主税日記 - 藤本主税公式ブログ

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G大阪戦

2013年03月20日 | Weblog
今日はチームメイトに救われました。心から感謝してるし、ホントに泣きそうになりました。

そんな大失敗をしておきながら、偉そうに書くのは気が引けますが、振り返りをしたいと思います。

まずは、前半の内容ですが、想像以上に良かったです。2失点もして、0ー2のスコアで折り返すことになりましたが、サッカーの内容では互角でした。

ボールの動かし方がすごく良くて、相手に的を絞らせず、流動的に人もボールも動かせたと思う。ただ、最後の1/3に入った時の工夫、落ち着きがなく、ゴール前の迫力は出せなかった。逆にいえば、相手はゴール前でのヒラメキや迫力がJ2のレベルを超えていて、特にレアンドロの強さと上手さは止めるのがホントに困難だった。特にカウンター時のポジショニングが良くて、掴むのが難しく、そこでボールを前に運ばれるので、自陣に戻る距離がすごく長かった。

熊本の攻撃も悪くはなかったが、ハヤトがトップ下に入ったことで、中盤の作りは良かったけど、最後のフィニッシュの時にゴール前に人が居なくて、相手の脅威にはなり得なかった気がする。

後半に入って、キタジがトップに入ったことで、その問題はすぐに解消された。キタジは中盤の作りにも参加するが、プレー後は他の選手に任せてゴール前に行く。それによってゴール前の人数が増え、もちろん迫力も出せる状態になる。それが後半の怒涛の攻めに繋がったと思うし、結果的に2点を奪い返すことが出来たのかなと。

守備面では、遠藤と今野が居ない分、相手ボランチが狙い目ということで、そこに対して強くプレッシャーをかけ、良い位置でたくさんボールを奪うことに成功した。全体のプレスの連動性もあり、後半は特に勢いもあったので、効果的なショートカウンターが何回かあった。

全体を通して、相手がG大阪という気負いもなく気後れもなく、本来自分達がやりたいようなサッカーを比較的しっかり見せられたと思う。ボールの動かし方、人とボールの連動性、フィニッシュの形など、プレシーズンからやってきたことが、この試合で感覚を掴むことが出来た。

勝ちにこだわって臨んだ一戦ではあったが、結果的にホームでなかなか勝ち試合ができず、皆さんに失望させてしまっていることは痛感してる。でも、この戦い方を続けることが、勝利へ繋がると信じているので、この試合をベースに、継続してやって行きたいと思う。

悪天候の中、うまスタまで足を運んでくれたファン・サポーターの皆さん、今日は本当にありがとうございました。また次節も強豪相手、東京ヴェルディとの対戦になりますが、熱い声援をどうか宜しくお願いします。