もともとデュラン・デュランというバンド名は昔のB級SF映画「バーバレラ」に出てくる悪役の名前にちなんでつけられたものだ、というのは往年のファンなら誰でも知ってることではあるのだが、
from NicoNico
「バーバレラ」の主演女優のジェーン・フォンダとか、そもそも過去においてB級SF映画というジャンルがいったい何しに存在したのかとか、そういうこと自体、今のワカモノにはもはやまったく判らなくなっているかもしれない。
それを嘆こうとは思わない。
この動画は60年代のB級SF映画が80年代の人気グループのバンド名になり、それがさらに20年後にパロディのそのまた自己パロディで作ったかのような曲であり映像になっているわけで、つまり二重三重のパロディになってるところが愉快な作品であるわけなのだ。
わたしがこれを愉快がって見ていられるというのは、こうしたパロディの多重化の作品がなんとなく、テクノロジーの潰えた昔々の夢の鎮魂歌のように響いてくるところがあるからだ。ワカモノにそれが判らなくても、一向に構わないことである。どっちみち、それは潰えた夢なのだから。
「バーバレラ」の主演女優のジェーン・フォンダとか、そもそも過去においてB級SF映画というジャンルがいったい何しに存在したのかとか、そういうこと自体、今のワカモノにはもはやまったく判らなくなっているかもしれない。
それを嘆こうとは思わない。
この動画は60年代のB級SF映画が80年代の人気グループのバンド名になり、それがさらに20年後にパロディのそのまた自己パロディで作ったかのような曲であり映像になっているわけで、つまり二重三重のパロディになってるところが愉快な作品であるわけなのだ。
わたしがこれを愉快がって見ていられるというのは、こうしたパロディの多重化の作品がなんとなく、テクノロジーの潰えた昔々の夢の鎮魂歌のように響いてくるところがあるからだ。ワカモノにそれが判らなくても、一向に構わないことである。どっちみち、それは潰えた夢なのだから。