会津若松城が赤瓦にリニューアルされたのをまだ見ていなかったので、珍しく?昼間の明るい時間に近世城郭へ足を運びました。
ちょっと綺麗すぎる感じもしますが、赤瓦もいいですね!
会津若松城が赤瓦にリニューアルされたのをまだ見ていなかったので、珍しく?昼間の明るい時間に近世城郭へ足を運びました。
ちょっと綺麗すぎる感じもしますが、赤瓦もいいですね!
向羽黒山城が随分と整備されたと聞いて行ってきました。
このお城、城域がとても広く、図面を見ると複雑で面白そうなのですが、今までいつ行っても遺構がちゃんと確認できなくて良く分からなかったのです。
主郭と二郭がただの公園で、それ以外は藪といった印象。
ところが、今回訪れたら、藪が刈払われ、随分と遺構が確認でき、その素晴らしさに感動したのでした。
主郭背後の堀切 こんなに綺麗になっていて、石積みも少し見られます。
主郭下の横堀 背後ではこの横堀の下から竪堀が置いていて、主郭背後の堀切から落ちている竪堀と合流しています。
主郭西下の竪堀 登城路からも途中何度か見ることができます
二郭北側の虎口を見下ろす 枡形虎口がバッチリ見られ、石積みも少し確認できます。
先程の虎口から更に下ると、竪堀、横堀、連続する枡形などが展開し、どこをどう見たら良いのかしら?と悩むほどに。
更に、石積みも見られる部分も。
二郭下は今まで藪で全く見られなかったので、今回びっくりしました。
こんなに技巧的だったとは!!
主郭側よりこの二郭側の方がかなり見応えがあります。
二郭から三郭まで遊歩道が続き、途中、源平沼も見られます。
更に下方にある伝盛氏屋敷を取り巻く横堀も見ることが出来ました。
たっぷり3時間半かけての散策。
かなり広範囲の遺構が確認でき、初めて向羽黒山城を見た気がしました。
環状列石で有名な小牧野遺跡へも行きました。
ココ、道路に案内が行き届いていたので迷う心配はなかったのですが、遺跡近くとなる最後の一本道は未舗装な上に、かなり酷いでこぼこ道。
それが2km程も続きます。
土煙がスゴイし、車は揺れまくるしで、引き返したかったのですが、さほど広くない道幅&あまりの悪路で引き返すことすら難しそう・・・ということで諦めて前進。
漸く着いた時はほっとしました。
到着すると駐車場は舗装され、綺麗な施設もありました。
この施設を造る時、沢山車が往来しただろうに、みんなあの悪路を通ったの?とビックリ。
まずは道路を何とかして欲しかった。(と勝手に思う私)
写真だと分かりづらいですが、環状列石
土坑墓
お城じゃないですが、せっかく青森まで行ったので三内丸山遺跡も見学しました。
入場無料で、復元建物やお墓等が見られて満足です。
竪穴住居
掘立柱建物と大型竪穴住居
大型掘立柱建物
周囲に堀が無いかしら?と、ついつい習性で探しちゃいました。
鱒沢城は、長泉寺背後の山に築かれています。
住所:岩手県遠野市宮守町上鱒沢(地図)
お寺の背後ということで場所が分かりやすく、お寺の前には説明板もあったので楽々かと思ったのですが、登ろうと思ってビックリ。
重機が通った道ができているし、木が伐採され放置状態。登城道らしきものもなく、とにかく歩きにくくてどうしようかと・・・
とはいえ、せっかく来たので一歩一歩慎重に登っていく。
さほど登らずに麓の横堀があった。
鱒沢城はちょっと変わった縄張で、曲輪はほとんど傾斜になっていて、祠がある曲輪の最上段背後に二重堀切、そして曲輪を取り囲むように両脇には竪堀が二重に落ちている。更に麓にも堀がある。
最上段の曲輪
背後から二重堀切と曲輪の両側に施された竪堀を見下ろす
曲輪西側の竪堀
曲輪西側の竪堀
木が伐採されたおかげで、写真では見学しやすいように見えるかもしれませんが大間違い。
とにかく歩きにくいし、こんな状態になったということはこの先、壊されてしまうのでは?という危惧の方が大きいです。
しかも、麓の方は重機があちこちに入っていてぐちゃぐちゃだったし。
せっかくこんな素晴らしいお城なのに、どうなるんでしょう。。。
根城は、「史跡 根城の広場」部分も見ごたえたっぷりです。
本丸西の堀
本丸東の堀
本丸(主殿)
私が訪れた時は、この主殿で甲冑を着ることができました。
中館東の堀
東善寺館東の堀
東北遠征のデータ整理をしようと思っていたけれど、夏~秋の旅行の計画を立てたり、予約・調べものなどに手一杯となり結局何もせず。
こんな感じで、ここ6年位に訪れたお城はホームページの更新もままならずで、この先どうしようかしら・・・と悩みの種ですが、まぁやれる時に少しずつかな?
さて、青森県の堀越城は再訪だったのですが、随分と復元整備をしていてビックリしました。
以前は本丸とその周囲の堀が残っていただけですが、二の丸、三の丸、外構を平成30年度までに復元する予定のようです。
復元計画図
復元された二の丸西側の堀
復元された二の丸南土塁から、本丸南と三の丸南の堀を見たところ
復元された二の丸南土塁から本丸西虎口を見たところ
本丸御殿広間跡
本丸西土塁から二の丸を見たところ
青森はあまりに遠いので次はいつ行けるか分かりませんが、堀越城はまた訪れたいものです。
G.W.は6日間、東北(青森・岩手)遠征をしてきました。
運良く6日間とも天候に恵まれ、予定以上に回ることができました。
訪れた場所は(城以外も含む)・・・
東北(青森・岩手)
1日:岩手(沼宮内城、姉帯城、一戸城、浄法寺城、江刺家館、九戸政実墓、九戸城)、青森(三戸城、聖寿寺城、平良ヶ崎城、相内館、下名久井館、古館、法師岡館、法師岡古戦場、根城)
2日:青森(八戸城、根城、七戸城、三内丸山遺跡、小牧野遺跡、浪岡城、川原御所、堀越城、大仏ヶ鼻城、弘前城)
3日:青森(弘前城、大浦城、尻八館、福島城、唐川城、尾別館、中里城)
4日:岩手(毒沢館、土沢城、鱒沢城、清心尼公の墓、横田城、鍋倉城、人首城、小梁川館(野手崎城)、浮牛城、高館、陣ヶ丘)
5日:岩手(二子城、鹿島館、下煤孫城、上煤孫城、相去城、丸子館、鳥海柵、大林城、金ヶ崎城、胆沢城、岩谷堂城、白鳥館、安倍館、長者原廃寺、接待館、衣川柵、琵琶館、小松館、館、北館、衣川関、国衡館)
6日:岩手(伽羅御所、柳之御所、無量光院、中尊寺、弁慶墓、国衡館、観自在王院、義経妻子の墓、高館、柳之御所資料館、内館、薄衣館、金沢城、代官屋敷、二桜城)
まだ、疲れが取れず今日も眠くて仕方ないです。
写真の整理もまだですが、ボチボチやっていこうと思います。
それにしても、今年は暖かくなるのが早かったようで(例年だとG.W.が桜の時期なのに、今年は2週間程早かったですもんね)、東北も既に藪でした。
城内で青々と下草が生い茂る所が多く、もう踏み込めないような酷い藪のところもありました。
おまけにダニがズボンを歩いているのを数回目撃。
もうシーズンオフですね。
4月の山形遠征で訪れたお城です。
26日:次年子館、猿羽根楯、清水城、鳥越館、志茂の手館、小国城、判兵衛館、太郎田館、新庄城
27日:落楯、愛宕山館、差首鍋館、鮭延城、八幡館、庭月館、小十郎館、玄蕃館、ミタケ館、京塚館、熊野館、川口館
28日:延沢城、楯岡城、谷地城、左沢楯山城、水口楯、秋葉山楯、川久保楯、落衣長者屋敷、寒河江陣屋、新田楯、溝延城、蔵増城、二階堂館、成生館、高擶城、高擶陣屋
29日:山形城、上山城、高楯城、中山城、岩部山城、館山城、金谷館、原田館、北館、普門院館
計 47城
中山城、館山城、志茂の手館が良かったです。
あと、岩部山城もかなり複雑な縄張で驚嘆したのですが、いかんせん酷い藪。
訪れる人がほとんど居ないのか、登城道も荒れており、城内も藪。
まだ、低木の芽が出始めた頃だったので、掻き分けて歩き遺構の確認も何とかできたのですが、今の時期だともうダメかもしれませんね。
それから、麓からでも三重堀切がくっきり見える水口楯も気持ちよかったです。
4月末の山形遠征時は、桜があちこちで楽しめました。
特に、さくらんぼの木の桜が一面満開の地域では、車窓の風景を楽しんでいました。
夕方、時間が余った日には、新庄城の桜まつりにも行ってみました。
百々城は、移動中に道沿いの看板をアオ殿が発見して寄りました。
住所:大崎市田尻大沢百々一
この日は他に、町田館も通り沿いの標柱を発見して寄ったりと、皆さん、スゴイ動体視力。
城という文字に敏感に反応します。
説明板に図面が載っていたので、それを基に周辺を歩いたのですが・・・
本丸は民家の背後のようで、行けませんでした。
妙見神社の上が二の丸とのことで行ってみたら、こちらは畑。
図面に桝形と描いてあった所は道路や宅地で何もありませんでした。