昨日は55回目の点滴。
前日と前々日に少々仕事が忙しかったせいか、朝から体はだるくて重い。
たった2日、それぞれ1時間と2時間半の残業をしただけでこんなに疲れちゃって
これからおよそ2週間の超多忙な時期を乗り越えられるのでしょうか。
いつもよりちょっと遅めに病院到着。
でも採血が空いていたのでラッキーでした。
採血担当は初めてお会いするお嬢様検査技師さん。
私の細い血管を見つけ出すのに相当苦労していらっしゃいました。
腕を乗せる台を高くしたり低くしたり、腕の向きをいろいろ変えたり
しまいには検査台を回りこんで私の横まで来て、う~んとうなっておられます。
こりゃあダメだなと思った私
「かなりやりにくいといつも言われますので、ダメそうだったら他の方にお願いします」と
失敗される前に選手交替をお願いしました。
そのお嬢様もホッとした様子で「そうですね」と素直にベテランさんを呼んでくださり
無事に終了。
お嬢さん、がんばってねぇ。
白血球が3600。好中球が1656。
うむ、1週間の休薬期間を置いたわりには、いまいち回復しませんね。
やはり仕事の疲れが影響しているのでしょうか。
今まで、腫瘍マーカーの数値は気にするなとおっしゃっていたI医師が
今回初めて数値の上昇について気になる発言をなさいました。
今まで上がったり下がったりだった数値が
ここのところ、じわじわと上がり続けているのですよ。
腹膜の再発か、卵巣の転移が大きくなっているのか。
ひょっとすると最近のお腹の張りも、その辺が影響しているのかもしれません。
来週CTスキャンを受けるので、その結果を待ちましょうとのことでしたが
I医師が気にするということは
やはりこの数値の上昇は見逃せないということなんでしょうね。
抗がん剤の投与を1週おきにしたのもよくなかったのかも。
CTの結果によっては、治療方針を見直す必要がでてくるのかもしれません。
せっかく仕事始めたっていうのに。。。
ちょっとショックです。
鎖骨周辺の痛みもなかなか治まらないので再度診てもらいました。
ガンの痛みがこんなふうにピンポイントで出てくることはないらしいです。
痛みの感じからして、これは四十肩かもしれないと言われちゃいました。
う~む。そういう年だもんねぇ。しょうがないよねぇ。
さて診察はこれで終わり。
PCに抗がん剤治療のスケジュールを入力しながら
「システム化されるのも、いいんだか悪いんだか」とぼやいておられます。
本来、2週間投与して1週間お休みするという薬なので
違うスケジュールで入力するとエラーになるんだそうで。
「Mさんのために裏技を編み出したんだよぉ」と言いながらも
その裏技がうまく使えず悪戦苦闘。
そういえば、同じ治療を受けているTさんという女性も隔週の投与だと言ってましたけど
Tさん担当のF医師は、ちゃんと裏技を使えているんですか?
かなりご年配ですし、あまりPC操作は得意じゃないとお見受けしましたが・・・
I医師、声をひそめて「あんまり使えてないと思うよ」
そうですか、やっぱりね。
できることならお手伝いしてさしあげたいです。
次回以降の日程を確認しながらカレンダーを眺めておりましたが
このカレンダーがとってもかわいいのです。
私好みの、クレヨンタッチでいろんな動物が描かれたもの。
どこで手に入るんだろう。
病院にあるものだから、どこか製薬会社かなんかが作っているのかしらと思い
I医師に聞いてみました。
すると、この診察室は普段は小児科の先生が使用している部屋なので
その先生の好みだろうとのこと。
なるほど、そう言われればお部屋の中はぬいぐるみでいっぱいです。
机の上には大きなスヌーピーが鎮座しているし
診察ベッドにはミニーちゃんがいるし。
「先生の好みなのかと思ってましたよ」と言うと
診察室裏の廊下で、気配を殺して診察内容をPCに打ち込んでいた看護師さんが
思わず気配丸出しにして大爆笑なさっておられました。
I医師も笑いながら
「僕、こういうの一番嫌いだもん、子供も嫌いだし」とおっしゃるので
「てっきりスヌーピー抱えてお引越しなさったのかと思ってました。
でも先生、お子さんいらっしゃるんですよね?」と聞きましたら
なんと独身なんだそうで。
え?あれぇ?
私、なにを勘違いしていたんでしょう。
一番最初の入院時から、I医師は妻帯者で就学前の男の子がいると思っていたんですが。。。
まだ医師の顔と名前が一致しなかった頃に、他の先生と取り違えて覚えてしまったようです。
2年半もの間、まったく気づきませんで。
てっきり家族でハワイ旅行なさっていたんだと思っていましたけど
まさかお一人で出かけたわけでもないでしょうね?と聞きますと
「さすがに1人でハワイには行かないよぉ」とのこと。
一緒に出かけるお相手はいらっしゃるのですね。
結婚しない主義なのか、
それとも私が思っているよりずっと若くて結婚なんかまだまだと思っているのか。
まさか、収入が少なくて結婚までこぎつけないなんてことはないだろうしねぇ。
ま、それ以上はプライバシーの問題ですから詮索は控えておきましょう。
その後の点滴は、今回、私の都合で腕からだけにしてもらいました。
実は、明日の月曜日にちょいと東京ディズニーリゾートへお出かけの予定なもので。
お腹タプタプで出かけたくないし
その翌日からは仕事がとびっきり忙しい予定なのであまり副作用に悩まされたくないですし。
でも明日、お天気悪そう。
無事に出かけられるでしょうか。
腫瘍マーカーのこともあって、腕からだけにしてくれなんてわがままを言ったことに
少々罪悪感を覚えております。
そのせいでさらに悪化してしまったらと思うとね。
実は少し前から少々の不安は感じていたので
1年ぶりに「宇宙人医師」の気功の予約を取ってあるのです。
奇跡を信じるわけではないけれど、すがれるものにはすがりたい。
最近はすっかり治った気分でいましたけれど
このへんで、初心に戻ってもう一度ガンと向き合わなければいけないのかもしれません。
やっぱり、ガンは「治る」ということはないのですね。
前日と前々日に少々仕事が忙しかったせいか、朝から体はだるくて重い。
たった2日、それぞれ1時間と2時間半の残業をしただけでこんなに疲れちゃって
これからおよそ2週間の超多忙な時期を乗り越えられるのでしょうか。
いつもよりちょっと遅めに病院到着。
でも採血が空いていたのでラッキーでした。
採血担当は初めてお会いするお嬢様検査技師さん。
私の細い血管を見つけ出すのに相当苦労していらっしゃいました。
腕を乗せる台を高くしたり低くしたり、腕の向きをいろいろ変えたり
しまいには検査台を回りこんで私の横まで来て、う~んとうなっておられます。
こりゃあダメだなと思った私
「かなりやりにくいといつも言われますので、ダメそうだったら他の方にお願いします」と
失敗される前に選手交替をお願いしました。
そのお嬢様もホッとした様子で「そうですね」と素直にベテランさんを呼んでくださり
無事に終了。
お嬢さん、がんばってねぇ。
白血球が3600。好中球が1656。
うむ、1週間の休薬期間を置いたわりには、いまいち回復しませんね。
やはり仕事の疲れが影響しているのでしょうか。
今まで、腫瘍マーカーの数値は気にするなとおっしゃっていたI医師が
今回初めて数値の上昇について気になる発言をなさいました。
今まで上がったり下がったりだった数値が
ここのところ、じわじわと上がり続けているのですよ。
腹膜の再発か、卵巣の転移が大きくなっているのか。
ひょっとすると最近のお腹の張りも、その辺が影響しているのかもしれません。
来週CTスキャンを受けるので、その結果を待ちましょうとのことでしたが
I医師が気にするということは
やはりこの数値の上昇は見逃せないということなんでしょうね。
抗がん剤の投与を1週おきにしたのもよくなかったのかも。
CTの結果によっては、治療方針を見直す必要がでてくるのかもしれません。
せっかく仕事始めたっていうのに。。。
ちょっとショックです。
鎖骨周辺の痛みもなかなか治まらないので再度診てもらいました。
ガンの痛みがこんなふうにピンポイントで出てくることはないらしいです。
痛みの感じからして、これは四十肩かもしれないと言われちゃいました。
う~む。そういう年だもんねぇ。しょうがないよねぇ。
さて診察はこれで終わり。
PCに抗がん剤治療のスケジュールを入力しながら
「システム化されるのも、いいんだか悪いんだか」とぼやいておられます。
本来、2週間投与して1週間お休みするという薬なので
違うスケジュールで入力するとエラーになるんだそうで。
「Mさんのために裏技を編み出したんだよぉ」と言いながらも
その裏技がうまく使えず悪戦苦闘。
そういえば、同じ治療を受けているTさんという女性も隔週の投与だと言ってましたけど
Tさん担当のF医師は、ちゃんと裏技を使えているんですか?
かなりご年配ですし、あまりPC操作は得意じゃないとお見受けしましたが・・・
I医師、声をひそめて「あんまり使えてないと思うよ」
そうですか、やっぱりね。
できることならお手伝いしてさしあげたいです。
次回以降の日程を確認しながらカレンダーを眺めておりましたが
このカレンダーがとってもかわいいのです。
私好みの、クレヨンタッチでいろんな動物が描かれたもの。
どこで手に入るんだろう。
病院にあるものだから、どこか製薬会社かなんかが作っているのかしらと思い
I医師に聞いてみました。
すると、この診察室は普段は小児科の先生が使用している部屋なので
その先生の好みだろうとのこと。
なるほど、そう言われればお部屋の中はぬいぐるみでいっぱいです。
机の上には大きなスヌーピーが鎮座しているし
診察ベッドにはミニーちゃんがいるし。
「先生の好みなのかと思ってましたよ」と言うと
診察室裏の廊下で、気配を殺して診察内容をPCに打ち込んでいた看護師さんが
思わず気配丸出しにして大爆笑なさっておられました。
I医師も笑いながら
「僕、こういうの一番嫌いだもん、子供も嫌いだし」とおっしゃるので
「てっきりスヌーピー抱えてお引越しなさったのかと思ってました。
でも先生、お子さんいらっしゃるんですよね?」と聞きましたら
なんと独身なんだそうで。
え?あれぇ?
私、なにを勘違いしていたんでしょう。
一番最初の入院時から、I医師は妻帯者で就学前の男の子がいると思っていたんですが。。。
まだ医師の顔と名前が一致しなかった頃に、他の先生と取り違えて覚えてしまったようです。
2年半もの間、まったく気づきませんで。
てっきり家族でハワイ旅行なさっていたんだと思っていましたけど
まさかお一人で出かけたわけでもないでしょうね?と聞きますと
「さすがに1人でハワイには行かないよぉ」とのこと。
一緒に出かけるお相手はいらっしゃるのですね。
結婚しない主義なのか、
それとも私が思っているよりずっと若くて結婚なんかまだまだと思っているのか。
まさか、収入が少なくて結婚までこぎつけないなんてことはないだろうしねぇ。
ま、それ以上はプライバシーの問題ですから詮索は控えておきましょう。
その後の点滴は、今回、私の都合で腕からだけにしてもらいました。
実は、明日の月曜日にちょいと東京ディズニーリゾートへお出かけの予定なもので。
お腹タプタプで出かけたくないし
その翌日からは仕事がとびっきり忙しい予定なのであまり副作用に悩まされたくないですし。
でも明日、お天気悪そう。
無事に出かけられるでしょうか。
腫瘍マーカーのこともあって、腕からだけにしてくれなんてわがままを言ったことに
少々罪悪感を覚えております。
そのせいでさらに悪化してしまったらと思うとね。
実は少し前から少々の不安は感じていたので
1年ぶりに「宇宙人医師」の気功の予約を取ってあるのです。
奇跡を信じるわけではないけれど、すがれるものにはすがりたい。
最近はすっかり治った気分でいましたけれど
このへんで、初心に戻ってもう一度ガンと向き合わなければいけないのかもしれません。
やっぱり、ガンは「治る」ということはないのですね。