カナディアンロッキーで暮らす

カナディアンロッキーで暮らす茶道とカルトナージュ愛好家の日々

初冠雪、そして間もなく黄葉シーズン!

2014-09-05 22:44:38 | 出たっきり邦人・メールマガジン


      〓カナダ・アルバータ州カナディアンロッキー発〓

       
     『My スロ-ライフ in カナディアンロッキー』by Junko
                      
              No.53


     ☆★☆★ 初冠雪、そして間もなく黄葉シーズン! ☆★☆★


一昨日から冷たい雨が降り、昨朝は周囲の山の頂に初冠雪がありました。
例年より少し遅いようですが、1週間くらい前から朝晩の最低気温が10℃を下回る
ようになり、お気に入りのサンダルは終わりにして、靴下と靴を履くようになりま
した。わんこのお散歩、朝晩はフリースを着ないと寒いです…。
今日は3日ぶりに青空が広がり、雪を被った山々は思わずカメラを向けたくなるほ
ど美しい姿を見せてくれました。

所用でカルガリーへ出かける前に、自宅周辺でちょっと撮影タイム。
気づけば、街路樹の中にはすでに黄葉を始めている気がありました。
9月半ばから下旬は、ロッキーがゴールドになる季節。
東部と違って、葉が赤くなるメープルはないのですが、代わりにアスペンポプラや
ラーチ(唐松)と言った落葉樹が一斉に黄葉する風景は、また美しいものです。

今シーズンは、知人のギフトショップのお手伝いをしているので、週4日片路20分
ドライブしてバンフに通っています。3連休を戴けるので、その間にゴルフとハイ
キングも楽しんでいますよ。

一昨年まで、オフィスでツアーのアレンジメントのお仕事で、さらに昨夏はリタイ
ヤメントを決め込んでのんびり過ごしたものですから、新しいオファーに自信が持
てませんでしたが、日本行きのお小遣い稼ぎにと、重い腰を上げました。
でも、直接お客様と接するお仕事も、実際やってみるとなかなか楽しいものです。

バンフは世界でも数少ない国立公園内にある町、そして世界遺産に登録されている
とあって、6~9月は世界中から沢山の観光客がやってきます。
かつては日本人がどっと押し寄せ、バンフアベニュー沿いには日本人経営の店舗が
ずらりと並んでいた時期もありましたが…現在は、韓国、中国、台湾、といったア
ジアからのお客様に代わり、そのせいかどうかわかりませんが、最近続けて2軒の
日本レストランが閉店してしまい、居酒屋風メニューが戴けなくなってしまったの
は、ちょっと淋しい気がします。

きちんとリサ─チしたわけではないのですが、欧米からのお客様の数はあまり変わ
らないようで、最近はオセアニア地域の方々も増えつつあるようで、独特のアクセ
ントのある英語をよく耳にします。
カナダに来て、ツアー会社のオフィスワークでは事業者との電話の応対や、イーメ
ールのやり取りを学びましたし、今回の小売業では直接英語で話しかけたり、商品
の説明をすることも多く、私にとってはどこで働いてもよい英語レッスンになって
いるのです。

とはいえ、まだまだ人並み以上の英語力がついたわけではなく…これから先、どれ
くらい伸びるのかは分かりませんが、この国に住み続ける以上は、努力して少しで
も向上させて行きたいと思いながら、過ごしています。

黄葉の時期が近づくと、気になってくるのが「松茸」。
カナダの松茸はちょっと色白ですが、香りもよく、歯応えなども日本産と同じ。
まだ情報が入って来ないので、今年は豊作?なのかどうかわかりませんが、ハック
ルベリーはかなりの収穫があったので、こちらも期待しています。
日本では貴重な松茸も、カナディアン達は臭いが強くて苦手…と言う人が多いので
大自然の恵を、遠慮せず採りに行き(笑)楽しませて戴いています。

松茸が採れる森林は日本のように個人所有ではなく、州所有と言うことで、誰でも
自由に入れるのですが、熊に遭ったり、急斜面で怪我したりしたとしても全て自己
責任、ということです。

残念ながら松茸はアルバータ州では見つからず、お隣のブリティッシュコロンビア
州まで出掛けるのですが、近くには温泉もあり、それもお目当てで、わが家の恒例
行事となっています。


では、また来月!
お元気でお過ごしください。



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