次は、安骨浦倭城(アンコルポウェソン)を案内してもらいました。
ここも登城口に案内板があり、登城道や城跡内は整備されていて歩きやすく、藪もほとんどなくて見やすかったです。
安骨浦倭城は文禄2年に脇坂安治、加藤嘉明、九鬼嘉隆の3人の水軍将によって築城され、1年交代で在城したといわれています。このお城はとても面白くて、3人がそれぞれ天守台を持つ曲輪を築城しているため、主郭が3つあり、どこも見ごたえたっぷりです。
西主郭。このお城もやはり石垣が立派です
西主郭を東端から見たところ。この郭の北西隅に天守台はある
中央主郭。この郭が一番広く、奥(南東隅)が天守台。写真左端は枡形虎口
中央主郭の天守台。背後(南)の外海はかなり埋め立てられていた。
中央主郭の北北東にある東主郭へ向かう途中で、中央主郭方面へ振り返ったところ。
2つコブがあるけれど、これはお墓。韓国では山にお墓を作るため、山のアチコチにこういったコブが見られる。そのため、今回訪れた倭城でも沢山お墓を見た。
東主郭
実は安骨浦倭城については全くのノーマークで、特に何も下調べしてなかったので、こんなに素晴らしいお城だったのか!とかなり驚嘆しました。熊川倭城とセットで是非とも訪れて欲しい倭城です。