普通の日々

ごく普通の日々の事

本当に経営陣は知らなかったのか?

2007-10-20 23:39:52 | ニュース関連
「赤福」の再出荷・再利用、社内では“常識”だった(読売新聞) - goo ニュース
【老舗和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)による製造日偽装問題で、売れ残り商品の再出荷や再利用は、社内では“常識”だったことが20日、同社関係者の話で分かった。
 「浜田典保社長も知っていた」と話す社員もおり、経営陣は知らなかったという、18日の記者会見での浜田社長の弁明とは、食い違いも見られた】
【これらの工程は、手順書やマニュアルなどで文書化されておらず、長年にわたり口頭で受け継がれてきたという。「当たり前のように続いていた慣習」「社長も就任当初から再出荷、再利用は知っていた」との証言もあり、社内では周知の事実だったとみられる】

 社員達全員の口を塞ぐ事は出来ない。マスコミだってあらゆる手を使って情報収集をしているでしょう。それを考えたら記者会見で否定しても、ほんの僅かな時間を稼ぐだけに過ぎず、真実が発覚した時に更なる批判を招くだけですよ。それなのにどうしてせこい嘘を付くんでしょうねぇ、この人達は。
赤福:消費期限偽装 3年前から問題視 内部告発受け、大阪工場で調査 (毎日新聞)
【老舗和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)の消費期限偽装問題で、04年7月と8月、店頭からの持ち帰り商品の再包装に関する内部告発とみられる情報提供を受けた大阪市が、赤福大阪工場(大阪市淀川区)を調査していたことが20日、分かった。大阪市は偽装の事実を確認することはできなかったが、数年前から赤福内部でも偽装行為を問題視する動きがあり、行政側もそれを認識しながら厳格な指導に乗り出せなかった形だ】
【関係者は「当時から赤福内部でも消費期限偽装を問題視する動きがあったが、口にするのはタブー視されていたのかもしれない。この時確認できるか、三重県などと連携ができていれば、もっと早く不正をやめさせることができたのだが」としている】

 おいおい、ミートホープの時にも同じ様な動きがあったと思うんだがなぁ・・・・。
 まあね、情報提供者が自分を守る為に幾つか条件をつけたのは分かる。その条件を守って有効と思われる抜き打ち調査が出来なかったのも分かる。でも、何故通常調査が2回で終ったの?その後のフォローは?2回の調査で偽装が発見できなかったから、提供された情報の信憑性が疑われたか?