東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

第7クールへ・・・

2010-10-06 16:00:47 | 日記
 昨日は総合医療センターへ6週間ぶりの定期検診へこの日は朝9時半に担当医の診察。1時間前には血液検査とレントゲンを済ましておかねばならない。。。。


8時にはセンターへ到着。血液検査は25人待ちでまだ空いていた。

 血液検査の結果は相変わらずの貧血だった。これだけはしばらく我慢しなければならないようだ。
白血球の値も低いので感染症には要注意だろう。体重は67.6キロとややアップしていた。
担当医からは「体重はあと少なくともあと3~4ヶ月、減少傾向か」と。。。
癌再発の指標となる腫瘍マーカーは多少の上下はあるもののCA19-9もCEAも基準値内でホッとする。
炎症反応などのCRPの数値も問題ないようだ。。。
とにかくまた6週間後に検診だ。その前に「造影CT」の検査も入った。

帰りにいつもの薬局で抗がん剤TS-1と免疫増強剤クラリチンを処方してもらう。支払いは4万円を超える。地元に帰ってかかりつけのT医院にデータを渡して消化剤の処方を書いてもらい、また近所の薬局へ。。。癌になるといくら保険に入っていても医療費が嵩むのである。
2人でミナミのスナックでへネシーをキープしてカラオケを歌って、帰りにラーメンを食べてタクシーで帰る感じか(笑)
百戦錬磨のホステスの笑顔と化粧の匂いの変わりに、ウブな薬剤師の笑顔と消毒液の匂いがまとわりつく。。。もうミナミへ出かけて若い娘たちと遊びたいとも思わない。
私と年相応でインテリジェンスのある方と飯に行くのは拒む理由はないが…
体の調子を考えると、最近はすべて億劫になってしまう(イカンイカン!!)

まぁ仕方ないな~と大きなビニール袋に入った薬の山を携えて帰宅する。。。
明日から抗がん剤治療も第7クールへ突入だ。慣れというのはすごいもので、色々の副作用の出現にもあまり驚かなくなって冷静に対処できるようになった。
手探り半分、開き直り半分だ。

5日、6日と連休をとったので、経済新聞10月号の原稿はみっちり腰を据えて2日間で仕上げるつもりだ。
家内は民生委員の仕事で今日・明日は外出気味。

昼下がりに一通りの段取りといくつかの原稿を仕上げて、1人御飯を食べに馴染みの中華料理屋「N北京」へ・・・
ママと冗談を交わしつつ熱燗をやりながら餃子とタールー麺(あんかけのチャンポン麺)を食す。。。
しかし、、、すきっ腹にお酒を飲んだからか???家に帰ると激しい動悸に襲われて…
「原稿書きの配分が狂ってしまう!」ともがきながら…そのまま居間で横になり意識が無くなった。。

11時ごろ家内が帰って来て目が醒める。もうドキドキしてないが、すっかり意気消沈、、、今晩はそのままシャワーを浴びて眠ってしまうしか、もはや選択肢がなかった。。。
いくらでも眠れるのが良いのか、悪いのか分からないが…
折角の秋の夜長でもある。まぁいいか~。