検診のあり方

ここ数日、Xのタイムライン上に「小学校の内科検診で上裸にさせられた」というような愚痴・文句が現われている。

私としては、医師の前で裸になるのはともかく、順番待ちの時まで裸でいる必要はないだろうと思っている。

そんな折、こんなポストを見つけた。

聴診は当てるべき場所があって、隙間なく平らに皮膚に聴診器を当てないとしっかり聞こえない。

「下着の裾から差し込んだらブラインドで当てる場所が分かりにくい」「ブラで盛られてると当てられない」

これは大人の健診でも知られて欲しいですね…

女医ですけれど女性の聴診は苦労します https://t.co/BAbSwSHOAO

— にゃにゃ🌸小児科 (@Dr_Asuw) May 23, 2024

 

そうなのか。色々医師側にも理由があるのね。

それは理解する。

側弯等を見つけるためには、裸で目視する必要があるというのも分かった。

でも、それを「子どもたち」に理解してもらう必要があると思う。

検診のときにはパッと脱ぎ着が出来るような服装でいてもらうとか、裸になって貰う理由を丁寧に事前にプリント等で説明するとか。

結局は医師側の説明が足りないということに落ち着くような気がする。

理由がハッキリ分かれば、「それでも裸はイヤだ！」という人はかなり減ると思う。

ゼロにはならないだろう。男の子だろうが女の子だろうがイヤな子はイヤだろう。

せめて、医師と向き合うときに女性の誰か（看護師、クラーク、学校の先生）が一緒にいて欲しいけどね。

男性医師だろうが女性医師どちらでも。

現在通っている呼吸器内科では、医師は服の上からしか聴診しないよなぁ…。

前、背中、そして首筋。

たぶん、もし「ん？」と思ったら服をめくらされると思うけど、まだそんな機会はない。

やってこないことを祈る。