カナディアンロッキーで暮らす

カナディアンロッキーで暮らす茶道とカルトナージュ愛好家の日々

春爛漫の京都から発信

2015-03-31 00:15:14 | 出たっきり邦人・メールマガジン



〓カナダ・アルバータ州カナディアンロッキー発〓
           (ただし、しばらく日本発!)
       
   『My スロ-ライフ』  by Junko

               No.58

         ☆★☆春爛漫の京都から発信☆★☆


本日の京都、快晴に恵まれ、午後2時ごろの気温はなんと22℃!
神戸から友人が訪ねてくれたので、一緒に京都御苑までお散歩。
春の一般公開は4月3日~8日ですが、御苑内はすでに大勢の観光客や
近隣から桜見物にやってきた人々で賑わっていました。
しだれ桜が満開!桃の花、モクレン、ユキヤナギやレンギョウも満開で
まさしく百花繚乱でした。

5か月以上と長かった日本滞在もあと数日を残すばかり。
治療はすべて終わり、最後の検査が一つ残ってはいますが、ほぼ通常の
生活に戻れています。
放射線治療は脱毛など身体に顕著な変化が出ないのであまり気にしてい
なかったのですが、想像以上に倦怠感が強く、ちょっとペースを崩して
しまいました。
それも3週間ほどでほぼ克服した後は、急に春めいてきたこともあって
気も心も軽やかになり、カナダに帰ってからのことなど具体的に考えら
れるようになってきました。

長い闘病生活…というと何だか大げさに聞こえますが、時間がかかって
しまったけれど日本で納得がいく治療が受けられたことは本当にラッキー
だったと思っています。
また、今まで全く考えたことがなかった、というか考えることを避けていた
自分の「死」というものに対して本気で向か合い精神的な苦痛はかなりきつ
かった数か月がありました。そういう時はモチベーションも下がるし、自己
免疫力まで下がりっぱなし…そんなときにカナダから駆けつけて、ずっと寄
り添ってくれた夫には大感謝です。

京都では、カナダではできない茶道のお稽古をたくさんして、京野菜たっぷ
りの和食や新鮮なお魚料理をいっぱい食べ、お蔭でやつれるなんてことには
無縁でいられました(笑)日本の食文化の水準の高さ、思い知りました。
カナダでの悩みは、新鮮なお魚や食材が手に入らないこと…料理する者にと
って食材が乏しいことは、物足りなさとなり、ストレスがたまることも多い
のです。

2006年4月に移住して以来、こんなに長く日本に帰っていたことはなか
ったので、京都で過ごすのもあと数日となると、何かし残したことがなかっ
たかと急に落ち着かない気分です。
とりあえず、食べ残すことがないように「B級グルメ」で、ささやかな贅沢を
しているところです。
次号からはカナディアンロッキーからの配信となります。
帰りを待っていてくれる夫から、もうクロッカスのつぼみを見つけた!と知
らせがありました。最寄りのスキーゲレンデは例年よりかなり早めにクローズ
したとか。
今夏はアウトドアスポーツを楽しみながら体力をつけたいと思います。

来月からはまたカナディアンロッキーから発信です、どうぞお楽しみに~!


狭くても居心地の良い、京都・中京区の1Kマンションにて
Junko



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