惰天使ロック

原理的にはまったく自在な素人哲学

3月1日(日)のつぶやき

2015年03月02日 | miscellaneous

富山湾 ホタルイカ漁が解禁(NHKニュース) nhk.jp/N4I34C9c ”地元の漁業組合によりますと、1日朝に水揚げされたホタルイカは412キロで、大漁だった去年の半分でしたが、平年よりは多いということです”


サール『意識の神秘』についての短いメモ:サールが生物学的自然主義をいい、二元論はもちろん(心の哲学における)機能主義全般も退ける、にもかかわらず(俺に言わせれば)妙に「脳」を強調したがる理由の一端は、サールの議論が意識の中でも「痛み」を重視しているせいかもしれないと思えてきた


意識についての議論において「痛み」ということは歴史的にも重視されてきたものである。その歴史を意識しながら、それに沿って議論するとなると、「痛み」(特に親指を金槌で叩いた時に経験するような痛み)は明らかに生理学的身体、とりわけ脳神経系との結びつきが強いものであることは明らかである


『意識の神秘』のまとめとして置かれている最終章でサールは「脳は機械である。ただしそれは、意識をもった機械である(略)生物学的な機械である」(邦訳書p.236)とはっきり言っている。つまりサールは機械の中には意識を持つものと持たないものがあると言っていることになる


思うに、サールにおいて機械とは何かの定義はそれほど明確なものではないのではないか。我々が現在もっている機械についての最も明解かつ包括的な定義は計算の理論によるものである。たぶんサールはそれを十分考察していない。していれば、どんな機械も意識を持ちえないことはすぐわかるはずである


「中国語の部屋」で強いAIの議論を永久に葬り去ったサールならば、である


意識のうちでも「痛み」のように脳神経系だけでほぼ完結してしまうようなものはともかく、意識の経験一般について脳神経「機械」だけで完結させられるとは思えないし、思わない方がいいとわたしは考える


「痛み」でさえ、痛覚神経刺激を起点として「痛み」の意識が引き起こされるためには、それを引き起こす実在は脳神経系の外へ開かれた(したがって「機械」の定義からは外れる)ものでなければならない


メモはこのくらいにしてそろそろこれをタイムシフト視聴することにする。全部見るとまるまる半日かかるんだからなww ── ニコニコアニメスペシャル「D.C. ~ダ・カーポ~」1話~13話一挙放送 #DC nico.ms/lv206950691


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