瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

不干渉

2016-11-29 04:42:50 | 随想
国家間においては内政不干渉が約束ごとである。
干渉しないことは、なにも国家間に限らない。人と人とのあいだにおいても不干渉が原則である。冷たいことを言うようだが、他人のことは放っておけば良いのである。

とかく人は人をコントロールしたがるものである。支配したがるものである。だから干渉する。しかしその干渉はたいていの場合過干渉である。大きなお世話というものなのだ。

干渉していいのは助けを求めてきた時だけ。

人によって、状況によって助けを求めたくても求めることが出来ない場合もあろう。そのような例外はあるにはあるが、原則、相手が助けの手を求めない限り、こちらから手を差し伸べる必要はない。干渉することは相手の権利を侵すことになるからである。

人は皆、自由なのだ。その自由は尊重されなければならない。あなたの自由も、そして私の自由も。
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