またまた伊坂幸太郎作品
アヒルと鴨のコインロッカー
現在と2年前の物語が交互に展開される
伊坂作品らしいテンポが良い会話と意外な結末
ミステリーでありながらシャレていて、しかも色々考えさせられるセリフも多く最後には強く心を打たれる
二つの物語が交わり、事実が明らかになった時には見事に"ヤラレタ!"という感じで凄く素直に驚かされたし、そして、(これは先日読んだ重力ピエロでもそうだったけど)印象的なセリフやシーンが後々の伏線になっているのも見事で、何度もページを戻ってその伏線の張り方を確認せずにはいられなかった
でも、単なるトリックモノのミステリーではなく、切ない恋愛小説でもあり、味わいのある友情物語でもありながら、ペット殺しや外国人に対する差別なども扱っていて、しかもそれらがわざとらしくなく散りばめられていて何度も読み返したくなる
今回は映画化を知ってよんだのだけれど、伊坂幸太郎作品をとことん読んでみたくなった
★おまけ
この作品が映画化されているらしい
どうやって?まさか最初からネタバレするわけじゃないよね?
う~ん・・・これは是非観なくては
奥様的部屋。タイトルもさることながら
記事も読み応えありますね。ウン。おもしろい。
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また遊びに来てくださいね