ワールドカップ国内総生産に550億

調査団体の最新の分析によると2010年のワールドカップ関連事業は国内総生産に550億ランドの貢献をもたらし、41万5000の新仕事を生み出すと予想されている。

330億ランドがスタジアム建設、インフラ設備、80億が南アフリカを訪れる観客の旅費、60億がチケットの売り上げ、7億5千がスポンサーからと見込まれている。税金収入は190億ドル。

「最も潤うのは観光業で、ワールドカップによる観光客が南アフリカで費やす額は控えめに見ても85億ランドに達する。」と調査団体代表Grant Thorntonは述べている。

海外から観戦に訪れる客は48万人見込まれている。観光ピークシーズンには一月に87万人が南アフリカを訪れるため、6月、7月のワールドカップ時期は訪問客の大流入に対処できるだけの収容能力があり、ワールドカップによってさらに南アフリカの知名度は上がり、また、公共交通機関の改善、より大きなバス、約35の新ホテル、観光情報の更なる充実などの遺産が残され、ワールドカップ後もより多くの人の目的地となるであろうとみられている。