光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

ぶらっと館山②-レトロな建物の街

2022年12月15日 | 日記

 館山市は千葉県南部に位置する市で、人口は4万4千69人(2022年11月現在)館山都市圏の中心都市です。ただ最近過疎化が進み、空き地やシャッター街が増えているのが現状です。ツレと館山駅周辺を散策しましたが、人通りも少ない静かな街です。

 そんな中ハッとするような建物がありました。南寿庵です。大正期の別荘だそうですが、レトロな景観がとても素晴らしいです。以前は富士ディーゼルの保養所として使われていましたが、現在は個人宅となっており、外からの見学のみとの由。裏には、皇室が宿泊したことを記念する菊紋の燈籠もあるそうです。

  

 また駅前通りを進むと3軒つながった商店がありました。目を引いたのでシャッターを切りました。近くには不思議な看板が建てられていましたが、よく見ると飲食店の案内板でした。

 

  30分程歩くと館山駅が見えてきました。駅周辺は飲食店が殆どですが、あまり人の姿がありません。

  館山駅に入り、コーンコースを西口に向かいました。駅の2階から夕映え通りが見えます。トップの写真が夕映え通り、ヤシの木が1直線に北条海岸まで伸びています。駅前は西口なぎさ広場、南国らしい綺麗な景観です。

 帰りの内房線の時間も迫って来たので、駅のホームに降りました。暫くすると2両編成の木更津行きの電車が定刻通りにホームに到着。行きの電車より多くの乗客が乗っていましたが、難なく座れ木更津に戻りました。日帰りの小さな旅でしたが、面白い館山の旅でした。