ちえぞー往生こいたでいかんわ!

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兵庫 中道子山城

2010年12月28日 | お城(関西)

今月に入って、右肩→左肩→左足首とあちこち痛くなったり熱が出たりで、ちょっと体調が悪いみたいです。
原因のひとつに寒さもあるんでしょうね(一番は年のせい?)。
まだ、年末年始の病院が休みの時期でなくて良かったです。
皆さんも、冬は身体が硬くなりがちですので、気を付けて下さいね☆

さて、兵庫遠征3日目、多可町及びその近辺の山城を回る予定でしたが、天気予報で昼から雨が降ると言っていたので、午後から平城巡りができる場所へ変更しました。

まずは中道子山城へ。

登城口に駐車場があり、歩き始めたのはいいのですが、とても立派な舗装された道を歩きます。
明らかに車道なのに、何で車止めで入れないようにしてるの?と怒り気味。
車道は道のりが長いし、アスファルトは疲れやすいので、歩いて登れというのなら歩き用の道もあればいいのに・・・と思いながら登っていたら、12~13分で旧道との分岐がありました。

そっちへ行こうかと見上げたら、石段とロープが見える!そんなにハードなの?と思い、そのまま車道を登っちゃいました。
更に5分程で車道の終点に。
そこには駐車場まであり、それなら車で通らせてよ!と憤慨気味に。

そこから7~8分登ると石積みがある大手門があり、順番に櫓台、櫓門と続きます。いずれも石積みがあります。
城門を入ると太子堂で、右手へ進むと説明板があります。


虎口がしっかりしていて期待大。
早速中へ入ると、土塁もめちゃくちゃしっかりした米倉で、これだけで一見の価値有りです。
この先が本丸です。
本丸には低い土塁が巡り、「赤松城址」の石碑が立ちます。
眺望も良いのですが、ロープが張ってあるのであまり縁に行けないなぁと思っていたら、ロープの外にベンチがあちこちに置いてあります。
これって、ロープをまたいでベンチに座れってことなのか?

本丸を後にし、先程の櫓門へ戻ると、ここにもロープの外に「空堀・井戸→」とあります。
この城のロープは何のためにあるんだろう?
空堀・井戸はさすがに無視できず、ロープをくぐって見に行きました。
トタン屋根が覆っていますが、今も水が満ちた井戸がありました。


空堀はどれのことか分からず戻りました。
二の丸は藪で、その北側下の曲輪にも井戸があります。
二の丸の北西は三の丸で、石仏が周囲にあるのですが、藪です。

三の丸から北西へ段郭が2つあり、最下段から東側の虎口を出て進むと石積みがある搦手門があります。


ここから下っていくと、立派な堀切が2本見られます。


かなり満足できるお城でした。
帰りは、大手門から旧登山道で下山したのですが、道は整備されていて歩きやすかったです。
車道と合流する直前に毘沙門岩があり、ここだけ急な石段ですがロープを掴むほどでもないかも?
これなら、行きも旧道を通ればよかったです。

体感・実感!にっぽんの名城

2010年12月24日 | お城(その他)

『体感・実感!にっぽんの名城』が本日発売されました。

姫路城から始まり、名古屋城・大阪城・熊本城などの近世城郭が続くので、イマイチ興味が湧かないなぁと思って見ていたのですが、ページをめくっていくと最後の方では縄張図を描こう!ということで、鹿背山城が紹介されています。
縄張図を描くところまで書かれている本は、こういう本ではかなり珍しい!と思いました。

この本、来年1月~3月まで、毎週木曜日22:00~22:25にNHK教育テレビで放映される「趣味工房シリーズ」という番組のテキストです。
どんな番組なのか興味津々。
しかも、千田先生が出演されるようで、楽しみ☆

そして、巻末には上田城のペーパークラフトが付いています。
お正月に作ってみようと思っています。

兵庫 恒山城

2010年12月22日 | お城(関西)

次は恒屋城へ行きました。

登り始めて少しすると、前城経由の道と直接後城へ行く道とに分かれます。
初訪城だったので、前城経由の道をとりました。
登城口から10分程で前城に着きます。


この付近にうっすらと竪堀が数条見え、この上にはお墓が並び、更に上に曲輪があったのですが、曲輪は酷い藪で通路が確保されているのみ。
何だ?と思うも、町並みを見下ろす眺望は良いです。

ここから北へ進むと土塁が尾根と平行してあります。


この土塁は何なんだろう?変わってるなぁ・・・と思いつつ進むと、土塁が切れたと思ったら、今度は横堀出現!


めちゃくちゃ変わってる!!
意味不明のまま進むと、土橋で横堀は終わっているのですが、今度はその先に竪堀がありました。

竪堀沿いに登っていくと、堀切が2本あります。


その先が、急に道が右に折れ、そのまま進むとまた道が折れ、思いもよらぬ方向で本丸への虎口になっていて驚かされました。


随分変わっている、というか意表をつく城です。
前城と違い、後城(本丸)は整備されていて、眺めが良かったです。

兵庫 置塩城

2010年12月21日 | お城(関西)

渋滞を抜け出し、やっとのことで置塩城へ。

登城口に「置塩城跡へ18丁」という石碑があり、1丁ごとに石碑が置いてあるので登った距離の目安になります。
12丁を越えたところに炭焼き釜跡がある他、登っている途中に石積みが数箇所で見られます。

30分程登って漸く18丁の石碑がありますが、ここが本丸ではありません。
まだ二の丸の南下です。
先に本丸へ行こうと二の丸の西~北を回って東へ進んでいきます。
本丸は遠くて、18丁の所から10分程かかりました。
土塁は無いのですが、虎口付近に石積みが見られます。


引き返して、二の丸へ。
ここが実質的な本丸といった感じです。
二の丸には土塁があります。
この北側に二の丸北曲輪群というのがあり、間の堀が立派です。


この西側に三の丸があり、この北側に北曲輪群、西側に西曲輪群があってかなり城域が広いです。
西曲輪群は段郭が続いているようなのでパスしちゃいました。

最初の18丁の石碑へ戻り、今度は二の丸の南西にある南西曲輪群へ。
こっちには大石垣があります。


またまた18丁の石碑へ戻り、この西側(二の丸の南)の茶室跡へ。曲輪の東側に石垣が見られます。
更に南の南曲輪群を見て下山しました。

見所盛りだくさんのお城で楽しめますが、広すぎです。

兵庫 坂本城

2010年12月20日 | お城(関西)

次は置塩城を目指したのですが、通り道のすぐ際に坂本城がある!と気づき、寄り道しました。
ちなみに、ノイシュバンシュタイン城を見たのもこの途中で、坂本城より前です。

坂本城は桜池の南東にあり、道路沿いに看板と石碑があったのですぐに分かりました。
城のほとんどは宅地化で破壊されたのですが、ここにほんの一部だけ土塁と堀が残っています。
坂本城も赤松氏の本拠だったので、赤松氏のお城つながりです。

ササっと見終えて置塩城へ向かおうと、もともと通っていた1本北側の県道545号へ戻ったら、大渋滞。
全然、ビクとも動きません。
あー、時間が勿体無い!と思うも、抜け道もなく諦めの境地。
信号までの約800m進むのに30分かかっちゃいました。
渋滞の原因は、書写山の紅葉を見に来た行楽客が殺到したためでした。
丁度、この道沿いから入ってすぐのところに、書写山ロープーウェイ乗り場があったのです。
知っていたら、当然他の道を通ったのに・・・

兵庫 行けなかった矢野城

2010年12月19日 | お城(関西)

感状山城を見た後、南麓にある矢野城を目指しました。
資料によると石塁があるようです。

光専寺へ行き、付近にみえた方に尋ねたら知らないと言われてしまったので、お寺の方にお伺いしました。
でも、お寺の方もご存知ないとのことです。

そこで、寺から西へ歩きながら、民家と民家との間に山へ登る道がないか探したのですが分からず。
一番西側のお宅の方が外にみえたので、ここでも尋ねたのですが、山へ入る道は分からず。

地元の方がご存じないとなるとお手上げです。
まだ行きたいお城は幾つかあるので、ここで時間を取られてもなぁ・・・と思い、諦めました。

写真は、光専寺です。
櫓が建っていました。

兵庫 感状山城

2010年12月18日 | お城(関西)

日にちが経ってしまいましたが、兵庫遠征の報告に戻ります。

2日目、早朝から光明山城をリベンジした後、感状山城へ行きました。

途中で大手門経由と物見岩へ行く道に分かれますが、物見岩コースへ進んだら20分程で物見岩に着きました。


そのまま進むと倉庫跡や三曲輪群、出曲輪があり、更に北へ進むと井戸があります。
この下に搦手門があるようですが、藪のようだったのでパスしました。
ここから三曲輪群へ戻り、今度は一曲輪を目指しました。
ちょっと足場が悪く、急な道を登ると、南曲輪群です。
この付近から見下ろす景色は素晴らしく、石垣も立派です。


この北側に、南二曲輪、北二曲輪、一曲輪が続きます。
曲輪には礎石があり、西側には石垣が有り、東側は眺望が素晴らしいです。
曲輪内も整備されていて、とても気持ちよいです。
一曲輪


すっかり堪能して三曲輪方面へ下山をしていたら、山歩きに来た団体さんが登ってきて急に賑やかになりました。
帰りは、大手門経由で下山することに。

大手門の石段が残っています。


付近にはあちこちに石垣があり、大手門のすぐ上には井戸もあります。

兵庫を訪れたら赤松氏のお城を回ってみたくなると思いますが、白旗城、感状山城、そして置塩城は必見ですね☆

関東の新聞屋

2010年12月17日 | その他

関東に来て、愛知との違いに驚くことの1つに新聞屋さんがある。

何に驚くかって?
それは、契約のたびに色々と物がもらえる事である。

愛知では、ほとんどの人が中日新聞を取っていて、契約も期限を定めず、何年もず~っと取り続けているものである。
新聞屋さんからのサービスは、中日ドラゴンズの小冊子がもらえるのと、優勝時に記念品をもらえるぐらいか。
そして、中日新聞の代理店が、ほとんどの他の新聞も扱っている。

ところが、関東ではかなりしつこい勧誘をされ、契約は3ヶ月ごとが普通。
そして、契約のたびに、お米、洗剤、ティッシュペーパー、トイレットペーパーなどがもらえる。
ただし、こんなにサービスが良いのは、朝日新聞と読売新聞だけである。
その分、1ヶ月の新聞代が800円~1000円程高い(東京新聞比較)。

どちらも私には大して興味の無い新聞なのに、インターホン越しに追い返さずに、玄関先に運悪く出てしまった時は、ほぼ100%の確率で断りきれずに契約してしまっている。
(ただし、取りたいと思って契約したこともあるけれど)

先日は、新聞屋と名乗らず、町内会の人かと思って出てしまった。
こんな手もあったとは!
既に契約しているので、今は必要ないと応えると、契約が切れた月からお願いしますとしつこかった。
今回は、そんな先まで考えられないと断れたけれど。。。

すっかり物につられてしまう私。
今度からは絶対に契約しない!と、契約したたびに心に誓っているのだけれど、上手く追い返せるか自信がない。

山梨 本栖城石塁

2010年12月16日 | お城(甲信越)

本栖城へは上九一色中学校から樹海の中の遊歩道を歩いて登城口へ向かったのですが、この付近には石塁が沢山見られます。
円形だったりと折れ曲がっている石塁が多いです。
屋敷跡なのでしょうか?
これらも城の遺構のようです。


また、上九一色中学校から東側に通っている国道を横切ると、「武田最前線史跡公園 石塁入口」の看板があり、入っていくとこちらにも石塁があります。
こちらは真っ直ぐな石塁です。


山梨 本栖城

2010年12月15日 | お城(甲信越)

次は本栖城へ行きました。
本栖湖の東にある城山が城跡で、周囲は樹海です。
登城口に説明板があり、15分も登れば城域に入ります。

いきなり4連続堀切がお出迎え。
しかも、4本目の堀切付近からは石積みが見られます。
その先は郭が2段あり、南斜面には立派な石垣があります。
その上が主郭で、ここにも南側に石垣があり、


郭の西側からは富士山が拝めます。
樹海越しに見る富士山は、原始時代のように思えてきます。


この西側の郭には狼煙台があり


この背後にも堀切が3本あります。


絶景の富士山が見られる上に、遺構も見応えがあってオススメです。

山梨 御坂城

2010年12月14日 | お城(甲信越)

御坂城は御坂峠を中心に築かれており、登城口からの比高は230m程度なのですが、比高約300mの御坂山をはじめ、山越えをしながら長い距離を歩くので、峠まで85分程かかります。

アップダウンがあるので結構体力を消耗していると思うのですが、景色が良いので案外元気です。
登り始めて70分程で城の遺構と思われるものが見えてきました。
堀切や竪堀があります。

峠には廃屋となった小屋があり、この北西には石積みのある曲輪が、ここから南西には長い横堀が道の両側にあります。


あまりの規模に圧倒されますが、この付近には曲輪らしい曲輪はなく、街道を守る防塁といった印象を受けました。

この辺りは人気の登山コースのようで、峠で何人もの人を見かけました。
御坂城は、富士山をはじめ周囲の山々が美しく見渡せる雪が降る前の冬に来るのをオススメしますが、かなり風が強く、城を見ていると寒くてかじかんできたので、寒さ対策を万全にしましょう。

山梨 御坂城

2010年12月13日 | お城(甲信越)

御坂城は、冬だと富士山が良く見えるということで、12月になるのを待って登城しました。

登城口からいきなり富士山が見える!


まだ7時だというのに、富士山の写真を撮りに訪れていた人もいました。

登り始めて20分ちょっとで、また富士山が見える絶景の場所があります。


更に30分程登って、ようやく御坂山頂。


城は峠にあるため、まだまだ先。
御坂山頂から10分ちょっとで、また富士山が見えた!
でも、電線が邪魔だ。
富士山の左奥には雲海が見える。。


朝早かったせいか、足元は霜が下りていて、踏むとキュッキュッといった感じで気持ちよい。
でも、霜はビニールテープみたいに見える。


続く・・・

江戸東京博物館

2010年12月10日 | 関東お出かけ

先日、江戸東京博物館へも行きました。
もう3回目です。

行く度に、入ってすぐ日本橋を渡った先の町人地や江戸城松の廊下など、ついつい写真を撮ってしまいます。
そして、写真の滝山城も。

随分と楽しめる博物館ですが、さすがに暫くは行かなくてもいいかなぁ。

山梨 八田家御朱印屋敷

2010年12月09日 | お城(甲信越)


富士山を見た日とは別に、先週は日帰りバスツアーで山梨へ行きました。

お昼は石和温泉のホテルでランチバイキング&温泉入浴。

ランチバイキングでは、最近話題のB級グルメ・鶏もつ煮もあったので、早速それも食しました。
美味しかったけれど、そこまで話題になるほどか?といった感想。
でも、ほうとうも富士山を見た日に自分で入って食べたお店と比べると、全然美味しくなかったので、このホテルのランチバイキングがイマイチだったのかも?
ランチは、和食・中華・洋食とあったけれど、洋食が一番美味しかったかな。

ランチでお腹一杯もういいや~と席を立ったのが50分経過後。
ランチと温泉で、このホテルに滞在する時間は120分。
温泉に70分も要らないしなぁ・・・と思い、ふらっと八田家御朱印屋敷へ出かけました。

というか、せっかく山梨まで来たのに、この日は城へ行けそうにない。
バスで立ち寄る先の近くに城が無いか予め調べてみたのだけれど、歩いていけそうなのが唯一、この八田家御朱印屋敷のみ。
行ったことあるし、わざわざ行くほどでも・・・と思いつつ、時間的には間に合いそうだからと出かけるのは、城中毒のせいか?

とはいえ、ホテルから八田家御朱印屋敷まで約1km。
温泉に入る時間を30~40分は確保したいので、屋敷に使える時間は30分だ。
あまりゆっくりできない。

ということで、ホテルから早足で向かった。
うーん、こんなに頑張って行くほどでもないけれどなぁ。
歩きながらそう思いつつ、でも止めようとは思わない。
結局、片道10分で屋敷とホテルを往復し、屋敷に10分滞在した。

バスツアーで、抜け出してこういうところへ出かけるのはやはりおかしいか?
でも、間に合って、温泉にもゆっくり入れて満足、満足☆

風穴・氷穴

2010年12月08日 | その他

富岳風穴・鳴沢氷穴へ行きました。
中学校の修学旅行以来です。

入場料が1箇所280円、共通券だと500円と安かったので両方行くことに。

鳴沢氷穴


あっという間に見て回れちゃいます。
見学コースが短いから、入場料が安いんですね。
縮こまったり、からだをくねらせないと通れないところがあったりで、結構大変です。
一度、頭をぶつけてしまいました。
最後、出口まで階段を上がるのがしんどかったです。

富岳風穴


こちらは、洞穴に入る前に、ガス孔の跡や溶岩棚が見られるし、樹海散策路もあります。
氷穴同様、見学コースが短いのでもう終わり?と思いますが、洞穴好きなので楽しかったです。