光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

久留里まちゼミに参加して①-君津市

2020年02月11日 | 日記
 
 1月中に申し込んでおいた久留里のまちゼミに2/8(土)ツレと2人で参加しました。久留里の町は何度も撮影に訪れているのですが、土地の人しか知らない情報もあると思い参加して来ました。天候にも恵まれ気温も上がって散策日和です。



 午後1時30分久留里駅近くの観光交流センター前に集合です。10分位前に集合場所に行くと私たちが申し込んだ「昭和初期の絵図で巡る久留里の老舗と名水の井戸」というコース担当の方も来ていました。久留里の坂本商店の御主人でした。



 坂本さんから昭和初期に書かれた久留里の町の鳥瞰図(ちょうかんず・鳥のように高い位置から見た地図)のコピーをいただき、まず久留里駅の説明を受けました。それによると久留里駅周辺には米を貯蔵する蔵が何棟もあり、この観光交流センターの建物もその蔵の再利用だそうです。もう1棟残っており屋根の部分が他の建物から突き出ていました。

 そして駅前のみゆき通りの細い路地を通って久留里街道に出ました。このみゆき通りには久留里中華の名店・喜楽飯店があります。(1番上の写真がみゆき通りの入り口)



 久留里街道に出て説明を最初に受けたのは木村金物店。昭和初期の建物で、久留里鎌の販売で財を成したそうです。右隣りは浜野屋古くから続く呉服、洋服の店です。久留里街道(国道410号線)を右に向かうと久留里という名の信号があります。



 このT字路の信号の裏にあるビルも古いビルで、昔は旅館だったそうですが、今はたい焼きと珈琲の店です。



  信号を左折して県道82号線に入り、1本目の路地を左に曲がると蔵のある通り。坂本さんが先程説明してくれた木村屋金物店の蔵もあり、古い母屋や蔵の特徴を詳しく話してくれました。



 倉のある路地を戻り県道82号線を少し直進しました。ここには沢山の井戸があります。久留里自慢の自噴井戸ですが、この通りの井戸はすべて元井戸からパイプで水を引いたものだそうです。パナテックスワダ横の井戸には車で水を汲みに来た人がいて、ペットボトルに水を入れていました。



 

 県道82号線沿いの井戸の元井戸は、神明神社の反対側の路地を入った場所に在る久留里の大井戸です。足場が組んであり少し高い位置にあります。路地を入った空き地の中にも井戸がありますが、これも久留里の大井戸から引いた物だそうです。




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