恋をすると

恋をすると
途端に臆病になる

恋をすると
ひどく謙虚になる

恋をすると
気持ちの上がり下がりが大きい

恋をすると
本当の自分と向き合える

認識

見えないものは
無いのです
だけど
心配とか嫉妬とか
会話の間の空気が遠いとき
聞こえた言葉の裏にある
下心とか嫌悪とか
気付いてしまったら
あるのです
見えないものが
見えるようになって
計れるようになって
数値化です
じゃあどれくらい好き？
あれと比べたらどっちが嫌い？
差です
差ができたら
ふつうなら順番をつけて
判断をします
ふつうならね
それが恋愛や喧嘩の始まりです
決めつけなのです
そんな風に見えないものに
名前をつけるから

たとえば
死ね
なんて、とても聞きたくない言葉ですけど
し、と、ね、という文字自体に
罪は無いのです
化学のように
ある一定の思いで、ある一定の文字が組み合わさり
声に出すと
途端に悪い言葉になります
だからって
し、と、ね、の事を嫌いになれますか？
嫌いだから、し、と、ねは
声に出したく無いなんて
それこそナンセンスですよね

つくられたものは
つくられたもので
つくられている

認識なんて
そんなもの

女王蟻

自然界で女王と名の付くものの
仕事は私できると思う
私が良いと思う種しか選ばないよ
そしてそれが正しいの

ハーレムをつくりたいと言ったら
モテたいの？と言われた
女王蟻はそんなこと思ってないはずだから
それは間違っているの

適材適所ってあるでしょ
だから私は私にできることをするまで
生きた証が欲しいなら
本能に従うといいのです

私には羽がある
多くの人には無い羽が
飛べないまでも
その羽を捥ごうとする場所には居たくはない

私の卵は溢れかえり
ただ情熱だけが魅力となり
与えられることにだけ精一杯な小さな世界で
それを愛と呼ぶのです

かわいそうなひとなのです
だからあなたがそこに居て
私の為に生き抜いて
本気の恋しか選ばない

狼狽

不埒　不貞　不可　不徳
あああ蛇ＳＴＩＮＧ！
音楽回そか　ほなさいなら
良心の呵責　同じってあほかよ
調子にライドして儲けて
儲けた振りしてゴーアウェイ

月が欠けたら指を咥えよ
煙が上れば尻を拭えよ
棒立ち　先生　アマゾンが見える
祝電を打とう
マカ不思議　ＡＢＣＤ少々

徐々にご覧　よろしく貫通
ベンジャミン！
祠に祭られた遠き日の思い出
わしは眠る　テリトリー
外に一歩踏み出し　正解を導け
屈折し鈍角に放たれる　正解を導け