2011年10月28日(日)、大分県日田市の日田玖珠地域産業振興センター2階にて「LOVE HITA COCKTAIL CONTEST 2012」世界大会が開催されました
今年も素晴らしいイベントでした!
会場には700名を越えるお客様がご来場されて15時より日本予選の「LOVE HITA COCKTAIL CONTEST JAPAN 2012 」が始まり、全国から集まった24の選手が出場致しました!
予選の審査員は、梨園アピール・ポイントとカクテル審査に老松酒造株式会社 営業部の森下浩二様、加点審査は、台湾からWFA(ワールド・フレア協会)認定公式審査員のシン氏、韓国からWFA認定公式審査員のラビット氏、スカイ・フレア・グローバル・チャレンジ2008の世界チャンピオンで知られる金城光浩(ミツ)氏と私キャットマンの5人でした!
写真上左から、金城氏、シン氏、ラビット氏、私です!
減点審査は、ANFA(全日本フレア・バーテンダーズ協会)副会長兼ワールド・フレア協会(WFA)アンバサダーの滝藤育伸(ジャック)氏、ANFA公式審査員の成田栄治(E-ji)氏の2人でした!
予選では、昨年同様に本来の実力を発揮できなかった選手が多くいらした様子でした。
加点審査は、難易度、オリジナリティ、スムーズ、バラエティ、演出全体評価、ショーマンシップ、梨園商品アピールの他、カクテルの評価も高い大会でした。
減点も通常の大会より厳しくドロップやスピルがマイナス4ポイントという設定でした。
テクニックやエンターテインメント性の評価に加え、バーテンダーとしての技量も問われるフレア・バーテンダー大会でした。
日本予選では、カクテルの商品価値を下げるものが多く、加点に大きく響きました!
予選通過は、以下の3名となりました!
1位通過は写真右の後藤啓介(ゴリチョ)選手、2位通過は中央の神村美幸(カミムラ)選手、3位通過は右の市川寛(マイケル)選手でした
ワールド・ファイナルに相応しい日本の代表選手3名が選ばれました!
ワールド・ファイナルのオープニングのショータイムには、フレア・バーテンダー世界チャンピオンの金城氏のアトラクションが華やかに行われました!
ショータイム終了後18:00より開会式がはじまり、ワールド・ファイナル競技開始となりました!
ワールド・ファイナルは、日本、イギリス、ウクライナ、ルーマニア、ロシア、台湾、韓国などの代表選手10名で競われました!
ワールド・ファイナルの審査は予選と同じ7名の審査員でした!
世界大会決勝の加点は、難易度、オリジナリティ、スムーズ、バラエティ、演出全体が各60ポイント、ショーマンシップは高い設定の80ポイントで、カクテル審査は20ポイントで行われました!
競技終了後は、一般募集した「梨園ホーム・カクテル・コンテスト2012」の表彰式が行われました!
結果発表前には、今大会の感謝状と審査員認定書がオーガナイザー江田毅寿さんより贈られました!
決勝の10名の皆さんは、カクテルの商品価値が大変高い選手ばかりでした!
フレアの技術も素晴らしく、カクテルも美味しく、決勝に相応しい内容でした。
「LOVE HITA COCKTAIL CONTEST WORLD FINAL 2012」の順位は以下となりました!
10位は韓国のMWAICHI JUNG選手!
9位は、ハイブリット(大阪)の神村美幸(カミムラ)選手!
8位は、カラソル(東京)の市川寛(マイケル)選手!
7位は、イギリスのが誇る世界チャンピオンで"フレア界のプロフェッサー"とも呼ばれているTOM DYER選手でした!
10位から7位の選手は本領発揮出来ずで、7位のTOM DYER選手は不運にも破損もありでした。
6位は韓国のMKIM KEI選手!
世界大会オープン戦でも準優勝した経験を持つ実力派です!
安定した演技でしたが、上位の選手に比べるとクリエイティブな技が少ない内容でしたが素晴らしい演技でした!
5位は、カラソル(東京)の後藤啓介(選手)選手!!
日本が誇るフレア・バーテンダー世界チャンピオンの一人です!
それぞれのスコアをバランスよく獲得する演技構成で、ショーマンシップもしっかり意識したルーティーンでしたが、やや崩す結果となりました。
4位は、台湾のAH LIAO選手!!
ここからはWFAブラック・レベル取得者(ワールド・フレア協会認定1級世界大会ベスト3入賞経験者)ばかりです!
序盤のワーキング・フレアの演技を崩し、幾つかの狙いのオリジナル技をミスし、自身が予定していた加点を失う演技となりました!
後半に加点を伸ばしますが、ベスト3に届かずでした。
3位は、昨年のこの大会のワールド・チャンピオンのルーマニアのLUCA VALENTIN選手!
気迫のある発表でクリエイティブ性や、バラエティ、ショーマンシップは流石の世界トップ・クラスでした!
前回はノー・ドロップの演技でしたが、今回はやや崩しました!
2位は、ロシアのALEXANDER SHTIFANOV選手!!
今大会のオリジナリティは文句無しの最高点でした!
とにかく凄いクリエイティブな技の連続と素晴らしい難易度で、安定感と曲との調和が成り立てば簡単にワールド・チャンピオンは獲得出来る恐ろしい選手です!
審査員一同、ロシアの優勝でしめくくると思っていました!
![Dsc04279 Dsc04279](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/12/440292e579c27727898e3d11abd88d8c.jpg)
そしてワールド・チャンピオンはウクライナのDENNY BAKIEV選手!
最後の登場なり、安定感もありプレッシャーに打ち勝つ気合いの入る発表でした!
彼にしか出来ない難易度技と融合するオリジナル技の幾つかと、ショーマンシップは最高でした!
写真左は優勝のDENNY BAKIEV選手、中央は私、右はWFAグローバル・アンバサダーのTOM DYER氏です!
DENNY選手は本当に素晴らしい発表でした!
ファンがまた増えますね~!
本大会に多大なご協賛頂きました皆老松酒造株式会社様、並びに各社協賛の皆様と後援会の皆様、多数のご声援を頂きました観客の皆様、本当にありがとうございました!
お陰様で日田で素晴らしい大会が開催できました!
最後にオーガナイザーの江田さん、スタッフ並びに選手の皆さん、お疲れさまでした
ANFA会長兼WFAアジア・ディレクター 北條智之(CATMAN)