繋いだ手 2005-05-22 02:07:05 | た行 (自作の詩) この握った手を離さないと 約束したじゃないか 薄情だ いや、約束なんてしていなかったな ああ、馬鹿だ なんて馬鹿なんだ 手のぬくもりが急に冷えてきた
大胆 2005-05-22 01:37:16 | た行 (自作の詩) 途中下車ばかりの日々だったように思う 巻き取れない糸巻きの糸で 君と僕が結ばれたんだ 最後の悪戯だと決めて それを覚悟と読んだりもした 何故 希望というものは 良いことばかりではないのか あまりにも空が高かったので 階段を上るのを辞め この手を翼に変えて 今ここから、飛ぶ
カチコチ 2005-05-22 01:27:58 | か行 (自作の詩) その歩みをふと止めると 街には様々な音楽が流れており 目を瞑れば 呼吸をする私自身が楽器になる 固まっても息してる 止まっても進んでる 守っても壊れてく カチコチ カチコチ 音楽は流れ続けて 私は寝息をたてている
どうすれば 2005-05-22 01:17:22 | た行 (自作の詩) どうすれば あなたは笑ってくれるでしょう どうすれば… 優しくしても 叱っても あなたの瞳に私は映らない 一体どうすれば あなたは心を許してくれるでしょう 一緒にいて楽しませる方法を 知りたい
創造 2005-05-21 01:49:59 | さ行 (自作の詩) クリエイティブな気持ちがサドになる どうも君を迷わせて困らせたいという気持ちが 迷路を創らせる そしてゴールの無い迷路の中で 必死の君を閉じ込めるのだ かわいそうが愛おしいになる時 イマジネーションに溺れていたら 罪になる
おむすび 2005-05-21 01:31:15 | あ行 (自作の詩) "COME" と言って集まった米粒の ぎゅっとにぎった おむすび 愛、こもってる "MY" おむすび 結婚しようと言われたら どうしよう "BYE" アツアツがおいしいけど ちょっと冷えててもおいしい おむすび
貞操 2005-05-21 01:17:41 | た行 (自作の詩) 守りたいものほど壊したい 壊したいものほど守りたい 相反する気持ちが強さと弱さを生み その強弱の行き着く先に 美しさはあるのかもしれない
しかえし 2005-05-21 01:00:04 | さ行 (自作の詩) 風を受けたら 風を起こそう 余計な計らいで 身を焦がすなら 充分な抗いで 身を曝そう ありがとうとごめんねは似ている それは誰かの仕業