普通の日々

ごく普通の日々の事

連絡の取れない社長

2007-10-23 22:15:42 | ニュース関連
赤福、消費期限切れ再使用認める 売れ残りの餅・あん(朝日新聞) - goo ニュース
【赤福(三重県伊勢市)の偽装問題で、三重県健康福祉部は22日、同社が売れ残り商品から取り分けて再び赤福餅の原料にしていた「むき餅」「むきあん」に、消費期限が切れたものが含まれていた、と発表した。浜田典保社長(45)は会見で「長年の慣行で商品を再使用していた」と組織的に偽装を続けていた事実を認めて謝罪し、「1月に原則として再使用を中止した」と説明した】
【浜田社長は、こうした偽装について「私が指示したことはない」と関与を否定したが、同席した森田工場長は「社長への報告を怠った」としたうえで、「どうしてもお客様に供給しようと……」と言葉を詰まらせた。報告しなかった理由を問われると、「できませんでした」と涙声で答えたが、明確にしなかった。
 浜田社長は自らの進退について「今の段階では信頼回復が最大の責務」とし、辞任しない考えを強調。父親で先代社長の浜田益嗣会長(70)の経営責任についても、「会長とは再建策を相談しており、責任問題の話はしていない」と話した】

「赤福」期限切れも再利用、社長「4、5日経過もあった」(読売新聞) - goo ニュース
【浜田社長は「餅、あんともに、消費期限を4、5日ほど経過したものがあった」と語った】
赤福:消費期限偽装 若林農相、「責任は重大」と社長を批判 (毎日新聞)
【「赤福」の消費期限偽装問題に対し、若林正俊農相は23日の閣議後会見で、「どうもトップ経営者が知っていたと思われる。知りながら虚偽表示の状態を繰り返していたことは、極めて遺憾で責任は重大だ」と厳しく批判した】
 大臣も『厳しく批判』している様ですが、これだけの偽装や再利用をトップの社長が何も知らないというのは、どう考えても信じられませんよね。これまでに発覚した事を総合すると、工場長レベルで全て決定可能とは思えないんですから。まあ、この社長が経営には全く関与していない、ただのお飾り社長なら話は別ですけど。
比内鶏偽装:偽装30年前から、23種中12品目 社長は会見現れず (毎日新聞)
【秋田県大館市の食品加工会社「比内鶏」(藤原誠一社長)が鶏の肉や卵のくん製製品を比内地鶏と偽装していた問題で、同社が22日記者会見し、偽装は全商品23種中12種で行われていたことを明らかにした。偽装は約30年前から行われ、一部製品の製造期日も1週間遅く偽装していた。
 藤原社長は連絡がつかない状態で、会見に出席しなかったが、県の聞き取り調査に対し、「廃鶏(はいけい)」と呼ばれる加齢で卵を産む効率が下がった雌の鶏を使用し、比内地鶏と偽装していたと回答していた。会見で、石川徹総務課長は、藤原社長が社長を務める親会社「大館養鶏」が同市内の4養鶏場から1羽20~30円で廃鶏を仕入れ、「比内鶏」社に無償で流していたことを明らかにした。石川課長は「コストを下げるため偽装を続けてしまった」と説明した】

賞味期限も改ざん 表示偽装で幹部が会見 (秋田魁新報)
【「製造のすべてを休んでいる。従業員は休んでおり、営業や総務の担当が問屋や小売店からの問い合わせに対応している。製品の回収はほとんど進んでいない。社長とはきのう(21日)朝から連絡が取れず、会社をどうすればいいのか分からないでいる。社長から全国の皆さんにおわびの一言を言ってもらいたい」】
 報道された当初は10年前だったんですが、それが『約30年前から』となりましたし、偽装していた商品も3倍位に増えました。赤福の件もそうですけど、こういうのは一つ偽装してそれが発覚しないと、あれもこれも出来るんじゃないかとなってしまうんでしょうね。
 にしても、社長と連絡が取れないのか・・・・まさか間違った責任の取り方を考えているんじゃないだろうな?

女子高生閉じこめられる シ社エレベーターに45分間(朝日新聞) - goo ニュース
【23日午前7時半ごろ、大阪府吹田市高野台4丁目の府営千里高野台住宅で、エレベーターのドアが開かなくなり、この住宅に住む私立高校1年の女子高生(16)が閉じこめられた。連絡を受けたエレベーターの点検員が約45分後に救出した。女子高生にけがはなかった】
【大阪府住宅供給公社によると、府営住宅にはエレベーターが計1002台設置されており、同社製は115台。女子高生が閉じこめられたエレベーターは毎月点検を行っており、9月の点検の際には「異常なし」との報告があったという。
 一方、同じ棟に住む複数の住民によると、このエレベーターは、ボタンが壊されたり、ドアの溝に土砂などが詰められたりして、エレベーターが止まるトラブルがたびたびあったという。
 シンドラー社製のエレベーターをめぐっては、大阪市西成区の大阪府警西成署で22日朝、無人のエレベーターが突然上昇、7階の停止位置を超えて天井の緩衝材に衝突する事故があった。製造元によると、ブレーキ盤の歯車が摩耗していたといい、国土交通省が調査している】

 先日事故が発生したエスカレーターはシンドラー社製。昨日事故が発生したエレベーターもシンドラー社製。で、今日閉じ込め事故が発生したエレベーターもシンドラー社製・・・・あの事故に関連した報道が収まってからは殆ど聞かなかったのに見事だな、シンドラー。
 まあ、エスカレーター事故はエスカレーターそのものに問題があった訳じゃないし、保護板が規定の長さだったとしてもあの事故は防げなかったという話もあるんだけど、どうしてこう連続で名前が出てくるんだろうねぇ。
 にしても、この『ボタンが壊されたり、ドアの溝に土砂などが詰められたり』というのは、シンドラー社製以外のエレベーターでも発生している筈だろう。こういうのまでメーカーの責任にされてはたまらんぞ。

駐屯地創立55周年記念行事2

2007-10-23 02:26:31 | 地元関連
 予告した通りにUP出来ませんでしたが、日曜日に行なわれた基地祭で展示されたヘリや車両、各種装備を画像で紹介していきたいと思います。先ずは74式戦車から。こちらは訓練展示後の様子。おそらく足回りの清掃の為に車高を上げていますが、この姿勢制御能力が74式の最大の特徴。前後左右に車体を傾かせる事も出来ます。しかし、この車高での姿は違和感がありますね。

 こちらは上の画像の少し前の様子。隊員の方が持っているのは主砲弾(空砲)の空薬莢でしょうか。

 消防車の放水で足回りの清掃中。

 清掃後に展示された74式戦車。放水だけでは完全に綺麗になってませんけど。

 74式の後姿。やっぱりこの車高の方が74らしくて良い。

 74式は訓練展示に2両登場したんですが、装備展示されたのは1両だけ。残りの1両は何らかの作業中でした。

 こちらはその後姿。主砲をトラベリングロックで固定しています。車高を変化させた姿もですが、こういう姿も初めて見ましたね。

 87式偵察警戒車。一度だけ国道を走行するこの車両の後を走った事があります。以前、仕事で青森県に行った時にも深浦町辺りで、この車両を含んだ部隊が休憩している姿を見た事があるなぁ・・・・。

 106ミリ無反動砲を搭載した73式小型トラック。気が付くのが遅れて撮影できませんでしたが、訓練展示で敵役で登場してました。

 79式対舟艇対戦車誘導弾。

 87式対戦車誘導弾。他にも81ミリ・107ミリ迫撃砲、89式やミニミ軽機関銃等の銃器類、110mm個人携帯対戦車弾も展示されてましたが、小火器類は撮影不可でした。

 高機動車や新73式小型トラックの試乗コーナー。以前は74式戦車だったんですが、最近はこちらに変更になったんでしょうか?

 駐屯地内を回って戻ってきた高機動車。使われていない例の愛称よりも、「シャンビー」の方が良かったんじゃないのかなぁ・・・・。

 ここからはヘリコプターの画像になります。こちらは降下してきたUH-1J。

 着陸直前の様子。

 展示中のUH-1J。秋田でUH-60JAを見る事は無理だろうな。

 着陸直前のOH-6D。

 展示中のOH-6D。この機種は完全にOH-1に変わるんですかね?

 今回の展示の最大の目玉、基地祭初登場のOH-1。こちらは降下中の様子。

 着陸直後のOH-1。今後は毎年登場するんでしょうか?

 展示中のOH-1を各方向から。




 偵察時に機体の露出を最小限にする為に、後部座席後方上部、ローター直前に配置された索敵サイト。

 エンジン排気口。

 スタブウイング。と、翼下に装備された増槽・自衛用の対空ミサイルポッド。

 ダクテッド方式のテールローター。ブレードの間隔が不等になっているのは、騒音の低下と安全性の向上が目的らしい。

 以上が撮影した全てになります。他にも81式自走架柱橋や榴弾砲FH-70、82式指揮通信車が展示されていましたが撮影しませんでした。しかし、そろそろ96式装輪装甲車が御目見えしても良さそうなものなのですが、秋田辺りには配備される事はないんですかね?