普通の日々

ごく普通の日々の事

初動捜査

2007-10-14 23:42:33 | ニュース関連
噴水停止に反響、「子供かわいそう」大半だが… (読売新聞)
【東京都西東京市にある「西東京いこいの森公園」の噴水で遊ぶ子供の声が「騒音」になるとして、噴水の運転停止を命じた東京地裁八王子支部の決定をめぐり、市民の間で論議が起きている。
 市役所に寄せられた反響の大半は「子供がかわいそう」という意見だが、「病気を抱える人には深刻な影響がある」と指摘する専門家も。子供の声について、周辺住民が学校に苦情を訴えるケースも各地で見られ、音への対処の難しさが浮かび上がっている】
【同公園は、北側に住宅地、南側は東大付属農場に接している。11日に公園を実際に見てみた中村攻(おさむ)・千葉大教授(環境造園学)は、「噴水をシンボルとするデザインを優先した設計で、周辺への騒音は考慮されていなかったのではないか」と指摘。「噴水で子供が水遊びできるようにするなら、(住宅地から離れた)南寄りに作ればよかった」と話す。
 同公園の建設費は約101億円。女性の代理人、中杉喜代司弁護士は「子供に騒ぐなと言っているのではなく、公園の設計ミスを直してほしいだけだ」と言うが、西東京市では「今後の対応については検討中」としている】

 『周辺への騒音』への考慮といっても、設計時にそこで遊ぶ子供の声まで考慮するというのは、一般的に行われている事なのだろうか?普通は考慮されていないとすれば、今回それに触れるのはどうかという気がするんだが・・・・。
皇太子さまの車がエンスト、予備の車で宿泊先へ…秋田(読売新聞) - goo ニュース
【13日夕、秋田県横手市で、同県を訪問中の皇太子さまを乗せた車のエンジンが突然止まるというトラブルがあった。
 同日午後5時10分ごろ、同市内の幹線道路で、皇太子さまの車がエンストを起こして停車。車列を組んでいた他の車も一斉に止まった。皇太子さまにけがなどはなく、同乗していた宮内庁東宮大夫、皇宮護衛官とともに予備の車に乗り換えられ、車列は約2分後に再び動き出した。皇太子さまの車は同庁車馬課で管理しており、走行中のトラブルは非常に珍しいという】

 最初にこのニュースを見た時には、県の役人連中が青ざめたろうなと思ったんですが、考えてみればこういう車は現地調達ではなく、東京から持ってきている筈なんですよね。宮内庁とメーカーの連中は今どんな顔の色になっているのやら・・・・。
大相撲:時津風部屋力士急死 「愛知県警、初動ミス」 新潟大解剖医が指摘 (毎日新聞)
【大相撲時津風部屋の序ノ口力士、斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)=時太山(ときたいざん)=が急死した問題で、遺体を解剖した新潟大大学院の出羽厚二准教授(法医学)が毎日新聞の取材に応じ、「初動に問題があった。家族に指摘されて解剖する事態になったのは大失態」と愛知県警の不手際を指摘した。遺体には全身に激しい打撲の跡などがあったが、県警は事件性が疑われる際に行う司法解剖をせず部屋側に返した。遺族が解剖を求めなければ問題が表面化しなかった可能性があり、初動捜査のあり方が問われそうだ】
【関係者によると、26日深夜に遺体を引き取った新潟市の遺族が傷を不審に思い、新潟県警に解剖を要請。同県警は検視の結果、「普通の傷ではない」と判断、愛知県警に連絡した。死後1日以上経過した27日夜に出羽准教授に愛知県警から解剖の要請があった。
 解剖の結果、死因は「多発外傷による外傷性ショック死」で、出羽准教授は、当初の死因とされた心不全・虚血性心疾患について「これは解剖結果ではないし、違う」と否定した。そのうえで、「『激しいぶつかりげいこで亡くなった』という部屋側の話をうのみにして事件性がないと判断した可能性がある」と愛知県警の検視を疑問視した。さらに「家族に連絡もせずに遺体を親方に返してしまった。加害者(の疑いがある部屋)側に返したことになり、常識的に考えておかしい」と批判した】

 確かに初動捜査にも問題があったと思うけど、救急車で運ばれた先の医者がどう判断したのかも気になるんですよ。だって、『全身に激しい打撲の跡などがあった』んですから、医者もそれに何らかの不信を抱いても良いと思うんです。勿論部屋は稽古中の傷や怪我と説明するでしょうけど、不信を感じたのならそれを鵜呑みにして欲しくないんですけどね。
 それと日本の司法解剖に関する体制もかなり貧弱だと聞いた覚えがある。今後はその辺りを見直す必要があるかも知れない。

味方はゼロか?

2007-10-14 01:55:40 | ニュース関連
亀田家に総厳罰を…歴代王者「なめるな」と怒り心頭(夕刊フジ) - goo ニュース
【動きは急だった。日本ボクシングコミッション(JBC)と東日本ボクシング協会(東協)は13日までに、WBC世界フライ級タイトル戦で反則行為を繰り返した亀田大毅(協栄)と、セコンドで反則を指示したとして父、兄を厳罰に処す方針を固めた。動きを急がせたのは、ボクシング界を挙げての亀田家に対する「なめるな」という怒りだった】
【これに対し亀田家も12日、慌てて防戦に出た。史郎氏は「大毅の反則行為は故意ではありません。大毅の若さ、精神的な未熟さが出た結果だと思います」「ただこれも闘志の表れであって、結果として反則行為となってしまったことをご理解していただきたい」。「目に入れたれ」の興毅も「あれは亀田家のボクシング用語で誤解されてるようなもんやない。あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味。亀田スタイルの基本や」と言い訳のコメントを出した。
 だがこんな談話ではボクシング界の怒りは収まらない。東協の大橋秀行会長は「本来なら失格負けにしてもいい試合だった」と言い切り、大毅が暴挙に出た背景として、今回の試合で4Rと8R後に採点を公表するシステムが採用されたことを挙げた。「どうせポイントでは負けているからと失格負け覚悟でやったように僕には見えた。甘い処分をしたり、見逃したりしたら、今後も同じようなことをするボクサーも出てきてしまう。どういう処分になるかは理事の皆さんと決めることになるが、厳しい処分をする方向で動くことになると思う」と語った】
【WBC世界ライト級元王者のガッツ石松氏は「これはボクシング界の朝青龍問題といえる。反則指示が本当ならば、協会やJBCなどが厳正な対処をしないと大変な問題になる」と指摘し、「興毅や史郎氏がセコンドにつくこと自体がWBCのルール違反だろう。今回はJBCが例外として認めたが、それ自体が甘かったのではないのか」とも述べた。
 WBCルールは原則的に親兄弟がセコンドにつくことを認めていないが、JBCはこれまで、史郎氏ばかりかセコンドライセンスのない興毅のセコンド入りまで容認してきた】

 いやぁ、総スカン状態というか四面楚歌状態というか・・・・ボクシング界の味方はTBSのTV中継で解説をしていた連中位なんですかね、今は。まあ、当然といえば当然の動きですけどね。反則のオンパレードにプロレス技、オマケにセコンドに付いた肉親は反則指示ですから。幾ら『亀田家のボクシング用語』なんて言い訳をしても通用しませんよ。
 にしても、この最後に書いてあるJBCの例外措置ってなんですか?これってJBCも亀田親子の話題性を利用しようとしていた、若しくはそう考えた誰かが横槍を入れて例外を認めさせたって事じゃないの?でなきゃこんな例外は必要がないもんね。でも、そういうものが亀田親子の態度とか発言に繋がってるんじゃないの?
 まあ、この例外の裏に何があったのかは分からないが、今回は毅然とした態度で的確な処分を下しなさい。そうしないとこの批判の嵐はあんた等に向かう事になるぞ。