今日の検索語(Dec.26)

久しぶりに「ポメラ　中古」が検索語リストのトップになっていた。

はっはっは、懲りねえなあ、などと思いながらリストの下の方を見たら「自由と行為の哲学　古本」という項目があってひっくり返った。このblogは古本屋じゃねえっつの。古本ならamazonでもブクオフのサイトでも何でも見りゃいいじゃねえか。なんで見ず知らずの他人のblogを見に来なくちゃいけないんだよ。

・・・待てよひょっとして、と思って改めて「自由と行為の哲学」でググってみたら、このblogの紹介記事（詳細目次つき、というかそれがメイン）が3番目くらいに出てきた。春秋社のサイトのページには相変わらず目次ひとつ載ってない。amazonには一応目次は載っているが実に素っ気ない（発売当時のまま、ということだ）。・・・ああ、そうか。なるほど、そういうことね。

インターネットで本を買う場合、立ち読みとかはほとんどできないわけだから、目次くらいきっちりしたのを載せておけばいいのに、と思うわけである。たいていのやつは本なんか、まして哲学書なんていうのはどーせ著者名で買ってるか、さもなきゃ衝動買いしかしないんだからさ、などと出版社や書店は思っているのかもしれないし、実際、売り上げの統計データ上はそうなっているのかもしれない。現在ただ今だったらM・サンデルの名前つけときゃ石鹸でも歯磨き粉でも何でも売れるよな、きっと。

そんなことだからいつまでも出版不況なのである。