Chiakiの徒然日記

スポーツ大陸

日曜日の朝、新聞のテレビ欄を見ていたら、NHKに「横浜フリューゲルス」の文字を見つけた。
再放送のマークが付いていたので、いつか放映されていたのだろう。
気づかなかったけど…。
仮面ライダーオーズの録画が終わるのを待って、録画予約。

ゴセイジャーとオーズを見終わってから見てみた。
11年前の天皇杯の記憶が蘇ってきた。
あの頃活躍した選手たちのインタビュー、今だから出来たのかもしれない。

横浜からは遠く離れた広島にいた私。
選手たちの様子はなかなか窺い知ることは出来なかった。
だからこそ、今こういう形であの頃の選手たちの様子を知ることが出来たのは貴重な映像だと思った。

今後の選手生活への不安、動揺、焦り…。
選手同士で喧嘩になったこともあるという。
そりゃそうだろう…。何も感じなければそれは嘘だ。
それでもチームは崩壊しなかった。

天皇杯で一気に名前が躍り出た吉田選手。
もちろんその存在は知っていたし、応援もしていたけど、
誰よりも打ちひしがれていると報道されていた吉田選手の気迫は凄まじいものがあった。
たぶん、あの時期に彼はツイていたのかもしれない。
運が良かった、とかそんなんじゃなくて、神懸かっていたというか、そっちの「ツキ」。
ボーっとしていたら目の前にボールが来た、と言っていたけど、それでもゴールしたその執念。
そして、昨シーズン、現在所属しているヴィッセル神戸の降格を防ぐゴールを上げている。
「あんな経験をしたら、このくらいのプレッシャーなんて…」
吉田選手のこの言葉が全てだと思う。
本当にみんなギリギリの精神状態で戦っていたんだな、と改めて実感した。

VTRの中での天皇杯決勝での終了のホイッスル。
ベンチから飛び出す、控えの選手、スタッフ陣。
それを見ていると、また涙が出てきそうになる。あの日は本当に泣いた。

あれから11年。
チーム消滅、なんて悲しい事態にだけはして欲しくない。
特に、あのときフリューゲルスにいた選手たちが所属するチームは、
絶対に吸収合併なんて悲しい選択だけは止めて欲しい。
二度も同じ経験はさせたくない。

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