静と動の趣味日記

以前習った押し花作品やエコクラフトバックなどを掲載。運動不足解消に始めた卓球の事や旅先の事を気ままに書いています。

シンガポールとマレー半島列車の旅(2)

2009年07月30日 | 旅行
今日からマレーシアの観光です。

マラッカはマラッカ海峡の重要な東西貿易の拠点として500年以上繁栄して来て、いろいろな国の文化に影響を受けているそうです。
マラッカで初めての観光場所は、マレーシア最古の中国寺院・青雲亭。
このお寺は、中国南部の建築様式を取り入れ、屋根には陶磁器で出来た繊細な中国風装飾が施されていました。



青雲亭



青雲亭の綺麗な装飾


次はオランダ広場という所で、左側が「キリスト教会」右側が「旧総督邸」で現在はマラッカの歴史博物館になっていました。


オランダ広場


下の派手な飾りを付けた乗り物は「トライショー」というマレーシア風人力車で観光客を乗せて案内するそうです。
観光スポットには必ず2、3台待機していて、乗って写真だけ撮るのも有料のようでした。


トライショー(自転車タクシー)


セントポール教会跡は小高い丘の上にあり、入口の方には「フランシスコ・ザビエルの像」が建てられていました。
教会内部には当時のポルトガル人の墓石が並んでいたり、「フランシスコ・ザビエル」が一時安置された場所などがありました。
この丘の上からはマラッカの街が見渡せて絶景でした。


セントポール教会跡


教会跡から坂を下って行くと、ポルトガルの総督によって建てられたサンチャゴ砦がありました。
周りにあった塀は取り壊されて、現在は石造りの門と大砲だけでした。


サンチャゴ砦


次に向かったのが、マレーシアでもっとも美しい街と呼ばれるプトラジャヤで、1995年に建設を開始し、2010年には全ての行政機関をここに移転する事になっているそうで、自然と建物を調和させて作った綺麗な都市でした。



首相官邸


総理府合同庁舎、副首相官邸、食堂、店舗なども出来、イスラム教には欠かせない、モスク(礼拝場)もありました。
ガイドさんの説明によると、2万5千人も入れる巨大モスクだそうですが、残念ながら、改修中で中には入れませんでした。


ピンク色のプトラ・モスク


首都移転完成後は車の乗り入れをさせないで、電車やプトラ湖(人造湖)を船で渡って来られるようにするらしいです。

この綺麗な街を後にクワラルンプールに向いました。
夕食後、クワラルンプールタワー夜景観光とチャイナタウンマーケット散策に出かけました。
世界で4番目に高い、クワラルンプールタワーからの眺めは夜なので、あまり高さを感じられず、ちょっと残念でした。
チャイナタウンマーケットのメインストリートは小さなお店が数珠つなぎに、しかも4列から5列ぐらいに並んでいて、その殆どのお店がブランド物のコピーを売っていたのには驚いてしまいました。
夜だと言うのに、いろいろな国の観光客であふれ、韓国の南大門、東大門などより店舗数で言ったら多いようで、堂々と偽物を売っていました。

この日の宿泊はホテル・ニッコー・クアラルンプールで、このホテルは王様も泊まった事があり、部屋もベッドも広く、バスタブの他に、ガラス張りのシャワールームまでついて、その豪華さに、またびっくり!
マレーシアまで来て、こんな良いホテルに泊まれるなんて夢にもおもいませんでした。

次回はクアラルンプール観光をアップしますので少々お待ちくださいね。