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過去のはどうする?

2011-02-07 22:38:18 | ニュース関連
新たな八百長疑惑「全くわからない」 放駒理事長会見(朝日新聞) - goo ニュース
【――過去に八百長がなかったことを証明しないのか。
 「裁判の結果なども出ている。なかったと理解している」
 ――これまでも八百長があったという声が広がっているが。
 「風評被害と言えばそう。申し訳ないが、迷惑な話だ」 】

八百長「過去はなかった」 協会の主張に「説得力」ナシ (J-CAST)
【「過去も(八百長の)うわさはあったですよ。裁判沙汰になったこともある。(裁判には勝訴したことでもあり)それ(過去の八百長)についてはなかったと理解してます」
大相撲の八百長メール問題を受け、相撲協会の放駒理事長は繰り返し、「今回新たに出た問題。過去には一切なかった」と主張している。一方で、今回八百長を認めた親方は、過去の八百長疑惑取材や裁判の際に「一切無い」と答えていた。相撲協会の主張に説得力はありそうにない】

 今回の八百長発覚で最大の焦点はこの過去の八百長疑惑はどうだったのか?、ですよね。
 理事長は裁判結果から『なかったと理解している』と言っていますが、それは裁判の結果がそうなっただけの話であって、八百長が無かった事の証明ではないんですよ。弟子暴行死事件や大麻問題の時に見せた協会の姿勢からすると、裁判の為に全力で揉み消し工作を行いその結果を得た可能性もある訳ですから。
 と言いますかね、今回名前が出てきた連中がいきなり八百長を考えて実行した可能性なんてゼロでしょ?誰かがやっていたから自分達もする事になった、そう考えるのが妥当でしょう。その「誰か」に全く触れずに今回の問題の幕引きが出来るのか?
 そんなの無理ですよね、絶対に出来やしない。協会がその方向に持っていこうとしたら、大相撲は自滅の道を真直ぐ進む事になるでしょう。とはいえ、過去の八百長についてカミングアウトする連中は早々いないだろうし、協会にも八百長に係わった事のある連中が結構居そうですから、過去の八百長の調査がそんなに簡単に出来るとも思えない。過去の八百長疑惑についてはこれからどういう方向に進むのだろうか?