よく利用しているダイワの太陽電池は、寸法が110mm×60mm×1.5mm(厚さ)程度。最大動作電流410mA、最大出力動作電圧1.4Vです。
あれこれ触っていると、表面にキズをつけたり汚したりしてしまう心配があるため、パネルにすることを思いつきました。
要は、透明のアクリル板でケースを作り、その中に収めてしまおうというわけです。
ちょうど良い大きさのプラスチックケースがあれば良かったのですが、そんなに都合良くはいきませんね。
今回は、太陽電池2枚を直列(約2.8V)にしました。
・上板、側板、底板と太陽電池の支えとなるネジ穴付きの部品を製作。
・底板には、ネジ等で取り付けられるように、穴付きの突起を設けました。
・組み立てながら接着し、太陽電池を取り付けて配線すれば出来上がりです。
上板の接着には、あとで剥がすことができるように、シリコン系接着剤を使いました。
防滴にすることを考え接着剤で密閉しましたが、フタが取れるようにネジ止め式にしたり、パネルにスイッチを取り付け、太陽電池を並列(1.4V)と直列(2.8V)に切り替えられるようにすると、使い道が広がって良いかもしれません。
パネルにしてみたら、扱いが楽になってとても安心です。
<反省>
2mm厚のアクリル板を使ったら、思った以上に重さを感じました。全体の厚さも12mmです。
特に強度が必要なければ、もっと薄い素材を使ったり、ネジ止めに必要となった厚さを工夫した方が良かったかなと思います。