G.W.の東北遠征で、初訪城で一番気に入ったお城が古堀田城です。
住所:秋田県仙北市西木町上荒井橋元山平(地図)
西明寺中学校の東方の山が城です。
登城口は2つあり、中学校のグラウンド中央付近から東へ伸びる道の突当りからが案内もありメインの登城口のようですが(上の写真の道路突当り)、駐車に困ったので別の場所から登りました。
中学校の北東側から東へ伸びる道を500m程進んだ所です。道が未舗装だったのでちょっと不安だったのですが、登城口に駐車スペースもあります。(ココ)
城の北側から登るのですが、何の案内もないです。
北郭の北側に鉄塔があるのですが、そこへ向かうためにある道のようです。とはいえ、城まで簡単に行けるので大丈夫です。
城は、大きく北郭・南郭の2つに分かれ、北郭は公園整備されています。
一部、土塁もあります。
この南に二重堀切があります。
南郭は未整備ですが、南端に鋭角な堀切があります。
また、周囲には横堀も巡っています。
南郭の東には畝状竪堀もあります。
良いお城でも藪に阻まれるときちんと確認できないので消化不良状態になるのですが、このお城は見応えのある遺構が、しっかり確認できるのが良かったです。
浦城は城域がかなり広いのですが整備が行き届いていて、先回夏に訪れた時もしっかり見学できました。
随分と楽しめるお城だったので、ここも再訪しました。
住所:秋田県南秋田郡八郎潟町浦大町里ケ久(地図)
常福院背後に登城者用の駐車場があり、ココが登城口です。
私が訪れた時、駐車場が満車だったので人気のあるお城だなぁと思ったら、すれ違った人でお城が目的だった人は1人だけでした。
あとは、山草採りをする人たち。。。
遠景(東西にかなり長い)
登城口から登っていくと西端の堀切に出る
郭内に入ると、周囲には木柵が設置され、隅っこには櫓もあって、雰囲気を醸し出している
東へ進み、堀切から屋敷跡を見上げると、こんなに高い切岸
郭にはここにも櫓が見える
更に東へ進んで行き、やっと主郭切岸が見えてきた。
ここにも門と木柵が設置されている。
主郭の更に東にも郭がある。
東端まで見たので戻って、途中、寄らなかった腰郭の物見櫓へ。
物見櫓からの景色
遺構の保存状態が良いというのもあるのですが、整備されていて見やすいのと、櫓や柵などが設置されていたり、眺望が良かったりして、楽しめるお城です。
金沢城も先回訪れたのが夏だったので、もっとじっくり見ようと再訪しました。
住所:秋田県横手市金沢本町(地図)
車で直下まで行ける楽々な山城です。
駐車場に着いて、トイレが設置されているのにまずはビックリ。
そして、説明板を見に行ったら、新しくなっていて更にびっくり。
縄張図がとても見やすいです。
こんなにちゃんとした図面があったので、これを参考に見学しました。
まずは本丸へ。
そして、南東尾根の5連続堀切を見て
東尾根へ。根元の竪堀と尾根上の堀切を見て二ノ丸へ。二ノ丸には金沢八幡宮が鎮座しています。
その西側には兜杉なんてのもあります。
北の丸との間には堀切
先回は北の丸までしか見なかったのですが、図面を見るとこの北下に竪堀2本、また更に下方の曲輪の下にも堀切があるようなので見に行きました。
更に北の丸の東下方にも段郭があるようなので、そちらへと回り込みました。
そして、道路の向う側にある西の丸へ。
行ってみたら、こちらはかなり整備されていてビックリ。
それにしても、広すぎる!
西の丸の真ん中付近にある堀切
ここから曲輪の先端へ行き、下を見下ろして更にびっくり。
整備されているのは曲輪だけでなく、周囲の横堀や堀切も木を伐採して見やすくなっていました。
しかも、帯曲輪も整備され、歩けるようになっていたので、横堀や堀切も簡単に見学できるようになっています。
最後に、駐車場から道路を北西へ歩いていった方にある堀切を見ました。
この堀切の北尾根にも堀切が、更に通路を下った先にも堀切がありました。
先回、気づかなかった遺構を見られたので大収穫です。
とはいえ、かなり広い城域を歩き回ったのでちょっとお疲れ。
全体を見るのに2時間程かかりました。
檜山城は比高100mの山城ですが、車で城内まで行ける楽々城です。
以前夏に訪れたら北郭が藪で入れなかったので、今回、再訪しました。
城域がかなり広いですが、整備が良く行き届いていて見やすいです。
主郭・二郭は公園になっているのでササッと見て、将軍山方面へ。
桝形虎口と
背後の堀切を過ぎて、一段高い将軍山へ。
そして、その背後には大堀切があります。
将軍山の北には広い屋敷跡があり、その北の館神堂は擂鉢状になっていて面白いです。
この北に、西に伸びる尾根があるのですが、今回は道が歩ける状態だったので行けました。
ちなみに、遊歩道は尾根上ではなく、尾根の南下にありました。
北郭手前の堀切
北郭は東西に長く、更に西へ進むと堀切と竪堀が幾つかあるのですが、さほど明瞭ではなかったです。
主郭南から西に伸びる尾根や、二郭の西尾根にも立派な堀切があります。
三郭西には櫓台があり、郭内に説明板があります。
この西側には連続堀切があります。車道からも見えていた堀切です。
城域が広いので、全体を見るのに2時間ほどかかりました。
また、北西麓の浄明寺(住所:能代市檜山檜山町40)には移築門があります。
季節の変わり目で、衣替え、大量の洗濯にアイロンがけ、床のワックスがけ、プランターの手入れなど、やることが多くて忙しくしていたため、なかなか東北遠征のデータ整理ができず。
ワックスがけの際、ホットカーペットを干したのに、夜寒くてまだ使いたいぐらいだったのでそのまま元に戻したら、昨日から暑くなってしまいました。
とはいえ、水曜頃から少し気温が下がるようなので、寒がりな私にはまだ必需品かも?
ところで、やっと訪れたお城を書き出せたので訪城記録を更新しました。
29日:岩手(大巻館、高水寺城、飯岡城)、秋田(大湯ストーンサークル、大湯城、鹿倉城、十二所城、十狐城、中野城、大館城、真田信繁墓(一心院)、大館城移築門、大館、下上野館)
30日:秋田(檜山城、多賀谷氏居館、檜山城移築門(浄明寺)、茶臼館、浦城、白華城、豊島館、唐松城、坂本城、久保田城移築門(鱗勝院))
1日:秋田(久保田城、お田の方墓(妙慶寺)、亀田城、高城、荒沢館(断念)、長坂館、山根館、本荘城、滝沢城、八森城、根城館、赤館、慈音寺館、八反田城、沼柵、平鹿郡奉行所、浅舞城、横手城))
2日:秋田(金沢城、太田城、十六沢城、古堀田城、門屋城、八乙女城、松山城、前崎山城、岩崎陣屋、湯沢城、三梨城、小野寺道広墓碑(廣澤寺)、大館、平城、佐竹南家の門)
3日:秋田(西馬音内城、西馬音内城移築門(西蔵寺)、田代城、小野城、草井崎城、しなの館、八口内城(断念)、椛山館、館堀城)
4日:秋田(小町の郷公園、臼館)、山形(安沢館、金山城、安食館、元館、鳥打場古戦場、楯山、古口館、岩鼻館、サ館、梨の木館、源治館、岩堰館)
5日:山形(安部館、嘉門館、沼の平館、要害森館、本道寺館、小漆川城移築門(巨海院)、小漆川城、谷ツ沼城、鐙坂陣所土塁、畑谷城)
6日:宮城(上楯城、支倉常長墓(円福寺)、八乙女館、白石城、本郷館、郷六城、楯山城、長館、豊後館、境野館、根添館)、福島(桑折西山城、鎌田館)
初訪城で一番のお気に入りは、古堀田城(秋田県大仙市)。
秋田県では赤館、十六沢城、小野城、山形県では安食館、嘉門館、沼の平館、要害森館、宮城県では上楯城、本郷館もオススメです。
秋田県の田代城、しなの館も良いお城なのですが、藪なのと、登城道がないのが辛い所です。
2016年12月号『歴史群像』の「出羽役内渓谷の城塞群」を見て、この地域のお城へ行きたいと思ったのですが、小野城以外は未整備で歩くのが大変だったりしました。
とはいえ、縄張図通りの畝状竪堀ラッシュのお城たちで楽しませて頂きました。
G.W.は東北へ遠征してきました。
天候にも恵まれ、毎日お城三昧で楽しかったです。
藪に阻まれ断念したお城もあるものの、85城回ってきました。
まだ、写真の取り込みもしていませんが、まだ疲れが取れないのでぼちぼちやっていこうと思います。
2ヵ月前に宮城遠征する際、福島の駒ヶ嶺城にも寄りました。
このお城、10年前に福島遠征した際、新地城から中村城へ移動中に偶然、道路に出ていた案内を見つけ寄ろうと思ったのですが、案内通りに進んだつもりなのにお城が分からず。
案内には距離も記載されており、すぐ近くなはずなのに結局分からずじまいで諦めたのでした。
今回、実はこのお城は結構スゴイということで、立ち寄ることに。
場所:福島県相馬郡新地町駒ケ嶺舘(地図)
登城口はココ
道路沿いから、最後、山へ向かう所がちょっと難しく、その案内が以前は目に入らなかったようです。
本丸にあった案内図
本丸手前の桝形虎口
本丸背後(搦手)の桝形虎口とその先の土橋
この搦手の虎口がめっちゃカッコ良いです。
西端の横堀
本丸背後の堀
堀幅と高低差があり、見ごたえたっぷり。
しかも、堀切と横堀が合流していたり、二重堀になっていたりで思った以上に複雑。
今回、きちんと見られて良かったです。
先月、宮城へ行ったのは、この前川本城(まえかわもとしろ)を見たかったから。
住所:宮城県柴田郡川崎町前川羽根坂山(地図)
山形自動車道「宮城川崎インター」の東南東にある、比高40m程の丘城です。
お城の南側の道路沿いに図面付きの解説板があり、その付近に駐車可能でした。
図面はこんな感じ。
ここから西へ進むと東屋があり、そこから城内に入れます。
入ってすぐに目に飛び込んでくるのが二重堀!
こんな長大な堀に迎えられて度肝を抜かれました。
しかも、場所によっては堀が三重のところも。
堀の上は二の丸、そして本丸があり、めちゃくちゃ広大なのに土塁がしっかり巻いています。
しかも、本丸と二の丸の間には横堀も巡っています。
本丸の東側にも土塁がしっかりした曲輪があり、この東の虎口が桝形になっていてこれがまた素晴らしい。
桝形の南側には石積みもありました。
更にこの先の虎口も桝形。
(ちなみに、こちらが大手方面です)
随分と前から気になっていたお城ですごく期待していたのですが、期待を裏切らないどころか大いに満足させてくれました。
しかも、ほとんど登らないし、こうやって見やすいのがまた素晴らしいです。
帰りに、また西端の二重・三重堀を堀底に下りたり、土塁に上がったりしながら楽しみました。
皆さんも写真で是非満喫してください☆
先月、宮城のお城を訪れました。
その中で、登城口からびっくりのお城が冥護山館でした。
住所:宮城県伊具郡丸森町大内下白井田(地図)
城の南側に墓地があり、そこが登城口となっています。
そこにあった解説板の図面はこんな感じでちょっと意味不明。
一番南の大阪って何?
と思いながら目の前を見ると・・・
いきなり三重堀!
どこを歩けば良いのか?と思いながら進んでいくと、堀は図面のように単調ではなく、もっと複雑に巡らされていて迷子になりそう。
しかも、扇桝形と書いてある部分は連続桝形が現れ一体どうなってるの?
といった感じで、めっちゃ楽しめるお城でした。
お城を訪れた際、解説板や標柱などの掲示物があるとちょっと嬉しくなります。
何も無くても遺構があれば城で間違いないだろうと思うものの、もしかしたら思っているのと違うお城なんて可能性もあるので、表示があると太鼓判を押されたような気分。
鴫ヶ城は、林道がすぐ横を通っているので車で横付け。
しかも入口に縄張図付きの解説板もあり、安心して訪れることができます。
住所:福島県大沼郡三島町西方(地図)
北側の林道から入るとすぐに堀切があります。
この上が主郭で西下に腰曲輪があるのですが、この表示を見て大笑い。
普通の人は「曲輪」と見たら、「まげわ」と読んじゃうんでしょうね。
とはいえ、発注者はできた表示をチェックしないのか?
これは、作り直させるでしょう。普通なら。
さらに、二郭の東下にある狭い腰曲輪にも!
それにしても、表示が間違っているだけでなく、何でこんな所にこの表示を置いたんだろう?
ほかに広い曲輪が幾つかあるのに、「曲げ輪」の表示があったのはこの2か所のみ。
とはいえ、遺構としては堀切がきちんとしているし
こんな高い櫓台もあったりで
色々と楽しませてもらいました☆
帰宅しようと移動中、まだ日暮れまでに間に合うかも?と寄ったのが田部原館。
行ってみてビックリ!!
単郭方形の館なのですが、土塁と堀がしっかりしていて見応えがありました。
住所:南会津町田島田部原(地図)
久しぶりに久川城も訪れました。
久川城はとても素晴らしいお城なのですが、高速道路から遠くアクセスしにくいのが難点。
住所: 南会津町青柳久川 (地図)
麓からの比高は約70mで、北東側の搦手や南東側の大手から登ることもできますが、南の尾根続きとなる道路からだと比高約30mですぐに城域となります。
私は、この尾根続きから登り、麓の馬出は後から見に行きました。
城は北から主郭、二郭、三郭、南郭が配置されています。
この城の特徴は、これらの西側の尾根を大土塁として残し、東側を削平していて郭内で高低差を設けている所です。
高低差があるため、郭と郭を区画する堀は西方では竪堀となっています。
他にこんな城ってあるのかな?
南郭南の堀と虎口
三郭と二郭の間の堀(この辺り(西側)は竪堀になっている)
二郭と主郭の間の堀(ここも西側は竪堀になっている)
主郭
主郭の北東側の堀(東方では横堀になっている)
麓の大手馬出
神指城は、高瀬の大木がある所(地図)が二の丸土塁の一角で、以前から整備されていたのですが、本丸の一部も近年整備されたと聞いて、訪れてみました。
標柱や解説板が設置されていました。
石垣跡と表示があるのですが、藪で見えず。
また、本丸周囲を一周できると案内に書いてあったのですが、藪が酷くてとても歩けませんでした。
ここを見るだけで精一杯。
既に藪化して見られなかったのですが、季節が良ければ一周して土塁、石垣、堀がきっと確認できるのかな?
鶴峰城は、猪苗代城の北西に隣接し、猪苗代城からそのまま歩いて行けます。
もともとは猪苗代城の1郭であったようですが、戦国期に隠居城として独立させたようです。
その後、猪苗代城は近世城郭として大改修されたのですが、鶴峰城は手を加えられなかったため、中世城郭の姿を今も見ることができます。
以前(2008年10月)訪れた時は、シダ藪が覆い繁る山林だったのですが、近年、公園整備されたと聞いて再訪してみました。
主郭 2008年に訪れた時はこんな感じだったのですが・・・
今回訪れたら、こんな綺麗になっていました。土塁もバッチリ分かります。
背後の堀切と土橋も美しかったです。