リズムザドッヂ

友達が邪魔なときは
人助けをしている自分が素敵だと思って生きる

笑顔が幸せを運ぶなんて嘘だ
どうにでもなれという狂気が
強運を呼ぶんだ

そしてそれを続けることが
世界をつくるということだ

邪魔なものを切り捨てて
有意義な人生を選択してきたようで
本当は誰かの未来の為に選択させられている

早く外野にまわって
球を当てろ
逃げ回っている自分に

奉り

たくさんの手で持ち上がる空気と一緒に
行ってみたい場所がある
誰にも届かない　でも
誰でもたどり着ける

一度しかないが
今まで何度かあったけど
それを掻い潜る度に
日常に戻ってきてしまっている

戻れないところまで行ってしまうということは
ずっと遠くまで行くか
帰り方を忘れてしまうかだ

たくさんの手で持ち上がる空気と一緒に
行ってみたい場所がある
誰にも届かない　でも
誰でもたどり着ける

賞杯

賞杯に全部を取り込んだら
壊れるよ

あなたがしたいことは
そういうことなんですよ

ダメなのはわかってる
二人とも

相手の嫌がることはしたくない
でも自分の嫌いなこともしたくない
結局はどっちを愛しているのかと
問いただして
指差したほうが私だったら
勝ちなんて

わかってる
そういうことじゃ壊れるって

力

女子力という言葉が好きじゃない
男と女の意味を、役割を理解している
恋愛もするし、差別もし、されてきたが
どうしてもっと人間の力をみてくれないのかと思うと
大きい胸と大きいお尻を呪ったよ
ドキドキなんて本当はたいしたことないのに
いつの間にかそれで満足していたりもして
憧れはもっと遠くにあったはずなのに
チラチラと目の前にうつる影を捕まえたいなどと思いたち
行動を始めるんだ
結局それを否定しても
世間から否定されるのは
力のない私なのだ