光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

久留里まちゼミに参加して②-千葉県最古の水道水源地・真勝寺

2020年02月12日 | 日記
 
 2/8(土)久留里まちゼミにツレと参加しました。その時いただいた昭和12年(1937年)に書かれた久留里の鳥瞰図(ちょうかんず)を見ながら案内人の坂本商店の御主人と久留里の街を散策です。
 (上がその鳥瞰図のコピーですが、スキャナーが故障中なのでデジカメで複写しました。その為少し不鮮明ですが、左下の久留里駅や上の店が並んでいる久留里街道等は判別できると思います)
 
 江戸時代に掘られた久留里の大井戸を見学した後、この井戸より古い千葉県最古の横穴井戸が現存する真勝寺を訪問しました。





  真勝寺は天文9年(1540年)に創建された禅宗・曹洞宗の古刹。社殿入り口には重厚な彫刻が施されており、有名な波の伊八の流れをくむ職人の作だそうです。



 社殿横には大きな池があります。昔はこの池に沢山のカエルがいたそうで、そのせいか寺には大きなカエルの彫刻が置かれていました。



 そして池の右側には横に掘られた井戸があり、水が湧き出しています。これは久留里藩黒田家7代目の黒田直静(くろだなおちか)の時代(嘉永4年1851年)に作られたもの。この清水を集めて竹樋で久留里上町8ヶ所の余水桶に給水し、共同で使用したと言われています。





  真勝寺入り口には山門がありますが、これは元々この辺りにあった久留里城の城門を模して造られた物だそうです。その後小高い場所に在る真勝寺を下り久留里街道に降りてきましたが、道の横には鶏が放し飼いになっていました。こんな光景も久留里らしいので何枚か撮影しました。





  途中高澤の水で案内人の坂本さん達と喉をいやし、最後に寛永元年(1624年)創業の吉崎酒造店の自噴井戸を見学、久留里駅に戻りました。




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