そうだ
丸子いこう
第三弾はしぞーーーかおでん
駿府匠宿のすぐ横に、「吾作」というお店があります。
以前はここで蓬きんつばとコーヒーを楽しむことができました。今は引退されて、蓬きんつばは駿府匠宿内の「ときや」にその味が引き継がれています。そこもオススメですよっ♪
よもぎです、ヨモギきんつば!!←謎のおすすめ
そして店舗のほうは、「吾作」の店名はそのままに、駄菓子と静岡おでんのお店「吾作商店」としてオープンしました(^^)
昭和30年代~50年代生まれのネイティブ・しぞーか人の人たちならば必ず体験した
「駄菓子屋におでん」
これを楽しめるのは、たぶんもうここだけではないでしょうか。
写真のおでんに、粉かけるのを忘れたまま撮影してしまった!!!
※おでんの粉とは乾燥した青魚(鯖や鰯)の粉末に青のりが混ざったモノでミネラルたっぷり!
子どもの頃、10円、20円のお菓子や鉛筆、お絵かき帳を買いに行き、お店のおばさんが
「よく来たねぇ、はい、これお駄賃ね(^^)」
っていっていただいてしまったおでん(黒はんぺん)。
おでんの粉をたっぷりかけてくれてました
寒い冬はほくほく、夏も当然のようにニコニコもぐもぐおでんタイムしてました。
私はしぞーかおでんに育てられたような者( ̄^ ̄)!!
また多くの昭和の子ども時代、大浜のプールや田町のプール、はたまた市民体育館のプールなどなど、プールの後におでんを食べたおぼえがある人たちがたくさんです。
これは理にかなってますね。冷えた身体を温め、失われた塩分とミネラルを補給!
なんと優秀なしぞーかおでん!
さて、駄菓子屋におでんがあったのは昔の話。
どんどん駄菓子屋さんは経営が難しくなって、お店をたたんでしまいました。
そりゃそうです。駄菓子売上金なんて本当のほんとに雀の涙。
多くの駄菓子屋さんはタバコ屋や生活雑貨、文房具など、「何でも屋」を兼ねていたのですが、それでも現代でやっていけるわけがない。
その点お酒も置いていたり惣菜屋を兼ねていたりするお店は、どうにか生き残ってこれたのだと思う。
経営が難しいのは全然かわりませんが(^^;
でも静岡人として、駄菓子屋とそこのおでんで育った私としては
「やっぱりおでんは駄菓子屋だなぁ~」
と思ってしまうのです。決して居酒屋さんでも屋台でもなく、駄菓子屋さん。
それをかなえてくれたのがこの「吾作商店」だったのです!!
ここは駿府匠宿の一部です。
子どもたちには勿論、大人も存分に堪能できますよ。
てことで、本当のしぞーか体験はここのおでんです(^^)
と言い切ってしまう~