カナディアンロッキーで暮らす

カナディアンロッキーで暮らす茶道とカルトナージュ愛好家の日々

9年ぶり、日本で過ごす冬

2014-12-19 00:11:32 | 出たっきり邦人・メールマガジン

      〓カナダ・アルバータ州カナディアンロッキー発〓

       
     『My スロ-ライフ in カナディアンロッキー』by Junko
                      
              No.55


        ☆★☆★ 9年ぶり、日本で過ごす冬 ☆★☆★


10月下旬から日本で過ごしています。
爆弾低気圧の影響で各地に大雪が降っていますね。
京都も今朝うっすらと雪景色、山間部はもっと積雪があったようですが
街中は、お昼ごろまでちらちら降っていたものの、あっという間に消えて
しまいました。
元々、11月に入ってから帰国するつもりでしたが…
9月に受けた乳がん検査で「非浸潤がん」が見つかり、カナダで手術と予後の
治療を受けることもできましたが、そうすると11月には日本に帰れないこと
になるため、某大学病院での手術と放射線治療をすると決めて、早めに帰国。

カナダでは「非浸潤がん」の場合、必要なしと言われたMRI検査も、日本の
大学病院では必須の検査項目ということで受けたところ、結果を聞いて驚愕。
同じ右乳房内にカナダで見つかったものとは別の「浸潤がん」が見つかった
というのです。

切除すればほぼ完治すると聞いていただけに、青天の霹靂というくらい大きな
衝撃を受けました。
その日は担当医にほとんど何も聞くことができずに帰宅。
夫に事実を伝えるとやはり動揺したようですが、その日のうちに11月下旬予約
のフライトを変更、3日後には飛んで来てくれました。

「浸潤がん」ということで、検査項目がさらに増え、同時に医師とのインフォ
ームドコンセントで、場合によっては全摘になる可能性もあると聞かされ
不安は増すばかり。
大事な検査が講演会の日と重なり、せっかくのご依頼にお応えしたいと言い
続ける私に、夫は日ごろ見せたことのない強い口調で「何よりも自分の体の
ことを優先させなさい、命がかかっているんだよ!」と言われ、一番大事に
すべきは何かに、気づかされました。
まずは健康な体を取り戻すこと、それから出来ることをすればよいのだと…。

手術も、執刀をゴッドハンドの先生にお願いできるようになったこともあり
やっと気持ちも落ち着き、最近やっと平静な気持ちで過ごせています。

手術は当初の予定より遅れましたが新年早々に決まり、先生の許可もあり
クリスマスはマカオで過ごします。

次号は新年あけて早々なので、マカオのクリスマスなどご紹介できたらと
思っています。

本号が今年最後の投稿です、どうぞ来年も宜しくお願いいたします。
佳きクリスマス、お正月をお過ごしください。



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