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ちえぞー往生こいたでいかんわ!

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未来予想図

2007年10月25日 | 音楽と思い出

昨日に引き続いて、音楽ネタを。

ドリカムの「ア・イ・シ・テ・ルのサイン~わたしたちの未来予想図~」は、未来予想図シリーズ(というのか?)の中では、うーん、イマイチって感じなんだけど、このCDは、2曲目が「未来予想図」、3曲目が「未来予想図II」の2007年バージョンが入っている。この2曲を続けて聴けるという点で、かなりお得感がある。

未来予想図は随分流行っていた頃でも原曲を聴いたことがなくて、カラオケで誰かが歌うのを聞いて覚えた。基本的に、ベスト以外のアルバムはあまり聴かないせいだ。その頃は、ふーんって程度に思っていたのだが、ある時ベストアルバムで聴いて、これっていい曲だなぁと気づいた。やっぱりドリカムで聴かないとダメってことか?

でも、実際にヘルメット5回ぶつけたら、メット痛むじゃんとか、メットじゃ衝撃大きすぎ・・・と思ったりする私。
ブレーキを5回踏むのは結構難しくて、かなりスピード緩めてないと「カクン」って感じになる上に、これって相手もそれを知ってくれてないと、やっただけムダで虚しかったりする。
でも、私の場合、それを見送る方だから、そんな心配はしなくてもいいのか?

こういう現実的な話はおいといて、そういう雰囲気がいいというか、二人だけが知ってるサインっていうのは楽しい。

映画化されてるけど、わざわざ見る気しないというか、歌のイメージと違うと幻滅しちゃうので、見ない方がいいような気もする。
それに、「未来予想図II」から随分と年月が経ってるので、新曲「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」もあれから実際にそれだけの年月が経ってる二人のような気分で聴いちゃうので、とっくに結婚してるんじゃないの?大学卒業して3年経った25歳が「未来予想図II」で、これが1989年発表の曲。あれから18年も経ってるから、二人は43歳にもなってるんだぁと思いながら聴いちゃうので、何となく違和感を覚える。この歳月は経ってないものとして聴かなくてはいけないのか?

あと、「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」のサビで出てくる「メットを5回ぶつけたり ブレーキランプ踏んだり」の「ブレーキランプ踏んだり」にエッ?
ブレーキペダルは踏むだろうけど、ランプは踏んでるんじゃなくて、点滅させたんじゃないのか??

という、細かいツッコミをついついしたくなってしまうけど、このCDはいい!
「未来予想図」
♪きっと私 これからも わがままばかりで こまらせるけど
 こうしてずっとあなたと よりそってゆきたい♪

「未来予想図II」
♪きっと何年たっても こうしてかわらぬ思いを
 持っていられるのも あなたとだから♪

と、サビはなってるのに、何で「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」は「きっと」から始める歌詞にしなかったんだろう。ちと残念だ。

ここにいるよ

2007年10月24日 | 音楽と思い出

最近、とても気に入っている曲。「ここにいるよfeat.青山テルマ」
これ、こんなに長いタイトルが正式なの?とちょっとびっくり。ラップは余り好きじゃないのに、この曲は初めて聴いたときから引き込まれてしまい、何度も繰り返し聴いてしまう。

それに飽き足らずに、動画まで見てしまった。
気分入り込んで見てると、私がこの女の子になったような気分で泣けてきちゃう。
何度も流れるこのフレーズがまたいい感じ。

♪ Baby boy わたしはここにいるよ どこもいかずに待ってるよ
  You know dat I love you だからこそ 心配しなくていいんだよ
  どんなに遠くにいても変わらないよこの心 言いたいこと分かるでしょ?
  あなたのこと待ってるよ

でも、これ歌おうとするとめっちゃ難しい!やっぱラップはコツが必要だなぁ。

ところで、動画と言えば「ニコニコ動画」を教えてもらって見てみたが、コメントが画面上を流れるのがめちゃくちゃ邪魔だ。運営元か何かが「2ちゃんねる」と一緒と聞いたことあるけど、このコメントが流れるのを見てると、何となくそうだなぁと思えてくる雰囲気だったりする。
「You Tube」にないものがある!と思ってクリックしても、重すぎるかなんかで視聴できないものが沢山あって、結局見られるものが少なかった(私が見たい人に関するものしか検索してないので、全体ではよく分からない)。
結局、違いがよく分からないまま。ダウンロードして手元に欲しいと思いつつも、これダウンロードしたら絶対に二度と見なくなりそうと思ってやらずじまい。懐かしのCMとかも、ビデオにこれ録ってあるけど・・・と思いながら見てる。

やつらの足音のバラード

2006年11月15日 | 音楽と思い出

今日はプレゼントデーという事で、昨日からヤバイかなぁと思いつつもギリギリ持つか?と思ってガソリンを入れずにいた。おかげで、今日は走りながらガソリンの残量が気になって、ちょくちょく目盛りを確認していたが、無事ガス欠にならずに会社帰りにいつものスタンドに着いてホッ!

ここのスタンド、プレゼントデーに2000円以上給油すると、箱ティッシュ、ロールペーパー2巻、食器用洗剤、ペットボトルお茶などのうち何か1つもらえる。ガソリンが高い分、何か貰わなくちゃ(高くなる前から貰ってたけど)という小市民の私。大体、プレゼントデーに給油して、必ずもらえるように努力している。今日はロールペーパーが貰えて、ちょっとラッキー!

ところで、先日「今日の夜は何食べたい?」との会話から、アニメの話題で花咲いた。その中で大受けだったのが、「はじめ人間ギャートルズ」のマンモスの肉。確かに美味しそうだ。是非食べてみたい!!あれって石がお金だったから、小さい頃は大きな石を見つけてこれがお金になったらと思ったもんだよなぁ~など、あれこれ話しているうちに、そういえばこのアニメの主題歌ってなかなかいい曲だったことない?と考え出したが思い出せない。なんかさぁ、オープニングは叫ぶような感じで面白い歌で、エンディングはスローバラードだった気がする。うーん、暫く沈黙が続き、必死に思い出そうと努力する。すぐに出てこないのが年を取った証拠か?と思わざるを得ない。

オープニングは、タイトルもそのまんまで、ギャー!で始まって、主人公のゴンの名前を呼び、最後の方は、登場人物の名前が順番に出てきたと思い出した。マンモー、ヒネモグラ、ガイコツとか言ってた気がするけど、マンモーはマンモスのことだとして、ヒネモグラってそんなモグラが居たのか?ガイコツって一体何だっけ??よく分かんないけど、そんな感じの歌だと思い出せてちょっとスッキリ!

その後、エンディングを考えてたら、出てきた!
「何にもない 何にもない 全く何にもない 生まれた 生まれた 星が生まれた・・・」と、そういえばキョン2も歌ってたよなぁ。

歌いだしたら、結構出てきて、これって「やつらの足音のバラード」ってタイトルだわ~。アニメソングには時々名曲があるけど、これもそのうちの1つだねぇ。としみじみ。。。
私が歌っていたら、「それってかまやつひろしだ!その曲調はかまやつだよ絶対!!」っていうから、そっかー、そう言われたらそうだねぇと思いつつ、帰宅してネットで調べてみた。オープニングもエンディングもかまやつひろしだった。

それにしても、「はじめ人間ギャートルズ」自体が懐かしいけど、あれって一体、いつ頃見てたんだろう?もう小学生ぐらいになってたのかなぁ?結局この日、マンモスの肉は食べられなかったけど、「星が生まれた」の歌詞から連想して?お気に入りの「うちゅう」を食べたのだった。

※「うちゅう」とは、私が一番気に入っているうどん屋さんのメニューに載っていないマル秘?の物で、うどんのスープにうどんと中華の麺が入ったもののことです。

プリ×2

2006年11月02日 | 音楽と思い出

今日は19時前に急に強い雨が降ってきて、どうしたんだ?と思っていたら、雷が鳴るから、この世の終わりか?とビビってたんだけど、何事もなくてホッとしました。雷、たった1回しか鳴らなかったよー。怖がりな私は、雷もすごく苦手なんで、雷鳴を聞くと命取られそうな気分になっちゃいます。

ところで、昨日はうっかり「その時歴史が動いた」を録画するのを忘れてしまった。そういえばと思ってテレビをつけたら既に終わってしまい、次の番組がやっていた。あー、せっかく毎週録画予約してるのに、テープ入れてなかったら意味ないジャン!と思うが、再放送の時に覚えてたら録画しようとサッサと諦めた。どうも坂本竜馬だったみたいだなぁ。悔しいぃ!

そして、テレビから流れてきた曲を聴いて、ついつい見入ってしまった。プリンセスプリンセスの「M」だった。これっていつ聴いても名曲だわ~。たまに「その時歴史が動いた」を放送時間に見るときがあるけど、そういう時はこの次の番組も何となく楽しみで見ている。昔の曲が聴けて懐かしいぃ!のと同時に、曲にまつわるエピソードに共感したり、ハッピーな気分になれたりしていい。

今回の曲にまつわるエピソードは、私にとってはあまり共感できないどころか、ちょっとモヤモヤ気分になったけど、「M」を聴き、口ずさんでいると、泣けてきてしまった。いつでも、どんな心境の時にでも、何となく涙してしまう名曲だ。イントロからウルウルきてしてしまう。

「♪いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった 季節はまた変わるのに 心だけ立ち止まったまま あなたのいない右側に 少しは慣れたつもりでいたのに どうしてこんなに涙が出るの もう叶わない想いならあなたを忘れる勇気だけ 欲しいよ・・・♪」この歌詞もいいよなぁ。この曲で特に私自身はエピソードがないのに、それでも泣けてきちゃうんだから、何か思い出がある人は尚更だろう。

聴くと、涙が出てきちゃう曲というと他に、小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう」、宇多田ヒカルの「First Love」、GLAYの「HOWEVER」、B’zの「TIME」なんてのもあるなぁ。以前書いたサザンの「YaYa」もそうだし。。。まだまだ沢山あるなぁ。
思い出と共に心に残っている曲って、ウルウルしてくる事が多いかなぁ。
私は、辛い時、悲しい時にわざとこういう歌を聴いて、思いっきり泣くなんてことをする時がある。涙を流すのは、ストレス発散にかなり効果があるようなので、結構オススメです!

ところで、泣けてきちゃうではなく、何故か聴くたびに背筋がゾクゾクしてしまう曲がある。大沢誉志幸の「そして僕は途方にくれる」
何でだろう??

80年代アイドル

2006年09月15日 | 音楽と思い出

小学生~高校生まではかなり歌謡曲通だった私は、今日もアイドルネタで・・・

昨年「キューティー★マミー」でCDを出したと言う「早見優」「堀ちえみ」「松本伊代」の3人は、1982年デビューの同期生(実際は、松本伊代は81年秋のデビューだけど、新人賞レースは82年だったんで)で、80年代アイドルの中でも売れていた方だろう。

私は、毎年新人の中から1人、応援してたのだけど、この年は堀ちえみを応援してた。翌年は森尾由美を応援していたなぁ。デビュー曲「お・ね・が・い」とか「ごめんなさい☆愛してる(☆ではなくハートマーク)など、知ってる人は少ないかも?

82年の新人賞レースでレコ大新人賞枠5人に誰が入るかは結構見ものだった。この年は売れた人が多かったから。シブガキ隊、石川秀美、小泉今日子、北原佐和子、中森明菜、新井薫子、三田寛子(あー、全員のデビュー曲を知ってる私って一体・・・)など、誰が受賞してもおかしくなかった。でも、売れ方から見たら私の予想は、シブガキ隊、堀ちえみ、石川秀美、小泉今日子、松本伊代っていう順番かな?と思っていたら、きょんきょんが漏れて早見優が入った。これ以後、きょんきょんは賞レースには一切出なくなった。

これらのアイドルの人間関係も見ていると面白い。堀ちえみとシブガキ隊のヤックン(薬丸裕英)が付き合っていたのは有名で、石川秀美とできちゃった結婚にはすごく驚いた。いつからちえみちゃんから秀美ちゃんに代わったんだ?と思ったら、ちえみちゃんがコンサートで舞台から何かが原因で落下して大ケガをした際、秀美ちゃんが間に入って連絡を取ったりしてあげていたようだ。そうこうするうちに、相手が入れ替わっていた。ちえみちゃんはヤックンと破局した後、作曲家の後藤次利とのスキャンダルでマスコミから叩かれたりして、それから急に痩せていき、顔が目だけやたら大きく見え、大丈夫かな?とすごく心配していたら、やはり精神的にまいり、拒食症になって引退した。健康のためにはそれで良かったのでは?と当時思っていたけど、逞しくカムバックしているのはさすが5人の母?

ビッグアイドルのカップルは、明菜ちゃんとマッチ、トシちゃんと中山美穂も有名だったけど、めでたく結婚しているカップルってなかなか居ないもんだなぁ。

伊代ちゃんは、当時のある番組で、「5年後には居なくなっていると思う人」という街角アンケートでトップになっていたが、今も活躍しているので、やはり何らかの才能があったのだろう。

何にしても、最近、「早見優」「堀ちえみ」「松本伊代」の3人をテレビで見て、いつまでも10代のアイドルだった頃と同様に、可愛くて羨ましいなぁと思った。みんな子供も居てるのに、元が可愛いとか綺麗な人は、幾つになっても可愛らしい&美人だったりするんだな。私もあの年でも可愛いは無理にしても、せめて若々しくありたいものだと思ったのだった。

この3人で、私が好きな曲・・・ベスト3にしようとしたけど懐かしいのでベスト5!
早見優:アンサーソングは哀愁、ラッキィ・リップス、哀愁情句、夏色のナンシー、あの頃にもう一度
堀ちえみ:クレイジーラブ、リ・ボ・ン、夕暮れ気分、稲妻パラダイス、夏色のダイアリー
松本伊代:流れ星が好き、時に愛は、恋のKNOW-HOW、ビリーヴ、抱きしめたい

順子

2006年08月31日 | 音楽と思い出

いよいよ明日から9月。学生さんたちは、長~い夏休みも終わりで残念なのか、嬉しいなのかどっちなんだろう?

私は、中学生の時はほぼ毎日、夏休みといえども部活動で学校へ行ってたし、高校生の時は、これまたほぼ毎日、勉強&部活で学校へ行っていたので、あまり夏休みといった気分は味わってなかったような気がするな。

全然話は変わるけど、先日、サザンの話で「ザ・ベストテン」という番組を思い出してからというもの、ベストテンについてあれこれ楽しく思い出していた。

私が小学生の時、すごく楽しみにしていた番組で、兄とよく順位当てゲームをして争いながら楽しく見てたのだ。番組の最初に、レコード売上とか、有線放送とか、リクエストはがき枚数などのベストテンが流れるので、それらを素早く頭にインプットし、あとは、新聞に載っている数名の歌手の名前から、この人はランクインしている人で、この人はスポットライトとか考え、1位から10位までの曲名を予想して書き出すのだ。で、兄とどっちが当っている数が多いかで競っていた。

ただ、問題が1つあって、夜9時から始まるこの番組、親が見させてくれない事がよくあるというのと、9時までに寝ろと言われていたので、起きていること自体が怒られる対象になり、番組を見るには何か工夫が必要だったのだ。

多分、大体は兄に頼んでもらっていたと思う。兄には親も甘かったので、その恩恵にすがったというところか。。。

その頃、番組を見ていてスゴイ人だなぁと衝撃を受けた人がいる。長渕剛だ。何に?というと、「順子」という曲がヒットしていてランクインしていた。私が長渕剛を初めて知ったのはこの曲だと思う。

長渕剛はどこか屋外から中継で、周囲にスタッフか誰かが何人か居た。長渕剛が歌い始めたら、周囲の人達は盛り上げようと手拍子をはじめた。既に1番の半分以上を歌い、サビの部分に入っていたか1番の終わり頃まで歌ったと思う。その時、突然、長渕剛は歌うのをやめた。どうしたんだろう?何かハプニングが??と思って見ていたら、「この曲は失恋する悲しい歌なんで、手拍子はやめてください」と言い、再度初めから歌いなおしたのだ。

私はスゴイ衝撃を受けた。これって生放送なのに、歌の半分以上を歌っておきながら、最初から歌いなおすなんてどういうこと?それなら、みんなが手拍子始めた直後にそう言って歌いなおせばよかったのに。1位の人まで歌う時間が無くなったらどうするんだろう?

それに、周囲の人達も悪気があった訳じゃなく、ただ立ってるだけじゃ手持ち無沙汰だし、長渕剛の歌を盛り上げようとして手拍子をしたと思うのに、そんな言い方しなくてもいいじゃん。などなど思っていた。

それにしても、周りの状況を全く考えず、自分だけの世界や価値観として許せないからという理由だけで、勝手にこういうことをテレビの生放送でするのを初めて見たなぁと思う反面、一体、長渕剛っていう人はどういう人なんだ?見た目と違い、ちょっと肝据わってて、怖い人かも?などとも思っていた。

小学生の頃って、ちょっとした事でもすごく大きな事に思えるから、きっと私はショックが大きかったに違いない。その後、1位までちゃんと歌い終われるかが心配で、見守るような気分で見ていたが、何とか無事歌えたので、すごくホッとしたのだった。

おかげで、長渕剛って他にも沢山ヒット曲があるのに、私の頭には「順子」が強烈に残っている。

Ya Ya

2006年08月24日 | 音楽と思い出

昨日、処暑を過ぎて、熱帯夜の日が少なくなると気象情報で言っていたが、朝晩は確かに少しだけ過ごしやすい日があるものの、日中は気が狂いそうに暑い!

こんな暑い夏はサザンだ~♪
って、別に特別サザンのファンだとか、サザンに思い入れがある訳ではない。

実は私、世の中のカラオケがレーザーディスクだった頃、通信カラオケを世界で初めて出すべく、通信カラオケのソフト作りこみ&評価の仕事に携わっていたほど、歌謡曲大好きであり、歌は生まれる前のものからよく知っているのである。

だから音楽にまつわるエピソードなんかも、少しずつ書いていこうかな?って思います。

そしてサザン(サザンオールスターズ)なんだけど、「ザ・ベストテン」の「今週のスポットライト」のコーナーに初めてテレビ出演した際の事を、子供心に微かに覚えている。レコーディングスタジオのような所から生中継で、スポットライトのコーナーで生出演しないなんてどういうこと?と思った記憶が。しかも、床に寝転がって歌ったりして、変な人達と思っていた。曲はもちろん「勝手にシンドバッド」で、「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバッド」のタイトルを組み合わせたという説明に笑えた。

そのデビュー曲から、今でも第一線で売れまくっているから、サザンってスゴイ!と尊敬する。私が大好きだった歌手なんて、今はいずこへ?といった感じ(私はチェックしてるけど)だから、ずっと売れてるのは才能の違いなんだろう。

サザンはあまりにも出した曲が多いから、たまに友人と1番好きな曲って何?なんて話をしても選びきれない人が多い。でも、私はいつも1番好きな曲は決まっている。「YaYa(あの時代を忘れない)」だ。

♪胸に残る 愛しい人よ 飲み明かしてた なつかしい時・・・とびきり 素敵な恋など したと思う 帰らぬ思い出 time gose by♪

この曲、いつ聴いても、イントロからジーンとくる。スローバラードでは「TSUNAMI」とか「真夏の果実」とか名曲は沢山あるけど、私の中では「YaYa」がいつも一番だ。
大体、好きな曲には、何か思い出が伴う事が多い。でも、この歌に関しては、これ!というハッキリした思い出はない。強いてあげれば、大嫌いだった学校生活の行事であった林間学校での出来事。

夏休みに山で集団生活をし、駒ケ岳へ登山したのだけど、私は高山病になってもどすし、熱は出すしで体調も悪くなった上、先生に意味不明な言いがかりをつけられて怒られ、本当に散々で嫌な事ばかりだった。そんな嫌な事の毎日の中でも、まだ10代で感受性が強かった頃だから、ちょっとした楽しいことをとても幸せに感じた。あのキャンプファイヤーは、林間学校の中で唯一楽しかった。そのキャンプファイヤーの最後に歌ったのがこの歌なのだ。

既にこの歌が出てから数年経っていたのに、私はあまりハッキリ知らなかったので、わざわざ覚えたのだった。その後、同じクラスの男の子に「付き合って欲しい」と言われて、今思い返せば、まさに青春って感じだ。あの日々とこの歌の歌詞がマッチングし、更にメロディーがちょっと切なく、ちょっと優しくさせてくれるんだろうなぁ。

ちなみに、サザンの他の曲の思い出としては、初めて友人の結婚式に出る日に、行く途中車の中で「いとしのエリー」を聴いて思いっきり泣いたなんてこともあったなぁ。この「いとしのエリー」は、「チャコの海岸物語」と同様に、名前が出てくるから、カラオケでよく名前を変えて歌ってもらうなんてこともあったけど。

あと、サザンと言えば、ちょっとエッチな歌詞のものも多く、こんな事、堂々と歌っていいの?と思う反面、案外楽しんでたりする。「ミス・ブランニュー・デイ」も大好きで、一時、携帯の着メロにしていた。
何言ってるか歌詞が聴き取れないこともよくあるけど、サザンにはもっともっと名曲を残してもらいたいです。

卒業

2006年08月17日 | 音楽と思い出

CDを見ていたら、何故か尾崎豊の「卒業」に目が留まり、聴きたくなって借りてきた。尾崎豊の歌ってほとんど知らないんだけど、この歌は大好きなのだ。自分のことみたいで。小学生の頃から意味不明な校則に拘束され、両親は好き勝手ばかりな上に八つ当たりして殴る蹴る。いつも、息苦しさを感じ、早く自由になりたいと願っていた。心の中でいつも叫んでいたけど、声に出すことはできず、ただ沈黙を続ける事が、自分の身を守る唯一の術だと思っていた。そんな時にこの歌を聴いて、すごく感銘した。

♪逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった♪
行動としては逆らえなかったけど、心の中ではいつも「どうして?」「納得いかない」と叫び続けていた。学校という支配社会から逃れ出たら自由が手に入ると思っていた。だから学校を卒業したら

♪この支配からの卒業♪
それが実現できると思っていた。

でも、社会人になって何年も経ち、年齢的には大人なはずなのに、今も私は大人になりきれず、卒業できない自分がいるのに気づく。

♪信じられぬ大人との争いの中で♪
だから、私はこざかしい「大人」と争い、葛藤を続けている。歌の中に出てくるような大人になれず、あの学生の頃のまま、いつも真っ直ぐで、自分の心に素直に生きている私。だから、私は間違っていない!と思うと、それを主張する。でも現実の社会は、例え間違いや悪いことであっても、権力があるもの、強者の言動が罷り通ることがある。それを許せないと思いながらも、最後は無力な抵抗に力を使い果たし、我慢して過ごすのみ。

♪生きる為に計算高くなれと言うが 人を愛すまっすぐさを強く信じた♪
もっと上手に生きられたなら、もっと器用に生きられたなら、きっともっと楽なんだろうけど。でも、それが出来ないから、いつも苦しんだり悩む事ばかり。かといって、信条に反してこざかしく生きていくなんて出来ない。どんなに不器用でも、やはり真っ直ぐに生きて行きたい。

♪大切なのは何 愛することと 生きる為にすることの区別迷った♪
ひたすら真っ直ぐに人を愛してきたのも、私の生き方。いつも素直過ぎるから、騙されていたことに気づかない時もある。後から思い返してみると、騙されてたのかな?そう思えてくることがある。でも、騙すような生き方よりは騙される方がいいんだって自分に言い聞かせ、慰めている。

♪これからは何が俺を縛りつけるだろう あと何度自分自身 卒業すれば 本当の自分にたどりつけるだろう♪
結局、社会と言う中で生きていくためには、いつも何らかの制約がある。でも、人間は一人では生きていけない。だから社会の中で生きていく。あと何度自分自身が卒業したら、本当の自分にたどりつけるのか・・・本当の自分、それすら虚像のように思えてきてしまう。きっと何度卒業しても、本当の自分にはたどりつけないんだろうな。

ついでに、「I LOVE YOU」も聴いてみた。この歌も好きなんだけど、シチュエーションがよく分からない。
♪何もかも許された恋じゃないから♪
若すぎるからって理由だけで、許されない恋なのかなぁ?

♪ひとつに重なり生きてゆく恋を 夢見て傷つくだけの二人だよ 何度も愛してるって聞くおまえは この愛なしでは生きてゆけないと♪
このフレーズが好きだな。恋して、色んな夢を見る。でも現実は厳しいもんなんだよな。思うようにいかない事も多い。そんな時、不安が心をよぎる。だから「愛してる」と言う言葉で安心したい。自分は誰かに愛される価値のある人間だと思いたい。そのために「愛してる?」って聞くんだろうな。順調にいっていたら、そんな事聞く必要なんかないし、聞こうと思わないだろう。不安だから、そんな質問をしたり、この愛なしでは生きてゆけない、そう思いこんでしまう。もっと強くなれたら、もっと前向きに生きていけたなら、そんな不安に襲われることもないんだろうにな。

最近、人生につまづいて悩んでいるので、ちょっと世界に浸ってみました。