病院へ見舞いに行くたび、ばあたんは、
側にいる数時間の間、
感情の「晴れと雨」が激しく入れ替わる。
じいたんなどはしびれをきらしてしまう
(それは「夫」として当然だと思う)けれど、
わたしは、そんなばあたんが、
愛おしくてたまらない。
会話も殆ど成り立たなくなってしまった。
ばあたんが言いたいことも、分かりづらく、
また、
わたしの言葉を、理解してもらうのも、難しくなった。
ばあたんが入院している病院のスタッフも、
皆が全員痴呆への対応が上手いわけではなく、
好きでこの仕事をしているわけでもない。
だからなおさら、ばあたんの苛立ちと悲しみは
私が来たとき、ダイレクトにわたしにぶつけられる。
でも、その痛みさえ、いとおしい。
***********************
ここまで症状が進行しても、まだ、通じる言葉がある。
「たまちゃんは、おばあちゃんが、大好きだよ。
・・・愛してるよ。」
ばあたんは、必ず、返してくれる。
もう、言葉も殆ど通じない状態なのに、これだけは。
「おばあちゃんも、たまちゃんが、大好きよ。」
一昨日の見舞いの日、
病院のスタッフの方や、他の見舞い客、
何人もの人に、言われた。
「"たまちゃん"ですよね。
おばあさまが、いつも、お名前を呼んでおいでですよ」
・・・ちくしょう、なんで、
なんで、こんな真夜中すぎの時間に、
こんなことを、思い出すねん。
これじゃ記事もコメント返信もでけへんやん。
側にいる数時間の間、
感情の「晴れと雨」が激しく入れ替わる。
じいたんなどはしびれをきらしてしまう
(それは「夫」として当然だと思う)けれど、
わたしは、そんなばあたんが、
愛おしくてたまらない。
会話も殆ど成り立たなくなってしまった。
ばあたんが言いたいことも、分かりづらく、
また、
わたしの言葉を、理解してもらうのも、難しくなった。
ばあたんが入院している病院のスタッフも、
皆が全員痴呆への対応が上手いわけではなく、
好きでこの仕事をしているわけでもない。
だからなおさら、ばあたんの苛立ちと悲しみは
私が来たとき、ダイレクトにわたしにぶつけられる。
でも、その痛みさえ、いとおしい。
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ここまで症状が進行しても、まだ、通じる言葉がある。
「たまちゃんは、おばあちゃんが、大好きだよ。
・・・愛してるよ。」
ばあたんは、必ず、返してくれる。
もう、言葉も殆ど通じない状態なのに、これだけは。
「おばあちゃんも、たまちゃんが、大好きよ。」
一昨日の見舞いの日、
病院のスタッフの方や、他の見舞い客、
何人もの人に、言われた。
「"たまちゃん"ですよね。
おばあさまが、いつも、お名前を呼んでおいでですよ」
・・・ちくしょう、なんで、
なんで、こんな真夜中すぎの時間に、
こんなことを、思い出すねん。
これじゃ記事もコメント返信もでけへんやん。
意味のないことは、きっとないから
夜中に思い出さなくちゃならなかったのかも?
大丈夫、大丈夫…。
今の生活、「嬉しいことと悲しいこと」が
全部リンクしてて、なんかココロが複雑なんよね。
大丈夫かね、うん、大丈夫よね。
ありがとう、ありがとう。
辿り着いてきました。
私は職業として介護に関わる人間です。
痴呆になったお年寄りの
かわいい素直さが大好きで
ずっとずっと仕事を続けていますが
自分の祖父祖母は亡くなっていないので
身近な人が痴呆になったとき、
私がどう感じるか、
まだわかりません。
たまちゃん、あなたもかわいいですね★
介護職に携わっておいでとのこと。
本当にいつも、お世話になっております。
我が家は、我が家に係わる介護職の方々に恵まれていて、皆様のおかげで何とか、わたし一人でも二人の介護をしていける状態です。
どうかこのお仕事に誇りを持って、お続けいただけたらと思います。
辛いことも多い仕事ですが、生きている命はそれだけで、とても愛おしい存在なのだ、と、祖父母の介護を通じて私は確信しています。
また、よろしければお運びください。お待ちしています。