南米の最南端パタゴニアへ行きました。成田から2回乗り継ぎ、延べ30時間。見どころは、世界最大の氷河ペリト・モレノと山岳国立公園パイネです。ここから南極観光の砕氷船も出ています。実は、南極へ新造船で処女航海し野宿するツアー企画があり、昨夏に予約したのですが、船の完成が遅れ中止となりました。パタゴニアだけでも見どころ満載でした。
ペリト・モレロ。世界最大の氷河(南極とグリーンランドを除く) 何万年もの間に降り積った雪が圧縮されて、面積は大阪市と同じくらい、高さは70mの巨大な氷河を形成し、湖へ落ち込んでゆく。雄大!!
氷河は自重によって日進2mのペースで湖へ移動しています。崩壊する時は雷のような轟音が響き、湖へ水煙を立てて落ち込みます。真に豪快です。運よく崩壊の瞬間を捉えた写真です。 手前に展望台の観光客が見えますが、身長と比較して頂ければ氷河のスケールが感じられると思います。
展望台に立つ筆者
船からも氷河を観ました。崩壊の瞬間です。
これも船から崩壊の瞬間。氷河は雪が圧縮されて形成される過程で気泡が追い出され赤色光線を吸収するので、青く見えるのだそうです。(着色料は使っていません。)
ここから下は、パイネ国立公園。写真の中の島にあるホテルに泊まりました。スーツケースを引きながら橋を渡ります。公園内にあるホテルは2軒のみ。車もほとんど通らない。聞こえるのは風の音のみ。空気が澄んで夢のような景色です。
朝焼け。真ん中に見える尖った峰は、「パイネの角」 今日は周辺を山歩きします。
マゼラン海峡近くのビーグル水道。世界最南端の町ウシュアイアから遊覧。ペンギンかと思いきや空を飛んだので、あれ?? ウミウ鵜でした。それにしても、この数は壮観!