イメージの部屋 2005-05-26 23:37:54 | あ行 (自作の詩) 感覚の窓を開けて 世界の風を私の部屋に! もしかすると私の猫が逃げるかもしれない でも誰かの小鳥が迷い込んできてくれるなら それでもいいや 落書きがアートだったりするんだから 片付けなくてもいいやんねぇ
癒し系 2005-05-26 21:46:14 | あ行 (自作の詩) 癒し系の中身のどろどろなことよ なんでも受け入れて ぱんぱんに膨れ上がった丸い体さ 一番大きな風船になると覚悟を決めて 癒し系の頂点にたどりつくのさ
環状線 2005-05-26 21:39:17 | か行 (自作の詩) 感情が溢れてきたら 拳をうんと強く握る 拳をうんと強く握れば 力が溜まる 力が溜まれば どこかに向かいたくなる そう、そしてどこかに向かいたくなった私 でも、きっとこの力は向かわせてはいけない力 なんでしょう 線路はどこまでも続かないので 環状線に乗車する 環状線に乗車すると スタートもゴールも一緒だとわかった スタートもゴールも一緒だとわかったら 伝えたい言葉が誰かの秘密だということもわかった 嘘つきが優しい人だと呼ばれることもわかった 環状線はいつも満員電車 今日はどこで降りようと思っていたのだっけ 溢れる感情を閉じ込めてぐるりと一周 したのだっけ