chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログデビューし現在17年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

~茨城の文化財~

2011-01-26 08:05:46 | 国内旅行
  ~佐久良東雄旧宅~                   茨城・石岡市浦須314-             

佐久良東雄(さくらあずまお)は、江戸時代後期の歌人で、常陸国新治郡浦須村の農家に生まれました。本名は飯島吉兵衛で、9歳で僧侶となりましたが和歌を好み、歌名を東雄、号をきょう園と称しました。37歳で平田篤胤の門人となり、万葉の歌を学び国学を究めましたが、その後僧衣を焼き捨てて俗人に戻り、桜(佐久良)靱負(ゆきえ)と称しました。








35歳で京都に上り、皇居の衰微を嘆き尊皇運動に急進しました。その後50歳の春には「桜田門外の変」で、井伊直弼を襲撃した水戸浪士をかくまったとして因われ「徳川の粟を食わず」と言い、江戸伝馬町の獄中で絶食死したと伝えられています。

旧宅は、18世紀半ばから後半に建てられたものと推定されています。長屋門、母屋と土蔵が往時のまま残されています。
「国指定重要文化財」
現在も使用されていますので見学は外観とその周辺のみです。

見学:無料
駐車場:あり
                                              

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