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無垢の床板

2010-12-20 23:52:49 | Weblog
 今日も現場でした。午前中に、先週の続きでドア枠を入れました。枠を入れる前に、胴縁の打つ部分の柱を欠きました。枠を入れてからでは思うように作業ができないからです。枠にゆとりがなく、入れるのに苦労しました。午後になり、来年の仕事で確認申請に必要な現場の実測に行きました。確認申請を出すのは久々で、講習会でも聞いて知っているだけでもけっこう変更点があり苦労しそうです。実測も終わり、また現場に戻り次は、床板を貼りました。床板は、無垢の花梨です。これはかなり高級品ですが、丸々本物の木なので少々傷が付いても削れば、元に戻ります。難点が、変形することです。家で保管していただけでも、けっこう変形しているもので、これも例外ではなく変形していました。無垢板は、板と板の隙間を0.3ミリ程度空けて貼るのが基本です。湿度の高い夏などに、湿気を吸い膨張したときの逃げ場となります。また変形を避けるために、接着剤を塗り、しっかりとした釘で固定することです。変形したときに、緩むような釘では床鳴りの原因になるからです。もう一つ、無垢の床を貼るときは色合わせをすることです。板によっては、同じ板でも多少色が違うのです。