の毛がへび)が彫られています。
怖いイメージのメドゥーサですが、魔の視線から守ってくれる神様だそうです。


公衆トイレの跡

仕切りがない大理石のトイレですが、女性は長いスカートだったので、裾をたくしあげ、それで覆い隠し、隣と話をしたりして、社交の場でもあったそうです。
穴のしたには水が流れていて、水洗式、前の溝にはきれいな水が流れていて、ここで手を洗ったそうです。
中央には噴水があり、音楽も流れていて、用をたす音を消す、役目もあったようです。
こんな昔から、水洗式や消音設備があった事におどろきました。



大劇場
紀元前2世紀に建てられ、2万4000人もの人を収容できる、野外大劇場は何度か修復をしているそうで、私達が行った時も、大きなクレーンが写真の右側にありました。
ピオン山の斜面に沿って造られ、直径154m、高さ38mの半円形。


こんなに素晴らしい遺跡なのに、まだ、世界遺産には登録されていないそうです。
何年か後には登録されるでしょうと、ガイドさんが言っていました。


その他にも沢山あったので、後はスライドショーで見てくださいね。
スライドショー画面の右下のボタンをクリックすると大画面で見られますよ!


観光後、バスで3時間、190km先の宿泊地、パムッカレに向かいました。


ホテルに飾ってあった民族衣装

パムッカレは温泉地なので、このホテルにも、屋外と屋内に温泉プールがあり利用する事が出来ました。

4日目からは、また後日アップしたいと思います。
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