湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

ミューズってなに?

2020-11-05 21:10:00 | コラム
なんとなく昔のドラマを見ていた。

編集者と、作家が喫茶店で、やりとりしてるシーン
作家は言っていた
『僕は小説が書けなくなったんだよ。ミューズが必要なんだ。かつて、何かを生み出した芸術家や作家、音楽家には、ミューズがいた。僕にはミューズがいないから書けないんだ』と言うセリフ。

ん?
ミューズって
殺菌作用のある石鹸⁉️

ちがうちがう。

ミューズとは
ギリシャ神話に出てくる文芸を司る女神たちの総称らしい。
ムーサとも言うらしい。


『芸術家に霊感
(インスピレーション)

与える女神たち。
さまざまな芸術を
つかさどる九人の女神たち。
それぞれがつかさどるのは、
次の通りである。
カリオペ(叙事詩)
クレイオ(歴史)
メルポネペ(悲劇)
エウテルペ(抒情詩)
エラト(恋愛詩)
テルプシコラ(舞踏)
ウラニア(天文、占星)
タレイア(喜劇)
ポリュヒュムニア
(音楽と幾何学)
絵画では、詩人などが、
霊感を得るときに、
ミューズの力を借りている
姿が
描かれたりする。』


チョチョイとググれば、こんなふうに出てきた。

ようは、
小説や、音楽、絵画など
女神によってインスピレーションをもらい、上から降ってくるように
作品が出来上がると。

かつて
歴史上には、そうした沢山の話がある。


しかし
現実的には、そんな霊的なものではなくて、
そばにいる女性やその時の
恋する人などに対して
その人を思い、モデルにしたり、
その人がいるからこそ、できあがっていく作品達だと言える。


たった1人のためを思い
その人のために作ったものが
万人の心を揺さぶらせていくんだと思う。

テレビドラマの小説家役のセリフは
ミューズという言葉を使って
情熱を傾ける誰かを求めていたことになる。

きっと
きっとね
それは、たった1人でも
動物でも、何でもいいんだ。


伝えたいことがある。
自分がそのものによって
狭い間渕であれど
ただ、一つのものに対しての思い。

揺さぶられるものが
人の心を揺さぶっていく。

共感か、同調か
解釈か、賛同か

ぐるぐると
巻き込んでいくのだろうね。
その書き手には想像できないぐらい。

ああ、あれか?
『1人を幸せに出来なくて、みんなを幸せにできないだろう』とか

って、そういうこと⁉️

ミューズ、、
私には新しい言葉
実感する言葉

なるほど、、、。
反芻することにしょう
一つ言葉を覚えました。

まだまだ、精進だなぁと思った日


庭の紅葉が色づいてきた。













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