東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

復活しました~

2011-08-17 22:35:49 | 日記
 16日、主治医Y先生の検診で検査結果が出た・・・

造影CT,レントゲン、内視鏡TV、血液検査の結果、再発や異常は見られなかった。
まずは良かったと、ホッと一息。。。

『私の体は去年の4月28日から普通の人とは構造的に違うわけだから、これまでどおりの生活をしていて
不都合があっても当たり前なのだ』と頭では理解しているつもりだが、何か異変があるとどうしても慌ててしまう。。。
「腹腔内に空間的な余裕ができたので、おなかの中で腸が移動するんですか~?」というアホな質問は一笑に付された。

術後、内臓の癒着はつきものという検査時の事前情報もあり、、、
『あぁそうか~、、私も内臓同士がくっついて食物が通りにくいんかな~』と思っていたが、そんな話でもないようだ。

暴飲暴食やストレスなど、何らかの理由で腸の機能が低下して食物の通過障害があったということのようだ・・・
私のような患者はたくさんいるはずなのだが、Y先生もその原因については断言できないという。
そのはっきりしない、煮え切らない様子が患者の立場とすれば実にモヤモヤと悩ましいのだが、
患者の状態はまさに千差万別なのだから、スッキリと行かないのも仕方ないのだろう。

ただ「癌がどこかに再発して不都合が生じているのではない」と言い切ってくれただけでも有難い。
現代医療をもってしても分からないことは、まだまだ本当に多いと思う。。。
萬田久子の内縁の夫のように病変が発見されても殆ど何の対処もできない種類の胃がんもある。
たとえ資産100億円の彼が私財をすべて治療に投じようが、高度先端医療を施そうが、、、どうにもならない。
いまだに「運」としか言いようがないことが、医療現場では毎日起きている。

私は幸い手術をして復活することができた。今回の悶絶するような痛みからも解放された。
しかし安心はできない。これからまたどんなことが待ち受けているのか、、、
もちろん不安もあるし色々考えさせられることもある。

「運」を信じて、何かあっても決して匙を投げない自分でいたい。