ジェット・リー・・・いや、リー・リンチェイの渾身の一作
とにかく全編"りんちぇ"のアクションだらけ
これでもかこれでもかと闘いのシーン満載
とはいっても、これまでのアクション映画とは違い、ストーリー自体は精神論にすごく重きを置いている
「闘うとは己に克つこと」
全体に流れるテーマは母のこの言葉だが、自然の中でどん底から抜け出し、この境地に至ってからの主人公は、それまでとは話し方から目つきまで変わってしまって本当に凛々しくてカッコいい
最近ハリウッド作品に出るようになってりんちぇも変わっちゃったよなぁ・・・・ってちょっと思い始めていただけに、この作品でジェット・リーからリー・リンチェイに戻ったようで嬉しかった
が!!!!!
この作品で特筆すべきは中村獅童!
思えば彼を始めてみたのは、セリフが数えるほどしかなかった(と思う)「ピンポン」次が「いま、会いにゆきます」かな
今まで、「中村獅童は味のある俳優だ」とずっと思っていたものの「カッコいい」と思ったことはなかった
でも、この作品ではむっっっっちゃくっっっっちゃカッコいい!
特に目と声!
あの目で睨んであの声で怒鳴ってほしい(←ちょっとばかちん)
途中寝ちゃった人は(滅多にいないと思うけど)最後の10分だけ観たら、この映画の主人公は中村獅童か?と思うに違いない(多分)
彼の存在がなければ、「また中国の日本バッシング映画か・・・」ってコトになっていたかもしれない
それくらい存在感があってかっこよくて重要な役回りだった
久しぶりの映画館で、ほかにも観たい映画はたくさんあったけど、これを選んでよかった、と素直に思える作品だった
★おまけ
一つ言わせて貰うとすれば・・・・あのエンディングテーマはヤメて欲しいなぁ
余韻半減
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