正論が通らないってことは仕組みが正論で出来てないってことです。別の理窟で仕組みが出来てるから正論は排除される。
若いころは正論が通じないことに腹も立てましたが歳をとるとそうでもない。自分の考えてることが正論とは限らないってこともありますけど、そんな視点くらいなら若いときにも持ち合わせてましたからね。それより正論だけでは味気ないって思うようになったせいでしょう。理解し難い理窟もまたおもしろい。ま、時と場合によりますけど。
世の中、正論だけじゃないから混沌としてます。滅茶苦茶です。それはそれでいいのかな、とも思います。
にしても滅茶苦茶の方向性ですわな。腐敗と醗酵は同じ現象ですが人に害を為すか益をもたらすかが違う。つまりは方向が違うんで同じ現象でも違う扱いになってます。
正論が叩きのめされる混沌で滅茶苦茶な世の中でも構いませんけど、願わくばおもしろいと思える混沌や滅茶苦茶であってほしいものです。