普通の日々

ごく普通の日々の事

モラルを当てにした考えは捨てなさい

2011-02-28 22:10:24 | ニュース関連
ネット投稿の問題、試験直後の訂正も反映 京大入試(朝日新聞) - goo ニュース
【京都大(京都市)の入試問題の一部が試験時間中にインターネット上の掲示板に書き込まれた問題で、投稿された「文系数学」の設問は、当日の試験開始直後に試験場内で訂正された内容が反映されていたことがわかった。
 京都大入試課は「試験場内にいなかった人には、訂正の内容は絶対にわからない」としている。投稿にかかわった関係者が少なくとも会場内にいた可能性が高まっている】

 試験問題のネット投稿に係わった奴が試験場内にいた可能性がかなり高くなったみたいですね。まあ、その人物が大学に受かる為に試験を受けていたのか、こういう騒ぎを起こす為にそこに居たのは分かりませんが。
 ただ、騒ぎを起こす為だけに手間・暇・金を掛けて大学受験をするのかという点は疑問なんですがね。もし、騒ぎが目的なら一体どこの誰がどんな目的で仕掛けているのだろうか?

そこまではしないだろう…裏切られ大学対策続々(読売新聞) - goo ニュース
【鳥取大の清水克哉・副学長は「携帯電話が普及し始めたころから、携帯を利用した不正は懸念材料だったが、現場には『そこまではしないだろう』という意識もあった」と明かし、「せっぱ詰まった受験生が何をするか分からないという不安は常につきまとう。不正に走らせない態勢を取る必要がある」と話した】
 『そこまではしないだろう』という、相手のモラルに期待した考えは捨てなさい。もう、世の中のあらゆる場所でモラル頼みでは駄目だという事例が山程あるんですから。モラルには一切期待せずに対策を立てる、これからはあらゆるケースでそれが必要だと思いますよ。
そりゃないぜよ…「龍馬像の隣に盟友」プランに反発の声 (朝日新聞)
【昨年、空前の坂本龍馬ブームに沸いた高知県。この勢いを持続させようと県は3月5日から「志国(しこく)高知 龍馬ふるさと博」を開く。開幕時の “目玉”として考えたのが、名勝・桂浜(高知市)の龍馬像の両脇に、盟友の武市半平太と中岡慎太郎のプラスチック製の像を並べるという企画。ところが、案を発表した途端、龍馬ファンからブーイングが相次ぎ、県は企画をいったん延期した。
 「県民に理解してもらう努力が十分ではなかった」。23日、企画延期を発表した記者会見で、県の久保博道・観光振興部副部長はこう話した】

 私は記事に出てくる3名に何の思い入れもありません。が、幾ら期間限定とはいえ客寄せの為にこういう事をするのはどうかなという気はしますよ。それに『像を並べるという企画』を説明している文章にも気になる点があるんだよね。
【当然ながら意味もなく並べるものではなく、土佐勤王党が結成されて150年目にあたる今年、これまで、それぞれの地に立ってじっと世の中の移り変わりを見てきた坂本龍馬と武市半平太と中岡慎太郎が150年の時を経て再び集結したとき、一体どんな話をするのか、今を生きたとしても3人の考え方や生き方は異なるのか、一体どんな行動に出るのか・・などに思いを馳せていただき、それを見た一人ひとりに現代の「志」を考えていただく企画です】
高知県庁ホームページ「桂浜での誘客イベント「土佐勤王党再結成」についてのご意見募集!」
 『150年の時を経て再び集結したとき』となっていますが、その集結した内の2体はイミテーションなんですよね。本物は竜馬像のみで、他2体の実物は別の場所にある。これで上記抜粋分みたいな『思いを馳せて』もらえるんでしょうか?細かい事だとは思いますが気になるんですよね。

 とはいえ、3体を並べるのは悪い企画とは思えない。なので、いっその事竜馬像のイミテーションも製作して、この3名所縁の地で並べて展示したらどうだろうか?そうすれば『龍馬ファンからブーイング』も少なくなり、並べるという企画を没にせずに済むのではないだろうか?