元!4級審判員の日記 

2002年9月より始めたブログもはや21年〜
2005年からのJFA3級は今も維持、今は元!と名乗っています。

☆convergence

2008-07-11 08:33:24 | business
●さぼりぎみ
ですみません、勉強佳境なもので・・・

●コンバージェンス
とは「収束」とある
日本の会計基準がコンバージェンス!などといわれるほど国際会計基準と乖離しているとは思っていない!
ということから書き出そう、国際会計基準について。

「2005年4月に欧州委員会とSECがいわゆるロードマップに合意した。」というのが歴史的な転換期になった。
FASBが折れたということでアメリカの会計基準にも限界がきたということだろう。多少おおげさな言い方だが、アメリカの経済覇権の自滅と世界経済の多極化の影響がこんなところにもあらわれていると思う。FASBもIFRSを強制適用するのに同意するという意見表明をしておきながら、一方でアメリカ一筋縄ではいかず、IASを導入するなら完全導入だなどどいって企業を困らせようとしているようだが、世界標準の流れは止められないだろう。

オーストラリアでのIFRSの2005年導入以降の財務諸表作成者や投資家の混乱は日本の当局や会計士協会もよく検証すべきだ。日本もあまりまじめに取り組みすぎず、各国が本当にきちんと国際会計基準をとりいれているが検証すべきである。また、日本国内のみで事業を行う中小企業などには国際会計基準など導入しないという選択肢もあってもよいのではないか。

EUの同等性評価によって、日本基準がIFRSと同等とみなされる可能性が高いとある。コンバージェンスの項目を見る限り、さほど国際会計基準との乖離があるわけではない。同等と日本は国際会計基準にかなり近いということを世界に宣言すべきだ。

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