チコ屋

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初香港 -人間到るところ青山あり-

2007年03月03日 22時45分44秒 | 心に移りゆくよしなし事

出張で香港に。

全てがバイリンガルの街。
何もかも広東語と英語の二重表記です。
両言語話せる人もかなり多いみたい。
街を歩く人々は、アジア系とヨーロッパ系どちらもたくさんいます。
アジアのわさわさとしたエネルギーとヨーロッパの洗練さ・整然さが同居する感じでした。
文化と文化が混ざり合い影響しあう。うう、やばい、ツボです。こういうの大好き。

そして、会う人会う人、インターナショナルでした。
香港にかれこれ20年も住んでいるイギリス人。
香港生まれ、オーストラリア育ち、そして香港で働く香港人。
香港で働く、中国系オーストラリア人。
香港生まれ・育ちの日系イギリス人。
皆、選択肢がある中で、香港を、選んで、住んでいる感じ。

私なんか、日本生まれ、日本育ち、そして日本で働いているだけ。
(途中アメリカが1年あるけどさ。)

こういうとき、いつもこの言葉をつぶやいています

人間到るところ青山あり。(注1)
選ぼうと思えば、ある程度は選べるのだ、住む国なんて。


【注1】
人間(ジンカン)=世界、青山(セイザン)=お墓
どこで死んでも骨を埋める所ぐらいはある。遠大な望みを達するためには、故郷をはなれて大いに活動するべきだという意味。