意見交換会

意見の交換を中心としたページ

無垢の床板

2010-12-20 23:52:49 | Weblog
 今日も現場でした。午前中に、先週の続きでドア枠を入れました。枠を入れる前に、胴縁の打つ部分の柱を欠きました。枠を入れてからでは思うように作業ができないからです。枠にゆとりがなく、入れるのに苦労しました。午後になり、来年の仕事で確認申請に必要な現場の実測に行きました。確認申請を出すのは久々で、講習会でも聞いて知っているだけでもけっこう変更点があり苦労しそうです。実測も終わり、また現場に戻り次は、床板を貼りました。床板は、無垢の花梨です。これはかなり高級品ですが、丸々本物の木なので少々傷が付いても削れば、元に戻ります。難点が、変形することです。家で保管していただけでも、けっこう変形しているもので、これも例外ではなく変形していました。無垢板は、板と板の隙間を0.3ミリ程度空けて貼るのが基本です。湿度の高い夏などに、湿気を吸い膨張したときの逃げ場となります。また変形を避けるために、接着剤を塗り、しっかりとした釘で固定することです。変形したときに、緩むような釘では床鳴りの原因になるからです。もう一つ、無垢の床を貼るときは色合わせをすることです。板によっては、同じ板でも多少色が違うのです。

スマートな樋

2010-12-17 23:58:23 | Weblog
 今日も現場でした。昨日よりは暖かく感じましたが、今日は室内の作業がほとんどでした。入り口のドア廻りの額縁を入れ、その周囲の壁下地を行いボードを貼りました。この部屋は今日一日でほぼ完成です。後は、縁側にあたる部分でここも展示スペースになるので、同じような仕上げになります。今日は、他にクロス屋が来て室内の感じからクロスの柄の例を選んでもらいました。明日にでも、施主にクロスの柄を一例として提案する予定です。板金屋も来て、外壁を張り樋をつけてもらいました。外壁には、縦スリットのガルバリウム鋼板を選びました。張り終わると、見違えました。樋は、以前塩ビの丸樋だったのを角樋に変えてもらいました。留め金が見えない分、スマートですっきりと見えます。また、樋の構造ですが、鉄の廻りに塩ビが貼り付けてあるものにしました。塩ビだけのものよりも、かなり強さを感じます。

軒天が完成

2010-12-16 23:48:04 | Weblog
 今日は特別寒い一日で、現場でした。寒い日には室内で仕事をして暖かい日に外廻りの仕事をするのが理想ですが、早めに終わらせて板金屋がいつでも外壁を張れる状態にしておきたかったのです。午前中に軒天の下地を終わらせ、午後にケイカル板を貼りました。仕上がると、案外スマートに見えてかっこよく見えます。15時ごろにペンキ屋が来て、鼻隠しに色がつきました。明日には樋を付けてもらえるように、連絡しておきました。昨日、建具屋が引き戸や家具の寸法を測りに来ました。そのときに表面の色も決めたのですが、施主が不在だったので今朝確認をとりました。完成してから、悔やまれるのは工事をしたほうも気持ちのいいものではありません。私の親は、今日床板を貼り終え養生も終わりました。床板には15mm厚の無垢の花梨を貼ったのですが、接着剤を併用してフロアー釘でとめてもらいました。フロアー釘は、抜け難いようにスパイラルのようになっています。無垢なので変形や床鳴りを防止する為、接着剤も併用するのです。万全の状態にしておかないと、後で後悔をすることになります。

床板は花梨にしました

2010-12-15 23:19:11 | Weblog
 今日も寒い現場でした。冬なので寒いのは当然ですが、気がつくともう12月中旬です。12月中に完成の現場は、おそらく半分以上は工事も進んでいると思います。しかし大工工事が終わっても、他の業者が終わらなければ意味がありません。各業者には細目に連絡を取り、他の業者が仕事に入れるように大工工事も進めています。私は、鼻隠しを打ち、午後には軒天を貼り始めました。軒天を貼ると、板金屋が外壁を貼れるのです。外壁のガルバリウム鋼板は納期がややかかるので、軒天の下地ができた時点で注文をさせました。入り口の扉が高すぎたのと、屋根が谷になった部分の軒天などの関係で少々考えた軒天ですが、なんとかまとまりました。ペンキ屋に、鼻隠しを塗ってもらう手配もしました。私の親は室内の造作で、展示スペースを終わり、内障子付きの窓枠も終わり、床を貼り始めました。床板にはチークと花梨とアトォピテュで迷っていましたが、材木屋で物を見て花梨に決めました。土足でも傷は付き難いと思います。表面の塗装が剥がれても、無垢なので表面を磨き塗装をするときれいになります。
 今日、やっとテレビが到着。夜にテレビの接続をしました。急いでいたので、アンテナの線が外れたのに気付かず映らないので焦りました。

透湿防水紙

2010-12-13 23:47:32 | Weblog
 今日は寒く小雨の降る一日で現場に居ました。入り口のサッシを固定し、外壁のトタンの解体に入りました。小雨が降っていましたが、庇があり下に居る間は雨がかかりませんでした。傘釘を抜きトタンを剥がしていきます。全てを解体すると室内に入れた断熱材が見えてきました。板金屋を呼び外壁の施工方法を打ち合わせの上、次の作業に移りました。透湿防水紙を張りました。最近の住宅では、ほぼ全ての家がこの紙を張っています。この紙を張ると、風や雨の進入を防げます。また、壁の中の湿気は通す優れものなのです。ということで、今日はこの紙は張って帰る予定でした。少々の雨でも雨の進入はありません。風が吹いても、断熱材を落としたりもないので安心できるのです。時間に余裕があったので、片引きサッシの袋部分の断熱材も入れ壁下地も途中まで終わりました。古い家でも、最近の材料を使えばよくなるものです。