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ちえぞー往生こいたでいかんわ!

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満喫の福島遠征最終日

2006年05月09日 | お城(北海道・東北)

最終日はまず米沢へ~
でも、行く途中、喜多方市に気軽に寄れるお城があったので先に青山城へ。ここは神社になってるんだけど、思ったより遺構があり、土橋がしっかり残ってた。その後、道の駅に寄ってパンフなど見てたら、米沢まつりの文字が目に飛び込んできた。もしや?と思ってみたら、そう、米沢城も会場だった。ガーン!ショック受ける私。もう、祭りってことは人が沢山居るっつうことじゃん。渋滞とかに巻き込まれたら嫌だし、お城ものんびり見られないよ~と思うも、わざわざこの祭り見たさに遠方から来る人も居るんだから、ある意味ラッキーと思うか、、、と言い聞かせる。そのチラシに臨時駐車場が書かれていたので、旧米沢高校の古い校舎がある山形大学に停めることにした。もう、祭りじゃなかったら城跡まで簡単に車で行けるのにぃ!と思いながらそこから10分程歩いて米沢城へ。お城がまたスゴイ人だった。しかも満開の桜のため、花見客も居るみたい。上杉神社にいたっては、長い列が途切れることなく続いている。写真撮るのも人だらけ。出店で土塁が見えなかったりするし。。。段々うんざりしてきて帰ることにした。
その後、せっかくだからと近くの上杉御廟へ。ココはそれ程スゴイ人じゃなかったけど、時々、団体がやってきて”静か”という程の雰囲気でもなかった。別に上杉ファンでもないから、どういうところか雰囲気など分かっただけで満足し退散。

それから高畠小学校が城跡という高畠城へ。小学校の前に水堀が残っていた。その後、宮城県に入り白石城へ。ここは2回目なので、復元天守に入るのもパスし、サクサク見て移動。最後に船岡城と思って移動していたら、突然「見城ヶ館」という標柱が目に飛び込んできた。何だ?館ってことは??と思って、説明書きを見てみたら、土塁が少し残っているらしい。お寺の前に標柱があったので、最初はお寺が館跡かと思っていたら、お寺の裏山が館跡との事。うーん、小山を眺め、登る気力なし。ま、遠景だけでいいわ~と思って写真だけ撮り、船岡城へ。

船岡城は車でかなり上がれるみたいだから楽だと思っていた。ただ疑問が1つ。見る本によって城跡の場所が違うのだ。山頂か中腹か両方の書き方のものもある。読んでみると山頂が主郭だったが、後に三の丸だった場所を館として、そこをメインで使用していたらしい。ならばまずは山頂へいくかと思ったが、車は中腹過ぎまでしか上がれない。途中「スロープカー」という文字が目に入ったが、意味が分からんと無視。だって、直訳すると「緩やかな斜面の車」ってことでしょ??どういう車じゃ!で、最後、急勾配を歩いて山頂へ登ったが、とても大きな白い観音さんがあるのみで、あまり遺構を感じさせるものはない。しゃくなげが綺麗に咲いていた辺りが曲輪跡で、途中、堀切跡?という雰囲気の場所もあったけど、イマイチはっきりしない。じゃ、次は三の丸へ行こうと山を下り始めたら、ケーブルカーが見えびっくり。ここにこんな乗り物あるなんて。。。で、やっと気づいた。これが「スロープカー」なんだ。そんな名前で書かれても分かるわけ無いじゃん!(って私だけかも?)コレに乗れば、苦労して登らなくてもよかったんだ・・・と思ったのもあとの祭り。下りは歩きだってまぁいいわと思って、結局スロープカーには乗らなかった。

ここ、城址公園の割に全然城址っぽくないなぁと思いながら、今度は三の丸だった付近へ行ってみた。そうしたら、樅ノ木が何とかシャン(樅の木は残った?)という文学作品??か何かの記念の樅ノ木が植わっていた。それはどうでもいいんだけど、ここってマジ城址公園かよー!どこにも城跡を説明するものもないし、園内の図を見ても、城に関して全く書かれていない。しかも、公園にした際、かなり城跡を改変してるなぁって一目瞭然。こういう訳分からん城址公園作るのやめて欲しいわ~と思い、こんな所で時間使ったのは無駄だった。。。と帰ることに。

その後、もう1ヵ所寄ろうかなぁと思いながらも、既に17:30頃だし、ちょっと疲れてきていたので、やっぱこれで切り上げるかと思い、仙台のレンタカー屋へ戻った。

車を返して、さて夕飯でも食べよ~と牛タン目指すも、「利久」は2ヵ所ともすごい行列が外まで続いてる。この日はとても寒かったので、並ぶ気になれない私は、段々何でもいいから温かいものが欲しい!と思い、「ラーメン」の文字につられ、ラーメン屋へ向かった。入ってみたら「天下一品」。仙台まで来て「天下一品」っつうのも変わってるわ~と思ったけど、実は食べたこと無いからまぁいいかって事で、注文した。そしたら玉子が出てきた。何これ?ゆで卵か生卵か分からず、とりあえずラーメン出てくるまでじっと待つ。ラーメン来てから玉子割ったらゆで卵だった。2つまで無料らしいが、何でゆで卵が出てきたか分からなかった私は、皮をむいてラーメンに入れて食べた。ホントは、ラーメンが出てくる間に食べてるものだった気がしてきて、うーんと考えるも、まぁどっちでもいいとしよう。

ラーメン食べ終わって、歯磨きなどして、でも時間余ってたから仙台駅に隣接するデパートなどを適当にぶらぶらしたり、駅前の土産屋見たりして時間を潰し、夜行バスに乗車した。帰りは疲れていたせいか、行きよりもぐっすり眠れた。

あー、福島、楽しかったけど久川城へ行けなかったが一番悔しい!また行く機会があれば、今度は遠くても久川城へ行くぞー!!と思っているが、一体いつになるのやら?

雨フル福島4日目

2006年05月08日 | お城(北海道・東北)

4日目は朝から雨。でも天気予報では午後から曇りになるという。
それを信じて、まずは大内宿へ観光に行くことにした。

鳴海宿で育った私は宿場町が好きなので、この有名な大内宿には是非訪れてみたかった。傘をさしながら雨の宿場町も風情があっていいものだ。。。と初めのうちは思ったんだけど、ここって宿場の中の家全部が土産屋となっていて、軒先にみやげ物を並べている。皆、同じような造りの家で、更に民宿もやってるところも多い。一通り歩いてたら、土産物屋に来たような気分になってきて、うーん生き残るためには仕方ないにしても何だかなぁと思ってしまった。

その後、まだ雨が降っていたが鴫山城へ。行ってみたら結構整備されているので、傘を片手に山道も歩ける!これなら見れるぜ~と思って楽しく城巡りを始めた。山の麓の方は、石垣でできた門跡などカッコいいし、遺構も良く残っている。山頂の方も何かあるらしいけど・・・と少しずつ登っていったら、雨脚がかなり強くなってきた。さすがに強い雨が降り続ける中では、足元も緩むし危ないということで途中で切り上げた。

次は向羽黒山城へ。ここは車で山頂付近まで行けるらしいから雨でも大丈夫だろうと思ったら、移動中に雨があがった。この城はいきなり立派な竪掘が何本も見られ素晴らしい!しかも、大して登らなくていいし、車で移動して二の丸や三の丸の脇まで行けるので楽チンだった。

その後、会津若松城へ。ここは超有名ゆえ観光客が多かった。次に、神指城。未完成の城とはいえ、会津若松城以上の規模だったとか。でも今は田んぼの中にポツンとちょっとした塚が残るのみ。よーくみたら、あちこちに堀跡とか分かるんだろうな。猪苗代城は公園になっていて、さくらまつり会場だった飾り付けがまだ残っていた。この城、石垣が良く残っているし、立派な空堀もある。

陣ヶ峯城は、入った瞬間二重の空堀が目に飛び込んできて、スッゴーイ!と興奮。既に夕方だったが、もう1城行きたかったので、急いで車を停め、空堀めがけて駆け出そうとしたら、「公民館ってやってますか?」(ちなみに城跡に公民館があります)と聞かれたので、「私、よそから来たものだから分かりません」とつっけんどんに答え、空堀!と思うも、「では何しに来たんですか?」と更に質問され、「お城を見に来たんですけど」と答えると、「お城はあっちですよ」と空堀と反対方向を指されてしまった。「あのー、まずは空堀を見たいから」と答えたら、「ここは、こういうのが沢山出るので有名ですよね。今日もまた見つけちゃいました」とその人は言う。何?と思ってみたら、焼き物の一部だった。まだ今でもゴロゴロしてるらしいけど、私はお城を堪能したいのだ~と思い、適当に相槌打ちながら空堀の下へと駆け下りたのだった。このお城の二重空堀、ぐるりとほぼ一周巻いているだけでなく、入口付近より奥の方が比べ物にならないくらい深い!ここまですごいなんて・・・例えると、静岡の小山城の三重空堀を二重にしたのが、もっと長く続いているといった感じか。(これで分かるか?)

最後に、新宮城へ寄り、この日もちょっと山へ入った鄙びた温泉に泊まった。ここはふるさと創生の資金で温泉を掘っていたら、平成3年に自噴したらしい。早速、日帰り温泉施設を作ったが、その後宿泊施設も作ったとの事。まだ新しい上、4日間の中で一番いいお湯に感じた。なのに、4日間で一番安く泊まれ、大満足!今回は早めに宿を確保したおかげで、安くていい宿が取れ、大満足だった。ちなみに携帯は圏外だった。
次は、最終日に続く~

満腹ではちきれそうな遠征3日目

2006年05月07日 | お城(北海道・東北)

2日連続して築8年目という新しい温泉宿に泊まってご機嫌の私は、3日目は湯本温泉から近くのいわき市内のお城へと~。

滝尻城は思ったより土塁が残っていたびっくりした。泉城は碑だけと知っていたが、地元の人に聞いて何とかこぎつけた。移築門は適当に車を走らせていてやっと見つけられたものの、門の前に車が止まっていてショック!上遠野城は、登山口を地元の方に訪ねたら、ナントこの城の探検隊というものがあり、その隊長がスタンドに勤めてるから、資料などもらいに行ってみたらと教えてくれ、スタンドへ行くも隊長は不在。でも、探検隊のおかげで登山道や城跡は綺麗に整備されていた。ありがたいことです。その後、棚倉へと横移動して棚倉城、赤館へ。棚倉城はこじんまりしているものの水堀や土塁がよく残っていたが、赤館は道路で遺構が見えにくくなっていた。楽して山頂まで行けるのはありがたいんだけど・・・道路を歩きながら竪掘を発見して楽しむ私。

白河関は古代の関所と思っていったら、見事な土塁と空堀。あまりの深さに見とれてしまった。白川城もよく整備されたお城で、城のまん前まで車で行ける。だが、思ったより規模が小さくて、これだけ?と思ってしまった。何せ、名城100選の1つだから大きな城を想像していたのだ。白河小峰城は、復元三重櫓がカッコいい!これで名城100選のうち、97城制覇!!あと3城は北海道と九州だから、遠すぎてまぁいいかと思っている。

十分堪能し、宿へと向かう途中、須賀川の稲村城と長沼城へ寄り道を。稲村城は、雰囲気はすごく分かるんだけど、野菜畑になっていた。長沼城はぽつんと単独の山全体がお城で、思った以上に楽しいお城だった。しかも、またまた桜が綺麗。

大満足の3日間を終えて泊まったのは、湯野上温泉。今回は4泊全て温泉地にしたんだけど(ってほとんどいつもなんだけど)、ここはネットで福島の温泉宿人気ランキング7位に入っていた民宿だった。普段、民宿は泊まりたくない私だけど、人気がある宿なら泊まってみたい!と思ったのだ。民宿が嫌な理由は、洗面所とトイレが共用なこと。でも、ここはそれ以上に満足させてくれるものがあった。それは、宿の人の温かいおもてなしの心と、この民宿オリジナル&自己栽培の料理の数々。本当に美味しい料理を、温かいものは温かいうちに、絶妙のペースで出してくれる。最後にあっさりした汁まで全て美味しかった。が、残念なことに私のお腹はパンパンにはちきれんばかりになってしまい、おかずを少し残してしまった。こんなにたらふく美味しいものを食べて、ゆっくり温泉に入って、8550円(税込み)はお値打ちでした。湯野上温泉へまた行く機会があったら、泊まりたいなぁ。
全てが順調で満足していた旅行だったが、夜から強い雨が降ってきた。。。そして4日目へ~

福島遠征2日目

2006年05月06日 | お城(北海道・東北)

2日目は桑折西山城からスタートする予定だったが、宿にあったパンフでカッコいい石垣虎口発見!これはどこだぁ?と見たら、半田銀山といいすぐ近くらしい。ということで半田銀山へ~。ここ、一瞬芸だけどマジかっこいい!でも、三大銀山の1つって説明板に書いてあったけど、本当かなぁ?これらがある桑折町は桃源郷と呼ばれているらしく、本当にあちこち見渡す限りの桃の花が美しかった。ついつい、途中で桃の花の写真撮影をしてしまった。

桑折西山城は前日、登山道を確認しておいたのだが、車で上までいけるようだけどダート道だったので、寺から歩いて登ることに。このお城、かなり広い城域で、行けども行けどもまだある!って感じで、知らない間にすごく時間が経っていた。

その後、大鳥城、福島城、大森城、二本松城、三春城、大館城、平城、白土城と回って、いわきの湯本温泉に泊まった。
この付近の山城は、車で上まで行けるお城が多いので、楽チンだった。三春城は桜が満開で見頃だった。でも、近くまで行きながら三春の滝桜を見られなかったのがすごく残念だった。最初の西山城でかなり時間オーバーしてしまったので、城を取るか桜を取るかの選択に迫まれ、とっとと城を取ったのだから仕方ないんだけど・・・

南東北遠征だ~

2006年05月04日 | お城(北海道・東北)

待ちに待った長期連休!ということで、昨年の東北城巡りの続きとして南東北へ出掛けることにした。
昨年と同様、仙台への往復を夜行バスにした。やっぱ東京付近を運転するのに抵抗感があるし、寝てる間に着くバスの方が楽ちんかと思って。今はナビがあるから、首都高も怖くないかもしれないんだけど、まだ勇気が出ないんだよなぁ。ちなみに、今回でこの夜行バスを利用するのは3回目。東北へは6回行ったうち半分がこの夜行バス。残り2回が飛行機で、1回は列車だ(当然、新幹線などという高級なものは利用せず、電車を乗りついで行ったのだ)。

っつうことで、28日夜、名古屋駅からバスに乗り、一路仙台へ。そのままレンタカー屋へgo!
今回は、乗ってみたかったDEMIOにしてたんだけど、思った以上に運転しやすいし、居住性もよかったので、次回車買う時はDEMIOにしようかしら?と思ったくらい。だって、このクラスの車では安いんだも~ん。
ナビはハードディスクナビですっごーいと感動したのも束の間。詳細地図にしても、1軒ずつ家の形が出てこなければ、神社や寺などもほとんど出てくれない。私のナビの方が断然地図のデータ量多いじゃん!一体何のためのハードディスクナビだぁ?と思ったけど、仕方ない。ETCの通勤割引と同様、レンタカーでは普段の便利さを追求してはいけないと諦めるのだった。

早速、高速を南下して亘理城へ。今年は桜が遅いみたいで、まだ少し咲いている。その後、桜満開や散りかけなどで桜の絨毯をあちこちの城跡で見られ、東北はGWが花見頃とばかりに城巡り旅行に一緒についてきた友人も大喜びだった。決して私が騙して、花巡りもするからと無理やり誘ったわけではない。

初日は、亘理城、新地城、駒ヶ嶺城、中村城、熊野堂城、黒木城、金山城、梁川城と回った。新地城はチューリップ祭りをやっていて、曲輪や空堀にチューリップが沢山咲いていて本当に綺麗だった。桜とチューリップの両方を楽しめるなんてラッキー!祭り会場で買った、地元のお団子がめちゃ美味しかった!味噌と醤油味があり、地元の方が味噌味がオススメって言ったのでそれを買って食べたんだけど、団子の名前忘れちゃった。(^^ゞ

その後、温泉に泊まってのんびりすごしたのだった。少し山間の閑静な温泉だったため、携帯は圏外だった。ほんの少し山に入っただけなのに、人口密度が低すぎるせいなんだろうなぁ。それはいいけど、世界卓球見たかったのに、テレビ中継がない!!なんてこったぁ~楽しみにしていたのにぃ。そもそも、民放が3局しかない。名古屋は、民放6局入るのに半分じゃ仕方ないよな。まぁ、初日はバスであまり眠れなかったこともあり、疲れていたから21時頃には既に夢の中へ~