ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

3度目の入院第6弾

2007-05-17 | 闘病生活
腹痛と膀胱炎のような症状に悩まされ
さらに点滴翌日には37.5度の熱が続きましたが
そんなことにはおかまいなしのI医師。

回診に来て人の顔を見るなり「うんOK」って帰っちゃいましたよ。
そんなに元気そうな顔してるかい?
けっこうつらいんですけど。。。
顔だって赤いだろ?
もうちょっと心配してよ。

F医師も回診に来たので痛みを訴えてみました。
そしたらさらっと「管がどっか引っかかっちゃったかなぁ」って
恐ろしいことをおっしゃいました。
どうしてもダメだったら再手術だねぇって。

ポートから下腹部に伸びている管(長さ推定20センチほど)は
最初の5センチくらいが皮下脂肪の中に固定されていて
その先は自由に動くようになってるんだそうです。
その先端が腸に触れてしまっているのかもしれないとのこと。

そんな説明はどうでもいいです。
今のこの症状をどうにかする方法を考えてはくれませんか?

そして点滴から3日後、血液検査、尿検査、レントゲン
どれも異常なしの結果が出て、あっさり退院許可がおりました。
そうか、数値上に異常がなければ
患者がなにを訴えても「問題なし」と判断されるわけだ。
なんかとっても貴重なことを学んだような気がしました。

今後は2週連続で点滴を受け
1週休んでまた2週、を繰り返すそうです。
家に帰ってさっそくカレンダーとにらめっこ。
3週ごとにしかない自由に動ける土日を大事に使わないとね。

・・・8月のコンサート、点滴の日と重なってるなぁ。行けるかなぁ。

3度目の入院第5弾

2007-05-17 | 闘病生活
さて無事?に点滴を終え病室に戻って数時間後。
昼食(3時過ぎだったけど)をあまり食べられなかったので
夕食は張り切ってモリモリ食べておりましたが、
その途中でとんでもない腹痛に襲われました。

腸が新体操でも始めたんじゃないかと思いましたね。
おそらく点滴の刺激で腸がびっくりしたんだろうと思い
そのうち治まるだろうと、ベッドの上でうずくまっていましたが
おさまるどころかだんだんひどくなる一方。
それでも時折静まるので、その隙に急いで喫煙所へ向かい(行くなよ)
戻ってきてはうずくまって・・・の繰り返し。

結局、消灯後の9時半頃K医師を呼んでもらって
腸の働きを抑える薬を注射してもらいました。

翌日も昼食後に同じことがあり、退院後も2回ほど苦しみました。
注射のかわりに処方された飲み薬でどうにか乗り切りましたが
これから週1回の点滴のたびに同じことがおきるのかと思うと
通院じゃ無理なんじゃないの?と不安になります。

しかも点滴は医師団の都合で土曜日と指定されてしまったので
日曜日に苦しくなったらどうすりゃいいんだよ?

退院時、そんな不安をK医師に話したところ
もしそうなったらタクシーでいつでも乗り付けておいで、
すぐ入院させてあげるから、と言われました。
でもねぇ、あんなに痛み出したらタクシーなんか乗れませんって。
病院のベッドがもっと広ければのた打ち回りたかったくらいなんだから。

膀胱炎のような不快感も退院後2日目まで続いたし
夜寝るときはいつ腹痛が起きるかと不安になるし
正直言って、もう2度と点滴なんか受けたくないと思いました。
こんな苦しい思いをして貴重な土日を無駄にするくらいなら
ガンなんか治らなくてもいいから
今まで通り平穏に過ごさせてほしいです。

もちろんそんな考えが間違っていることは重々承知しておりますが
抗がん剤の副作用に耐えられず治療を拒否する人の気持ちが
少しだけわかりました。

私は今まで少し楽をし過ぎてたのかもしれないな。