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湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

『神の雫』とやらのワイン

2019-12-06 17:54:00 | コラム
ワインには詳しくない

昔、親が飲んでいた赤玉ポートワインが一番最初のお酒となる。

うるさくない親だったので
未成年の割には
誕生日だ、クリスマスだと
今はいない兄と2人で飲んでいたっけー。

大人になってから
『Madonna』という、ドイツの白ワインが好きになった。

今は、お酒の味は
どれも美味しいと思うけれど
ほんのすこししか飲めなくなった。

若い頃は
今よりかは、もう少し飲めたので
スコッチウイスキーの水割りだの
日本酒、ワインあたりは
一通り飲んだかな。

しかし
ワインはなかなか
白ワインから
いわゆるフルボディってやつの
赤ワインまでには
かなりの時間がかかった。

赤ワインの渋みの中の旨味がわからなかった。

熟成された旨味は
人が大人からさらに熟すように
飲み重ねてこその旨味なのかもしれないと思う。

しかし、
いわゆるワイン好き?
何年ものがどうのとか
そんなことではなくて
ドイツ、チリ、カリフォルニア、
フランス、、、


メルロー
カルベネソービニヨン

それまでが、せいぜい。

コンビニあたりの安いテーブルワインで充分美味しく頂ける。


先日、友達が入院して
やっと退院してきた時に
なんでも手伝うよって言っていたら
友達の叔母さんが、入院中によくしてくれたので、お返しがしたいと言う。

よくよく聞いてみると
その叔母さんは、銘柄は拘らなくとも、ワイン好きの方だと言う。
どこか知ってる酒屋さんはないかーっと言うことで
知り合いほどでもないけれど
日本酒を詳しく教えてくれる酒屋さんを知ってるから、おそらく
ワインにも詳しいはずだからと
友達を伴って
その酒屋さんに行ってきた。

もう、おん年70歳は過ぎているだろう。もしかしたら80歳ぐらいかも。

店主のオバさんは、ワインにも詳しかった。

私もありったけの知識を動員して
いかに、友達の叔母さんの口に合うものを見繕うかと
アレコレ話をしていた。

結局は、
中口のロゼのスパークリングワインと、ミディアムの赤ワインを
二本セットにしてもらうことにした。

友達と叔母さんが食事に行って
飲んでいた店のワインの取り扱いワインを推定して、提案してくれた店主さんと、ラベルの見た目の美しさなどを加味して選んでみた。

その時に
店主さんが私に言った

『あなた、漫画の「神の雫」って本を読んだか、ドラマを見ていたのね』って聞いてきた。

いえいえ、なんのことですか?と。

店主さんは、指差して
『あなたが、詳しいから、この本を読んだのかなーって思ったのよ』と。

あー、そこには
アニメでありながら
海外からワインについて
称賛された漫画のチラシがはりつけてあった。

なるほど、こんなアニメがあったんだー。

へーっと見ながらいた。

『この漫画を読むと、ワインにもっと詳しくなりますよ』と。

何故か
読まなくてはいけないような気がしてきた。

褒められて
すこし、気をよくしていたのか
そのチラシの横に
珍しいオーストラリアワインが置いてあった。

安い!

友達の用事であるとこの
叔母さん用のお返しは箱詰めされたのち、私はまだ飲んだことのないオーストラリアワインを一本、自分用にと買ってきた。

その日の夜に開けて飲んでみた。

んー、美味しいwww

なんだか、自分の用事で出かけたような日。
しかし、友達は
良い買い物が出来たと喜んでいた。


さてさて
私は時間ができたら
この漫画の単行本を探すことにしょう。

あ、ドラマもか、、、。

何になるつもりも
ウンチクを使うつもりもないですが、自分でワインを選べるようになれるなんて、ちょっとカッコいいかもしれない。










コメント (2)
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